執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

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お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。

お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

半同棲で欠かせないのは、お金に関するルールです。

たとえば、家賃・食費・水道光熱費です。

半同棲は、毎日一緒に寝泊まりするわけではないため、お金に関するルールも曖昧になりがちです。

「半同棲なら、お金を出さなくてもいいのではないか」という考えを持つ人もいるかもしれません。

完全に毎日相手の部屋に住んでいるわけではないため「生活費の折半はおかしい」と思う人もいるでしょう。

しかし、半同棲である以上、部屋の契約者にとって家賃は変わらなくても、食費や水道光熱費は高くなります。

部屋の契約者が、跳ね上がった生活費をすべて負担するのは厳しいでしょう。

お金に不公平ができると、一方が不満を持つことになるため、2人の関係もぎくしゃくします。

お金のトラブルは、人間関係を引き裂きます。

お金の問題がきっかけで人間関係が悪くなった例は数多く存在します。

正式な同棲でなくても、食費や光熱費に偏りがあるのはよくありません。

半同棲であっても、お金に関するルールだけは、きちんとしておくことをおすすめします。

半同棲に対する考え方は、人によって異なります。

「家賃は出さなくてもいいよ」と言う人もいれば「少しは家賃を出してもらいたい」という人もいるでしょう。

相手が「お金を出さなくてもいい」と言ってきたとしても、その優しさに甘えすぎないことです。

協力しようとする誠意を見せるためにも、少額でもいいので生活費を出しておくほうが無難です。

家賃や食費だけではありません。

水道光熱費やインターネットの通信費はどうするのか。

もちろん単純な折半でもいいですが、半同棲の場合では、2人の負担の割合を決めておくといいでしょう。

特に寝泊まりする日が不規則なら、折半の割合も慎重に話し合っておきたいところです。

半同棲であっても、お金に関するルールだけは、きちんと決めておくほうがトラブルを防げます。

半同棲で心がけるマナーと注意点(16)
  • お金に関することだけは、曖昧にせず、きちんと決めておく。
半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

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