半同棲では、自宅に友人を招かないほうがいいでしょう。
同棲ならまだいいのです。
同棲なら、あくまで2人の生活環境です。
ルールや役割分担を決め、生活費も折半しているなら、半分は自分の環境と言えるでしょう。
もちろん同棲でも無断で友人を呼ぶのはよくありませんが、事前にパートナーの許可があれば、許容範囲内と言えるでしょう。
しかし、半同棲の場合は違います。
住まわせてもらっている立場なら、あくまで相手の生活環境です。
相手に迷惑をかけながら住まわせてもらっている状態なので、友人を呼ぶのはずうずうしいと言えるでしょう。
友人が自分の知っている人でも、他人が部屋に入ってこられるのは抵抗があるもの。
たとえ住まわせている立場であっても、友人を呼ぶには、あまりに余裕のない環境と言えるでしょう。
2人でさえ狭い部屋に友人を招く余裕はほとんどないはずです。
生活費を折半していたとしても、油断は禁物です。
プライバシーやセキュリティーの問題もあるため、安易に呼ぶのはリスクがあります。
自分の部屋だと思い込んで、身勝手な判断や振る舞いをしていると、トラブルを招く原因になります。
原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難です。
ただし、例外もあります。
人間関係の輪を広げたい場合もあるでしょう。
半同棲でも、部屋の間取りに十分な余裕がある場合もあるでしょう。
相手から「自宅に呼んでもよい」という許可があれば、その限りではありません。