面白い人になるためには、笑えるネタが必要と思われがちです。
もちろん笑えるネタは、ないよりあったほうがいいでしょう。
誰もが爆笑するネタ。
思わず笑ってしまうネタ。
すべての人にウケるネタ。
「面白い人」という言葉から「笑い」を連想するため、持ち出す話題も「笑えるネタが必要」と思われがちです。
できるだけ面白おかしいネタを用意できていたほうが、場が盛り上がり「面白い人」と思われやすくなるでしょう。
しかし、実はここに誤解があります。
「笑えるネタが必要」というのは少々大げさです。
面白い人になるために、笑えるネタが必要とは限りません。
明るく楽しいネタで十分なのです。
笑える要素がなくても、にこにこできる要素でかまいません。
たとえば、最近ペットを飼い始めた話題です。
犬や猫など、新しい家族が増えた話題なら、ほっこりする会話になるでしょう。
大笑いする要素はありませんが、十分明るく楽しい話ができるはずです。
「何を飼い始めたの?」「どんな過ごし方をしているの?」など、さらに楽しい話題も広がっていくでしょう。
また、仕事上の嬉しい出来事も、明るく楽しいネタの1つです。
新人が入社した話。
自分の企画が通った話。
プレゼンが成功した話。
笑いの要素はありませんが、明るく楽しい要素があるため、にこにこしながら会話ができるでしょう。
詳しい話をしていけば、1つの話題でも、何十分でも楽しく話ができるはずです。
こうした点を理解できれば、面白い人になるのは、さほど難易度が高くないとわかるはずです。
爆笑ネタは不要です。
笑える要素もなくてかまいません。
面白い人になることを、難しく考えないでください。
笑えるネタでなくてもいい。
明るく楽しいネタで十分なのです。