最後に親に電話をしたのはいつですか。
仕事のため、親元を離れて暮らしている人も多いでしょう。
お互い離れたところで暮らしていると、用事があるときだけ電話することになりがちです。
もともと親と仲がよければ電話しやすいですが、関係がぎくしゃくしていると、なかなか電話もしにくいでしょう。
「最近、親と電話していないな」
そう思ったら、親に電話してみましょう。
3週間以上話していないなら、イエローカード。
3カ月以上話していないなら、レッドカードです。
「用事がないのに電話できない」と思うなら、誤解です。
仕事の取引先なら、用事もないのに電話をするのは迷惑になりますが、親なら、用事がなくて電話しても迷惑になりません。
むしろ喜ばれます。
元気な声を聴かせるだけでいいのです。
用事がなければ、近状報告だけでもかまいません。
「最近こんなことがあってね」「そういえばこんなことがあったよ」と自分のことを話すのもいいでしょう。
「何か変わったことがあった?」「体調は大丈夫?」「今日は何してたの?」と親の近状を聴くのもいいでしょう。
どちらも親にとっては嬉しいこと。
親の体調を心配するなら、あなたから電話1本かけるほうが現実的です。
あれこれ話をすることはストレス発散になるだけでなく、安心もできるため、精神的な安定をもたらします。
なるべく明るい声で楽しく話すことができれば、ベストです。
特別な話題である必要はなく、ありきたりな雑談で十分。
親は、あなたからの電話を心待ちにしているでしょう。
電話代を気にする必要はありません。
親と会話するときくらい、電話代のことは忘れたい。
電話代が気になって仕方ないなら、携帯電話のプランを見直せばいいことです。
時間帯を気にする必要もありません。
深夜帯を除けば、いつでも電話してOKです。
親に電話をかける頻度が多ければ多いほど、親は元気になって長生きしてくれます。
親と会話ができるのも今のうちです。
いずれ親が亡くなれば、もう話をしたくてもできなくなります。
「あのときもっと話しておくべきだった」「なぜもっと話しておかなかったのだろう」と後悔してからでは遅い。
だからこそ、親が生きている今のうちにたっぷり話しておきましょう。
ちょっと多めに話しておくくらいがちょうどいいでしょう。
あなたから電話をするだけで、親を喜ばせることができます。
親に電話するだけで、親孝行なのです。