執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

14

半同棲でも、家事の分担は必要。

半同棲でも、家事の分担は必要。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

半同棲でも、家事の分担は必要でしょうか。

半同棲は、正式な同棲ではないため、家事の分担も中途半端でよいと考える人もいるかもしれません。

「家事の大半は、部屋の持ち主がするべきだ」

「寝泊まりするのはときどきだから、家事もときどき手伝えばいいだろう」

「気づいたときだけ、適当に手伝えばいいのではないか」

もちろん半同棲ですから、泊まりに来ない日もあります。

あくまで半同棲ですから、同棲のように細かく厳しく家事分担を決めるのは難しいかもしれません。

しかし、半同棲で役割分担を曖昧にすると、不和の原因になるでしょう。

半同棲であっても、一時的に2人で生活していることに変わりありません。

家事が偏ったりサボったりすると、不公平が生まれ、トラブルを招く原因になります。

半同棲には「結婚の予行演習」という意味もあります。

家事のルールを曖昧にすると、半同棲の意義も曖昧になります。

したがって、半同棲でも、家事の分担は必要です。

完全な同棲ではないため、厳密に決める必要はありませんが、大まかに決めておくといいでしょう。

たとえば、炊事・掃除・洗濯の担当です。

余裕があれば、買い出しやごみ出しの当番も決めておきたい。

「泊まりの日はこうしよう」という取り決めをしておくと、トラブルを防げます。

結婚を視野に入れて半同棲をしているなら、むしろ積極的に協力を名乗り出たい。

生活費との兼ね合いもあるため、2人でよく話し合い、お互いが納得したうえで決めるようにしましょう。

そして一度決めた役割分担は、サボることがないよう実施することも大切です。

半同棲で心がけるマナーと注意点(14)
  • 半同棲でも、家事の分担はきちんと決めておく。
半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION