執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

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半同棲は、賃貸契約違反に要注意。

半同棲は、賃貸契約違反に要注意。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

半同棲の際に注意したいのは、賃貸契約違反です。

一人暮らし用の部屋で同棲をするのは明らかな賃貸契約違反ですが、半同棲の場合はどうなるのでしょうか。

完全な同棲ではないため、賃貸契約違反になるのか、判断に迷う場合が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、一人暮らし用の部屋での半同棲は、賃貸契約違反になる可能性が高いと言えます。

一般的に半同棲は「週に3日以上宿泊する状態が継続的に続く状態」を言います。

自分たちは「ときどきお泊まりをする程度」という認識でも、大家や管理会社は違います。

大家や管理会社から見れば、半同棲は同棲と同じに見なすのが一般的です。

週の半分以上を一緒に暮らしている状態は、2人が暮らしているのと同じ状況と思われても仕方ありません。

最終的には大家や管理会社の判断によりますが、隠さずごまかさず、きちんと確認しましょう。

「ばれたときに対応すればよい」という考えはよくありません。

違反を指摘されて、すぐ退去勧告が出ることはないでしょうが、罰金や罰則のペナルティーを受ける可能性があります。

警告が出ているにもかかわらず改善されない場合、強制的な退去命令が出る可能性もあります。

賃貸物件は、あくまで借りているものですから、きちんと契約に従いましょう。

大家や管理会社に連絡して、きちんと確認しておくと安心です。

交渉次第で半同棲を許可して入れる場合もある

一人暮らし用の部屋でも、交渉すれば、条件付きで半同棲を許可してくれるところもあります。

たとえば「きれいに部屋を使う」「近所迷惑をかけない」といった約束を強調すれば、例外が認められる場合があります。

この場合、契約内容の変更手続きが必要になったり、賃料が上乗せになったりすることがあります。

面倒や不都合に感じても、賃貸物件は、あくまで貸主から借りているものです。

余計なトラブルを避けるためにも、きちんと貸主の指示に従いましょう。

半同棲で心がけるマナーと注意点(7)
  • 半同棲の場合、大家や管理会社に相談する。
同棲生活と夫婦生活は似ている。
同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

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