会話の流れを決める1つが、返事です。
返事の内容によって、会話を明るくさせることもあれば、暗くさせることもあります。
深く考えることなく安易に答えがちですが、発言前に会話への影響を考えることが大切です。
「あり得ない」
「どうせ無理だよ」
「できないに決まっている」
「ださいね」
「時間の無駄」
「何の意味もない」
「くだらない話だね」
暗い返事をしていませんか。
率直な言葉・正直な意見なのかもしれませんが、注意が必要です。
ストレートな表現ですが、言葉にとげがあります。
暗い返事をすると、話を否定することになるため、なかなか会話が続きません。
どんどん話が暗くなっていき、雰囲気も悪くなり、つまらなくなります。
楽しい会話をしたくても、返事が暗いと、なかなか難しい。
暗い返事は、相手を傷つけることもあります。
相手の価値観や考え方を否定することになるため、悪気はなくても、相手の心にダメージを与える可能性があります。
会話の雰囲気を大事にしたい。
楽しい会話をしたいなら、やはり返事も前向きであることが大切です。
楽しい人になりたいなら、明るい返事を心がけましょう。
相手の言葉を受け入れ、肯定することが大切です。
明るい返事なら、内容は何でもかまいません。
「いいね」
「面白い話だね」
「いいアイデアだね」
「さすがだね」
「大丈夫だよ」
「きっとうまくいくよ」
「素晴らしい!」
明るい返事をすると、どんどん話が前に進み、テンションが上がります。
にこにこしながら明るい返事ができれば、完璧です。
明るい返事と明るい笑顔で、会話に花が咲くでしょう。
自分の話を肯定していくので、どんどん話を盛り上げていけるのです。
同意しにくい意見もあるかもしれませんが、できるかぎり明るい返事を心がけてください。
1パーセントでも同意できる点があれば、受け入れることができるはずです。
相手も、自分の話が受け入れられると、認められた気がして、もっと話がしたくなるでしょう。
どんどん話が進んでいき、どんどん会話が盛り上がります。
たかが返事、されど返事。
返事の内容は、会話の流れを決める重要なポイントです。
返事が明るいと、楽しい人になれるのです。