半同棲でも、家事の分担は必要でしょうか。
半同棲は、正式な同棲ではないため、家事の分担も中途半端でよいと考える人もいるかもしれません。
「家事の大半は、部屋の持ち主がするべきだ」
「寝泊まりするのはときどきだから、家事もときどき手伝えばいいだろう」
「気づいたときだけ、適当に手伝えばいいのではないか」
もちろん半同棲ですから、泊まりに来ない日もあります。
あくまで半同棲ですから、同棲のように細かく厳しく家事分担を決めるのは難しいかもしれません。
しかし、半同棲で役割分担を曖昧にすると、不和の原因になるでしょう。
半同棲であっても、一時的に2人で生活していることに変わりありません。
家事が偏ったりサボったりすると、不公平が生まれ、トラブルを招く原因になります。
半同棲には「結婚の予行演習」という意味もあります。
家事のルールを曖昧にすると、半同棲の意義も曖昧になります。
したがって、半同棲でも、家事の分担は必要です。
完全な同棲ではないため、厳密に決める必要はありませんが、大まかに決めておくといいでしょう。
たとえば、炊事・掃除・洗濯の担当です。
余裕があれば、買い出しやごみ出しの当番も決めておきたい。
「泊まりの日はこうしよう」という取り決めをしておくと、トラブルを防げます。
結婚を視野に入れて半同棲をしているなら、むしろ積極的に協力を名乗り出たい。
生活費との兼ね合いもあるため、2人でよく話し合い、お互いが納得したうえで決めるようにしましょう。
そして一度決めた役割分担は、サボることがないよう実施することも大切です。