女性は男性に比べて、よく話す傾向があります。
女性にとって話すことは、基本的欲求に近い位置づけです。
原始時代、女性にとって会話は、情報を得るための重要な手段でした。
男性が狩りに出ている間、女性たちは話すことで互いの情報を交換して、生活に役立てていました。
実際に脳においても、男性に比べて女性のほうがコミュニケーションに関する領域が発達しています。
その特徴が現代でも残り、女性は男性より話すことが得意という傾向があります。
「おしゃべりなら何時間でもできる」という女性も多いのではないでしょうか。
この特徴は、女性同士ならいいのですが、男性と話すときは注意が必要です。
意識をしないと、男性の前でつい話しすぎやすいからです。
男性にモテない女性は、一方的に話しすぎるのが特徴です。
話す、話す、また話す。
男性と女性の話す割合が、1対9や2対8になっています。
自分の欲求の赴くまま、ストレスを発散させるかのように、ずっと話そうとする。
あげくには男性の話を遮ってまで話そうとします。
もはや言葉の噴火状態です。
一見すると賑やかで楽しそうですが、聞き役の男性は複雑な心境になるでしょう。
聞くのも体力を使います。
一方的に話を聞くだけでは、疲れる上、会話も成り立っていません。
男性はにこにこ笑っていても、心の中では「よく話す女性だな。自分の話も聞いてほしい」と思う。
よく話す女性に男性は圧倒され、へきえきするでしょう。
自然と身を引いてしまうのです。
一方、男性にモテる女性は、会話のキャッチボールができています。
一方的ではなく、話すことと聞くことのバランスがとれています。
女性ばかりが話し続けるのではなく、きちんと男性の話も聞きます。
もし自分が話しすぎていることに気づけば、すぐ話を控え、聞き役に回ろうとします。
聞いたり話したりするバランスがとれていると、ゆっくり自然とお互いを知ることができます。
会話のバランスがとれているからこそ、良好な関係が構築できるのです。