楽しい人には「会話上手」という特徴があります。
舞台やテレビで活躍する芸人や司会者はみんな、会話が上手です。
明るく面白い話をすると、相手を楽しませることができます。
楽しい人になるためには、会話上手になりましょう。
できるだけ暗いテーマは避け、明るいテーマを選ぶようにします。
楽しい話題のほうが、にこにこしながら会話ができます。
また、愚痴・悪口・誹謗中傷など、ネガティブな話題を避けるようにしましょう。
ネガティブな話題は、相手に不快感を与え、暗い気持ちにさせます。
できるだけ明るい話題を選んだほうがお互い楽しめます。
特に自分の失敗談は、絶好のネタです。
自分の失敗談は、誰も傷つけずに、笑いを取れます。
にこにこしながら失敗談を話せば、楽しい会話になります。
余裕があれば、身ぶり手ぶりなどのボディーランゲージも含めてみるといいでしょう。
話に臨場感が生まれ、ますます楽しさがアップします。
「自分には話術がない」
「もともと自分は会話が下手」
「コミュニケーション能力が低い」
そう思う人もいるかもしれませんが、誤解があります。
話術は最初から身についているものではなく、努力によって身につけるものです。
生まれてきたときから話せる赤ちゃんはいません。
会話能力は後天的な要素。
上手な会話は、スポーツに似ているところがあり、トレーニングが必要です。
舞台やテレビで活躍する芸人や司会者も、会話のトレーニングをしているから、話術を身につけることができました。
舞台やテレビで活躍する芸人を参考にして、上手な話し方を真似てみるといいでしょう。
楽しく会話をするには、面白いネタと思われがちですが、ここにも誤解があります。
もちろん面白いネタがあればベターですが、必要とは限りません。
普通のネタでも、にこにこしながら明るく話すだけでも、楽しい会話は実現できます。
「笑わせる会話」ではなく「笑顔になる会話」と意識しましょう。
笑いはなくても、笑顔になるような会話ができれば、十分です。
普通のネタでも、面白おかしく話をするよう努力することが大切です。
楽しく話をするコツは「笑顔」です。
笑顔は、会話を楽しくするスパイスです。
にこにこしながら話をすると、普通のネタでも、不思議と楽しく感じやすくなります。
ぜひ、にこにこしながら話をする習慣を身につけましょう。
会話上手といえば「話すこと」を思い浮かべますが、そればかりではありません。
自分の話ばかりぺらぺら話すのでは、会話上手にはなれません。
話すばかりでは、相手を疲れさせてしまいます。
会話上手になるためには、話すことだけでなく、聞くことも大切です。
相手の話を理解するからこそ、上手に話せます。
相手の話に集中して、きちんと内容を理解しましょう。
話を聞きながら、適度に相づちを打ちます。
話の調子に合わせてうなずく。
「そうだね」「なるほど」と言葉を返す。
聞き上手になれば、ますます相手は話をしてくれ、会話も盛り上がります。
会話上手は、一晩でなれるものではありません。
日々の会話が、練習であり本番です。
場数がなければ、向上のしようがありません。
場数ですべてが決まるわけではありませんが、場数がゼロで会話を上達させるのは不可能です。
上手な会話を意識しながら、少しでも場数を増やしていきましょう。
「会話がうまくなりたい」という気持ちを持ってコミュニケーションをするほうが、上達も早くなります。