「半同棲」という言葉を聞いたことはありますか。
「同棲」という言葉はなじみがあっても「半同棲」という言葉は聞き慣れないかもしれません。
半同棲とは、パートナーの部屋に私物の一部を置いておき、自由に泊まれる関係です。
正式な同棲というわけではなく「お泊まり以上、同棲未満」という状態です。
正式な同棲の場合、強い覚悟や責任が伴います。
たとえば、ご両親への挨拶や引っ越しが必要になったり、期限付きや結婚前提が条件だったりです。
最初から同棲を始めるのは、心理的・経済的に難易度が高いと感じる人もいるはずです。
もし最初から正式な同棲を始めるのに抵抗があるなら、半同棲から始めてみてはいかがでしょうか。
半同棲なら、ご両親への挨拶は任意です。
大げさな引っ越しも不要です。
期限付きや結婚前提も絶対条件ではありません。
始めやすさで言えば、同棲より半同棲でしょう。
半同棲は聞き慣れない言葉かもしれませんが、実際によくある形です。
「いつの間にか半同棲状態になっていた」というカップルも珍しくありません。
世の中には、半同棲を通して結婚したカップルも大勢います。
お互いの考えが一致しているなら、同棲の前段階として、半同棲から始めるのも選択肢の1つです。
ただし、半同棲であっても、最低限の計画は必要です。
いくら始めやすいとはいえ、完全な無計画や遊びの気持ちといった半同棲はおすすめしません。
期限付き・結婚前提である必要はありませんが、2人でよく話し合い、将来の見通しは立てておくほうがいいでしょう。