執筆者:水口貴博

楽しい人になる30の方法

22

つまらないと感じるのはいい。つまらない顔をするのがいけない。

つまらないと感じるのはいい。つまらない顔をするのがいけない。 | 楽しい人になる30の方法

会話では、ときどきつまらない会話になることがあります。

当たり前の話。

誰でも知っている話。

専門的で難しい話。

興味のない分野の話。

虚栄に満ちた自慢話。

こうした話が出てくると、普通は退屈で仕方ないでしょう。

相手に悪気があるとは限りません。

相手にとっては楽しく面白いネタのつもりでも、自分にとっては退屈で仕方ないときもあるでしょう。

興味関心のない話では、気の利いた返事も相槌あいづちも難しい。

もちろんつまらないと感じるのはいいのです。

強引に楽しいと感じるのは無理があるでしょう。

つまらないと感じることは仕方ない。

つまらない話を「つまらない」と感じるのは誰でも共通です。

しかし、つまらないと感じるのはいいですが、つまらない顔をするのはよくありません。

露骨に退屈な表情を見せると、相手に不安や不快感を与えてしまいます。

明らかに会話を楽しんでいないことが伝わると、相手をがっかりさせるでしょう。

相手は話を続けにくくなり、一気に会話の雰囲気が悪くなります。

たとえあくびが出そうでも、ぐっと我慢したほうがいい。

我慢しにくい場面もありますが、できるだけ我慢するのが得策です。

つまらない話でも、できるだけ楽しそうな顔をしましょう。

心の中では「つまらない」と感じていても、にこにこしながら話を聞きましょう。

軽くほほ笑みながら、話の調子に合わせて相槌を打ちます。

楽しくなくても、楽しそうなふりをする。

ため息をつくなら、態度に出すのではなく、心の中ですることです。

にこにこしながら楽しそうに話を聞けば、テンションを下げることもなく、雰囲気を悪くさせることもありません。

相手は、話を最後まで話しきることができ、満足できます。

不思議なことにつまらない話でも、にこにこしていると、楽しく感じてくることがあります。

「これは楽しい話だ」と思いながら聞くと、ポジティブのスイッチが入るため、次第に楽しく感じてくることがあります。

「少しは役立つ情報かもしれない」という期待を持ってみるのもいいでしょう。

わずかでも役立つかもしれないと思えば、話に興味が湧きやすくなるので、楽しく話を聞きやすくなります。

最初は思い込みでも、前向きな気持ちを意識しているうちに、だんだん気持ちが変わってくるのです。

どうしてもにこにこができないなら、せめて普通の表情だけでもしておきたい。

ポジティブな表情ではありませんが、つまらない顔をするよりはベターです。

楽しい人になる方法(22)
  • つまらない話でも、楽しそうな顔をする。
楽しい人になるためには、最低限のマナーを守っておく必要がある。

楽しい人になる30の方法

  1. 楽しい人は、楽観主義者。
  2. まず自分が楽しもう。
  3. 楽しい気持ちだから、楽しいことを考えるのではない。
    楽しいことを考えているから、楽しい気持ちになる。
  4. 楽しい人には、人を楽しませる習慣がある。
  5. 自分のことが嫌いだと、楽しい人になるのは難しい。
  6. 知的好奇心は、あなたを新しい世界に導く力がある。
  7. 好きなことを後回しにする必要はない。
    むしろ好きなことから選んでいこう。
  8. つまらない人は、決断も行動も遅い。
    楽しい人は、決断も行動も早い。
  9. 楽しい人は、積極的に話しかける習慣がある。
  10. 楽しい人は、会話上手。
    話し上手・聞き上手を心がけよう。
  11. つまらない人は、返事が暗い。
    楽しい人は、返事が明るい。
  12. 提案は「いいね」と肯定することから始めよう。
  13. 楽しい人は、心配りが上手。
  14. 理解力・共感力のある人は、必ずモテる。
  15. リアクションが小さいと、会話は盛り上がらない。
    大きなリアクションは、会話を盛り上げるスパイス。
  16. アドバイスはなくていい。
    悩みを解決しなくてもいい。
    じっくり話を聞いて、共感するだけでいい。
  17. ユーモアのセンスは、後天的要素。
    努力さえすれば、短期間で身につけられる。
  18. 楽しいネタは、自然と浮かぶものではなく、準備しておくもの。
  19. 楽しい人は、褒め上手。
  20. 下手な相槌では、盛り上がる話も盛り上がらない。
    大切なのは、話の調子を合わせた相槌。
  21. 大切なのは、会話のキャッチボール。
    話してばかりはよくない。
  22. つまらないと感じるのはいい。
    つまらない顔をするのがいけない。
  23. 楽しい人になるためには、最低限のマナーを守っておく必要がある。
  24. 親切の押し付けに要注意。
    大切なのは、純粋なサービス精神。
  25. 前に話したことをきちんと覚えているか。
  26. 余裕がなければ、心は死んでいるも同然。
  27. 「つまらないことを楽しくする」という挑戦を楽しもう。
  28. 元気が出るから、行動するのではない。
    行動するから、元気が出る。
  29. 過去も未来も幻想。
    生きているのは、今しかない。
  30. 楽しみを独り占めすると、幸せが半減する。
    楽しみをわかち合うと、幸せが倍増する。

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