同棲とは、どんな生活でしょうか。
「2人の幸せ生活」
「疑似的な結婚生活」
同棲の生活費を抑えるなら、勝負は部屋選びから始まっています。
生活費で大きく占めるのは「家賃」と「食費」です。
食費は変動費のため、住み始めてからでも工夫ができますが、家賃はそういきません。
同棲を始めるときには、多くのルールを決めるでしょう。
家事の基本的なルールから始まり、生活に関することを一つひとつ決めていくはずです。
適度なルールは、2人の負担やストレスを減らす効果があります。
同棲中、必ず確認しておきたい価値観があります。
それは「お金の価値観」です。
好み・考え方・生活習慣なども大切ですが、中でもお金の価値観は特別重要です。
同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいいでしょう。
同棲しているとはいえ、結婚前の関係です。
完全に2人の財布を1つにするのは早すぎます。
同棲の家事や生活費は、2人で負担するのが基本です。
普通に考えると、家事も生活費も2分の1で分けるのが公平と思われるでしょう。
たしかに数字上は公平ですが、現実上も公平かというと、疑問が残ります。
同棲を始めたら、家計簿をつけてみませんか。
家計簿は、生活費の管理に役立ちます。
ジュース1本を買うにも、お金がかかっています。
生活費には、大きく分けて2つあります。
「固定費」と「変動費」です。
生活費を考えるなら、まず固定費と変動費に分けるのがポイントです。
生活費を節約するなら、どこに着手すればいいのでしょうか。
水道光熱費でしょうか。
通信費でしょうか。
同棲の生活費で大きな比重を占めるのは「家賃」と「食費」の2つが代表的です。
家賃は固定費ですが、食費は変動費です。
そのため、大幅に節約をしたいなら、事実上、食費しかない状況と言えます。
同棲の生活費は、どのような内訳にすればいいのでしょうか。
もちろんカップルごとによって事情が異なるため、内訳は異なるでしょう。
内訳を考えるときに最も重要な基準は「収入」です。
同棲を始めたら、デート代の出し方について考えましょう。
今までと同じでいいだろうと思いますが、同棲を始めたら、捻出の仕方を変えたほうがいいかもしれません。
別々に暮らしていたころのデートでは、おごったりおごられたりする関係が多いでしょう。
同棲を始めたら、共通の財布をつくると便利です。
同棲生活にかかる費用は、共通の財布から出すといいでしょう。
たとえば、家賃・水道光熱費・通信費などは共通の財布から出すと、細かなトラブルを防げます。
同棲中は、きちんと公共料金を確認しましょう。
たとえば、電気代・水道代・ガス代です。
公共料金の金額について、あまり気にしていない人も多いのではないでしょうか。
浪費癖のある人との同棲は、生活費が大変になるでしょう。
いくら自分が頑張って節約をしても、相手がお金を水のように使う性格では無になります。
貯金も結婚資金も貯まりません。
「同棲では、小遣い制を導入したほうがいいのだろうか」
同棲を始めたら、小遣い制の導入に迷うカップルも多いのではないでしょうか。
小遣い制とは、生活費とは別に、相手が自由に使えるお金を渡す制度です。
同棲における小遣い制の導入は、任意です。
同棲中、2人の財布を1つにするのが悪いわけではありません。
同棲では財布を別々にしておくのが基本ですが、2人の希望によっては、財布を1つにするのもありでしょう。
同棲の生活費を考える際、忘れがちな費用があります。
保険料ではありません。
ガソリン代でもありません。
節約は、苦しみの多いイメージを持たれがちです。
たしかに節約には、手間暇が多いため、我慢やストレスが伴います。
欲しいものがあっても我慢する。
女性雑誌では時折、同棲カップルを取材した特集を見かけます。
広々とした快適な住空間。
きらきらした華やかなインテリア。
生活費で忘れがちなのは、学費返済です。
学生時代に奨学金を借りて、社会人になってから返済している人も多いでしょう。
親に学費を全額出してもらっている学生もいますが、それは大変恵まれたこと。
小さな支払いで、パートナーに甘えることがあるでしょう。
たとえば、パートナーが自販機でジュースを買おうとしたとき「1本おごってよ」と甘える。
買い物のとき「代わりにお金を出してくれない?」とお願いする。
貯金をするなら、目標額の設定をおすすめします。
目標額を設定しないで貯金を始めることもできますが、曖昧な状態になりがちです。
たしかに貯金が多ければ多いほど良いものですが、それでは終わりがありません。
同棲の生活費で考えたいのは、共働きをするかどうかです。
もちろん共働きをするかどうかは、2人で相談して決めるのが基本です。
カップルの中には、相手の経済力だけで生活できる場合もあるでしょう。
同棲中2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておきましょう。
