執筆者:水口貴博

前向きな気持ちになる30の言葉

22

つまらない話に笑ってあげるのが優しさ。くだらない話に突っ込んであげるのも優しさ。

つまらない話に笑ってあげるのが優しさ。くだらない話に突っ込んであげるのも優しさ。 | 前向きな気持ちになる30の言葉

どうすれば会話で優しさを表現できるでしょうか。

会話で優しさを表現したいなら、次の2つを心がけましょう。

それは「つまらない話に笑うこと」と「くだらない話に突っ込むこと」です。

どちらも白けそうな場面ですが、こういうときこそ優しさを表現するチャンスです。

あなたの心の器が試される場面です。

片方を心がけるのもいいですが、できれば両方を心がけるといいでしょう。

つまらない話に笑ってあげる

ときどき相手がつまらない話をするときがあります。

こんなとき「面白くない」「つまらない」「時間の無駄」と否定すると、場が白け、話も止まります。

たしかに正直な一言かもしれませんが、悪印象が伴います。

話を盛り上げる要素もありません。

「そんなつまらない話に笑うほど、自分は安い人間ではない」

つまらない話に笑うと、自分の価値を下げそうな気がするかもしれません。

「面白いギャグやジョークしか笑わない」というプライドもあるかもしれません。

しかし、変な意地を張っていても話が進展しません。

どんどん場が白けてしまいます。

相手は「少しくらい笑ってくれてもいいのに冷たい人だな」とがっかりするでしょう。

こういうときは、つまらないと感じても笑ってあげましょう。

「わはは、何だか面白いね」

「あはは、笑っちゃうね」

「うふふ、わからないけれど笑ってしまう」

笑うと、場の雰囲気が盛り上がります。

笑ってあげると「自分の話がウケてよかった」と相手もほっとするでしょう。

楽しいから笑うのではありません。

笑うから楽しくなるのです。

ほほ笑みでも、大笑いでもかまいません。

とにかくにこにこ笑えば、活気が出て、華やかな雰囲気が生まれます。

つまらない話に笑ってあげることで、あなたの優しさが相手に伝わるのです。

くだらない話に突っ込んであげる

相手がくだらない話をすると、興ざめの一言を言いたくなるかもしれません。

「くだらない」

「ばかばかしい」

「つまらないよ」

正直な一言かもしれませんが、話が発展しません。

場が白けます。

こういうときに役立つのが、突っ込みです。

相手がくだらない話をしたら、すかさず突っ込んであげましょう。

「それはおかしいよ!」

「何だか話が変だよ!」

「どうしてそうなるの!」

くだらない話に突っ込んであげると、漫才のような雰囲気になります。

オチがなければ「オチがないよ!」という突っ込み方ができるでしょう。

きちんと突っ込んであげると、相手はほっとします。

相手は「スベらなくてよかった。この人の前ならくだらない話もできる」と安心できます。

きちんと突っ込んであげることで、会話のキャッチボールが続きます。

会話がテンポよくなり、コミュニケーションが活性化されていきます。

くだらない話に突っ込んであげるのも優しさなのです。

前向きな気持ちになる言葉(22)
  • 面白い話には、ためらわず、突っ込みを入れる。
  • つまらない話には、意地を張らず、笑ってあげる。
わけのわからない人がいても、根拠のないことは言わない。

前向きな気持ちになる30の言葉

  1. 3歩進んで2歩下がることを軽視しない。
    そこにあるのは、立派な1歩。
  2. 最初の動作が速いと、焦る。
    最初の動作がゆっくりだと、焦らない。
  3. 「一寸先は闇」を信じていると、ネガティブ思考になる。
    「一寸先は光」を信じていると、ポジティブ思考になる。
  4. 「ありがとう」と書くだけで、晴れやかな気持ちになれる。
  5. 手書きの手紙を書きやすくする方法。
  6. 絡まったコード。
    焦ってほどこうとすると、余計に時間がかかる。
    落ち着いてほどこうとすると、すぐほどける。
  7. 「1パーセントしかない」と考えるのではない。
    「100回やれば、1回は当たる」と考えよう。
  8. 「適当」「ほどほど」が難しいなら、独自の基準を作ってしまおう。
  9. うまくいく方法を見つけるコツは「うまくいく方法は必ずある」を信じること。
  10. 恥を覚えているのは、本人だけ。
  11. 失敗の99パーセントは、人生に影響なし。
    「人生が終わった」という失敗も、実際は何とかなる。
  12. 不真面目に生きている人は、頑張る人を非難する。
    真剣に生きている人は、頑張る人を応援する。
  13. 「疲れそう」と考えただけで疲れる。
  14. はっきり断られることは幸い。
    おかげで別のことに打ち込める。
  15. 「そんなことも知らないの」と言われたくらいで、むっとしない。
  16. 仕事の出来栄えが悪くても、最善と全力を尽くした結果なら、堂々としていい。
  17. 「前向きな気持ち」と「前向きな行動」は別物。
  18. お見舞いに行くときは、暗い雰囲気を出さない。
    明るく元気に振る舞うのがマナー。
  19. 悩みながら前に進もう。
    落ち込みながら前に進もう。
  20. 中途半端にできるより、完全にできないほうが幸せ。
  21. 感動させる作品を作りたければ、感動体験が必要。
  22. つまらない話に笑ってあげるのが優しさ。
    くだらない話に突っ込んであげるのも優しさ。
  23. わけのわからない人がいても、根拠のないことは言わない。
  24. どんなにつまらないことでも、仕事ならきちんと取り組む。
  25. 「一応」という言葉は使わないほうがいい。
    不安や違和感を与える原因になる。
  26. 悩むことは進化の前触れ。
  27. 素晴らしい価値は、嫌いなことの裏側にある。
  28. 「話せばわかる」と思いつつ、コミュニケーションから逃げていないか。
  29. 孤独を感じたら、今まで出会った人の顔を思い浮かべよう。
  30. 本当に変更できない選択をする必要があるのか。

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