執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

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半同棲の7つのデメリット。

半同棲の7つのデメリット。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

気楽で気軽に始められる半同棲ですが、デメリットがあります。

夢のような生活を思い描きがちですが、現実は甘くありません。

実は総合的に考えると、半同棲は、メリットよりデメリットのほうが大きくなる場合があります。

一部のメリットだけに釣られて半同棲を始めると、後から大きな代償を払うことになるかもしれません。

半同棲を検討しているなら、メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

メリットとデメリットをじっくり比較した結果、半同棲をすべきか判断するのが賢明です。

(デメリット1)
けじめのない生活になりやすい

半同棲は、正式な同棲ではないため、けじめのない生活になりやすい特徴があります。

つまり、良くも悪くも、ぐだぐだしやすい。

泊まる日があったりなかったりするのは、メリットである一方、デメリットでもあります。

「正式な同棲ではない」という気持ちは、気楽・気軽である一方、心に緩みをもたらす原因にもなります。

ルールや役割分担を決めても、心に緩みがあると、守られにくくなります。

「期限付き」「結婚前提」の条件がないと、半同棲のゴールも見えず、ますますだらしない生活に陥るリスクが高まります。

結果として、別れを招いたり婚期を逃したりする可能性も出てくるのです。

(デメリット2)
金銭的負担が増える

実のところ半同棲は、金銭的負担が減るどころか増えます。

泊まりに行く日は、自分の部屋を空けることになります。

使っていない部屋でも、契約上、家賃は発生します。

そのうえ他人の部屋に住まわせてもらっているので、家賃や水道光熱費を余分に支払う必要が出てきます。

使っていない部屋の家賃が発生する上、余分に生活費を支払うことになるため、金銭的負担が増えることになるのです。

(デメリット3)
自由が制限される

2人で一緒に暮らす生活は、メリットである一方、自由を失うデメリットでもあります。

半同棲でも、ルールや役割分担を決めておくほうがいいでしょう。

しなければいけない家事があると、自由な時間や自由な行動が制限されます。

泊まりの日は、1人でのんびりすることも制限されます。

最初は「泊まりに行きたい」という気持ちだったのが「泊まりに行かなければいけない」という気持ちに変わることもあります。

(デメリット4)
狭い部屋でストレスが増える

一般的に半同棲は、一方の部屋にもう1人が住むことになります。

一人暮らしなら「ワンルーム」「1K」「1DK」など、一部屋タイプが一般的でしょう。

一部屋に2人が住むと、部屋が狭く感じられます。

足の踏み場に困る部屋になることも珍しくありません。

個室がなく、プライベートが確保しにくくなるのは、疲れもストレスも増えるでしょう。

(デメリット5)
自宅に友人を呼べなくなる

半同棲では、友人を部屋に呼ぶのはNGです。

そもそも半同棲には、誰かを呼べるほどのスペースがありません。

一部屋に2人が住んでいる生活環境は、友人を呼ぶのに快適とは言いがたいでしょう。

防犯面としても、やはり他人を気安く部屋の中に入れるのはよくありません。

(デメリット6)
周囲からの印象がよくない

半同棲は、親や世間など、周囲からの印象がよくありません。

自分たちは真剣のつもりであっても、世間からは「遊び感覚」という印象を持たれる場合が少なくありません。

半同棲を公表することで、自分たちの印象や評価に悪影響が及ぶ場合があります。

(デメリット7)
賃貸契約違反になる可能性がある

半同棲とはいえ、一人暮らし用の部屋に2人が暮らすのは、賃貸契約の違反になる可能性があります。

契約違反となった場合は、大家や管理会社から、退去を命じられるリスクがあります。

半同棲を始める前に、賃貸契約違反にならないか、確認しておくことが必要です。

半同棲で心がけるマナーと注意点(6)
  • 半同棲のデメリットを確認する。
半同棲は、賃貸契約違反に要注意。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

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