せっかくお金を貯めても、簡単に引き出せてしまうと、うっかり使ってしまう状況が考えられます。
「そんなことはあり得ない」「自分たちは大丈夫」と思うかもしれませんが、実際はわかりません。
お金の使い方には、3種類あります。
「消費」「浪費」「投資」です。
同棲を成功に導くためには、この3つのお金の使い方が大切です。
「どうしても同棲の資金が足りない」
うまくいくだろうと思った同棲でも、実際はわかりません。
いざ始めてみると、生活費が足りない現実に直面して、生活に四苦八苦することがあります。
節約を徹底するなら、何もしないに尽きます。
あらゆる欲を排除して、余計な行動を控えれば、出費は抑えられるでしょう。
外食もしない。
同棲中、パートナーが失業することがあります。
自己都合の退職もあれば、会社都合の退職もあります。
パートナーが定職に就いているうちは生活費の折半ができますが、失業すると厳しくなります。
同棲中、パートナーが失業して無職になったとき、どうするか。
基本的にパートナーが職を失っても、生活費の折半は続けたほうがいいでしょう。
最初に生活費の折半を約束したなら、ルールにしたがって折半を続けるのがベストです。
同棲とは、どんな生活でしょうか。
「2人の幸せ生活」
「疑似的な結婚生活」
「ラブラブの共同生活」
こうした印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
もちろんどれも正解ですが、忘れがちなことがあります。
同棲生活は、節約生活でもあるのです。
同棲生活を始めたら、お金との戦いが始まります。
食事をするにもお金。
衣類を買うにもお金。
水・電気・ガスにもお金。
部屋に住んでいるだけで、毎月多額の家賃がなくなります。
何かをするたびに、どんどんお金がなくなります。
油断すると、貯金も貯まりません。
貯金が貯まらなければ、結婚もできません。
節約をしないで好き勝手に生活をすれば、どんどんお金はなくなり、同棲はすぐ破綻するでしょう。
同棲を始めたら、節約とは切っても切れない関係です。
そのため、同棲を始めたら、同時に節約も始める必要があります。
2人で協力しながら無駄遣いを省き、意義のあるお金の使い方が必要です。
だからこそ、同棲生活は、節約生活です。
同棲を始めた日から、節約開始です。
たまには贅沢をすることもあっていいですが、基本は慎ましい生活です。
地味で質素ではありますが、本来はそれが同棲の普通です。
常に節約を意識しながら、お互い協力しながら同棲生活を送っていきましょう。
同棲中に貯めるお金は、結婚に直接影響を及ぼします。
節約がはかどった分だけ貯金も貯まり、結婚も近づきます。
同棲の生活費を抑えるなら、勝負は部屋選びから始まっています。
生活費で大きく占めるのは「家賃」と「食費」です。
食費は変動費のため、住み始めてからでも工夫ができますが、家賃はそういきません。
家賃は固定費であるため、一度決めると、引っ越しをしないかぎり変更ができません。
引っ越しをするにも、引っ越しの費用や手間暇がかかり、大きな負担になります。
賃貸契約を済ませてから「家賃が高すぎる。もう少し安くしたい」と思っても手遅れです。
どんなに後悔しても、部屋や建物に重大な欠陥でもないかぎり、家賃を下げる交渉は難しいでしょう。
そのため、部屋を契約する前には、本当に払える家賃なのか、しっかり考えることが大切です。
もし部屋選びの際、似たような条件で迷ったら、家賃の低い部屋を優先させておくのが無難です。
「なんとか払えそう」という程度より「十分払える」という程度にしておくのが賢明です。
一般的に家賃は、収入の3分の1といわれていますが、あくまで目安です。
場合によっては、4分の1やそれ以下がふさわしいこともあります。
新築やデザインに惑わされてはいけません。
最低限の利便性と快適性さえ整っているなら、できるだけ安い家賃のほうが経済的です。
賃貸契約をする前に「本当にこの家賃で大丈夫?」と自分たちに何度か問いかけてみるといいでしょう。
あとから変更できない固定費のため、十分慎重になる必要があります。
同棲を始めるときには、多くのルールを決めるでしょう。
家事の基本的なルールから始まり、生活に関することを一つひとつ決めていくはずです。
適度なルールは、2人の負担やストレスを減らす効果があります。
2人が快適に暮らすために、あらかじめルールを決めておくことが大切です。
では、同棲で決めるルールの中でいちばん大切なのは何でしょうか。
お金のルールなのです。
同棲を始めるなら、お金の管理についてしっかり話し合って決めておきましょう。
家賃・食費・水道光熱費・通信費。
生活費は、どう分担するか。
折半なのか、一方が全額負担なのか。
貯金のルールも忘れてはなりません。
お金の話はデリケートなので、話し合いにくいかもしれません。
しかし、お金は2人の生活に直結する問題です。
離婚の原因の上位に「金銭トラブル」があるように、同棲解消の原因の上位も「金銭トラブル」があります。
