同棲生活・半同棲生活・夫婦生活。
この3つを「暮らし方」という点で比較したとき、注意したいことがあります。
まず同棲生活と夫婦生活は、暮らし方が似ています。
もちろん「婚姻関係」という法的な違いはありますが、暮らし方に関して言えば、ほぼ同じと言っても過言ではありません。
同棲生活も夫婦生活も「毎日一緒に暮らす」という点は同じです。
ルールも役割分担も、同棲時代と同じままで対応できます。
一般的に同棲生活も夫婦生活も、2LDKが一般的です。
自分の個室があり、リビングがあり、ダイニングがあります。
同棲生活と同じ調子のまま、夫婦生活を送れます。
同棲から結婚したカップルの大半は「結婚しても暮らし方は変わらない」といった意見が目立ちます。
戸籍や名字が変わる変化はありますが、暮らし方については、同棲時代と同じ調子を続けるだけです。
同棲生活と夫婦生活は、暮らし方が似ているのです。
しかし、同棲生活と半同棲生活は違います。
どちらも「同棲」という言葉があるため似ているように思えますが、暮らし方には大きな違いがあります。
同棲生活は、毎日家に帰らなければなりませんが、半同棲生活は、気分に任せて泊まる日を決められます。
部屋の間取りも、同棲生活は2部屋であり、半同棲生活は1部屋が一般的です。
半同棲生活の場合、自分の個室がないため窮屈になる上、プライベートも確保しにくくなります。
ルールも役割分担も、同棲生活と半同棲生活では、自覚や責任に差があると言っていいでしょう。
半同棲生活から結婚に進む場合、暮らし方が大きく変わることを覚悟しておく必要があります。
結婚してから「こんなはずではなかった」ということがないよう、前もって暮らし方の違いを注意しておくことが大切です。
半同棲生活のメリットは多いですが、きちんとした結婚生活のシミュレーションが希望なら、同棲生活が最適です。