お金は、金額が小さくても、トラブルを招きやすい特徴があります。
お金のルールが曖昧になっていると、あとからトラブルに発展する可能性があります。
お金のトラブルは、どんなに仲のいい2人でも、簡単に引き裂く力があります。
仲むつまじいカップルが、お金のトラブルのせいで壊れた事例は数多くあります。
2人の仕事が違うなら収入も違うでしょう。
「こうしなければいけない」というルールはなく、2人で相談しながら決めることが大切です。
借金があるなら、同棲中にパートナーに伝えておくといいでしょう。
自分の未熟と汚点をさらすようで恥ずかしいかもしれませんが、極めて重要です。
自分の問題でも、結婚すれば、いずれ2人の問題になるからです。
金額によっては「聞いていない」「知らなかった」では済まされない場合もあります。
お金はデリケートなテーマ。
だからこそ、きちんと話し合ってルールを決めておきましょう。
同棲中、必ず確認しておきたい価値観があります。
それは「お金の価値観」です。
好み・考え方・生活習慣なども大切ですが、中でもお金の価値観は特別重要です。
生活において、癖や好みが違うのはまだ許せます。
「仕方ない」で済ませたり、見て見ぬふりをしたりして、笑って済ませられるでしょう。
さらりと受け流せば済むことが多いため、さほど大きな問題にもなりません。
しかし、お金の価値観は違います。
お金の価値観に大きな不一致があると「仕方ない」では済まされない場合があります。
お金の問題は、生活に直結する問題です。
「お金の価値観=生活の価値観」と言っても過言ではありません。
お金の価値観がずれていると、至る所で対立して、トラブルを招きます。
浪費癖・ギャンブル・借金など、お金にまつわるトラブルは数多く存在します。
お金の価値観に大きな不一致があると、言い合うことが増え、2人の関係に大きな亀裂を生みます。
離婚する夫婦の原因として「性格の不一致」が上位を占めます。
性格の不一致には「お金に関する不一致」も多く含まれています。
結婚して夫婦になれば、お金は夫婦関係に直結する課題のため、お金の価値観だけは必須の確認事項です。
お金の価値観がずれていると、あとから大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
「お金の価値観の確認」と聞けば、下品な印象を受けるかもしれませんが、現実に関わる重要なポイントです。
パートナーのお金の価値観をきちんと確認しましょう。
たとえ相手が貯金額を言わなくても、一緒に生活していると、それとなくわかってくるはずです。
どれもデリケートですが重要です。
同棲を通して、相手のお金の価値観をしっかり確認しておきましょう。
もしお金の価値観に重大な不一致があれば、同棲や交際を見直したほうがいい場合があります。
同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいいでしょう。
同棲しているとはいえ、結婚前の関係です。
完全に2人の財布を1つにするのは早すぎます。
個人的に使いたいお金もあるでしょう。
万一のリスク管理としても、結婚するまでは、財布は別々にしておくのがベターです。
ただし、共通の財布をつくるのは自由です。
むしろ共通の財布はつくっておくほうがいいでしょう。
「2人の財布は別々にしたまま、共通の財布をつくる」というイメージです。
共通の財布を、貯金や生活費として活用すると便利です。
たとえば、2人の生活に必要な生活費は、共通の財布からお金を出すようにします。
家賃・電気代・水道代・ガス代・インターネット代などは、共通の財布から支払う仕組みにしておけば、2人の財布は傷みません。
また結婚に向けた貯金は、共通の財布に入れるようにします。
毎月一定額を共通の財布に振り込む仕組みにしておけば、2人が協力しながら貯金している実感が得られるでしょう。
お金がどんどん貯まっていく様子を2人で確認し合うと、結婚に近づいている実感も得られるでしょう。
どの銀行にも、毎月一定額を自動送金するサービスがあるので、これを利用すると入金の手間暇も省けます。
「個人の財布」と「共通の財布」を分けておくと、お金の管理もしやすくなるメリットもあります。
任意の心がけですが、もし2人の好みが合えば、ぜひ試してみてください。
同棲の段階から、夫婦としての一体感も得られやすくなります。
同棲の家事や生活費は、2人で負担するのが基本です。
普通に考えると、家事も生活費も2分の1で分けるのが公平と思われるでしょう。
たしかに数字上は公平ですが、現実上も公平かというと、疑問が残ります。
注目したいのは「現実上の公平」です。
男女を比較したとき、体力や経済力に差が見受けられます。
生物学的に、女性より男性のほうが体格は大きく、体力もあります。
社会的に見ても、男性のほうが高い経済力を持っている場合が目立ちます。
カップルによっては、収入格差が2倍以上という場合もあるはずです。
体力や経済力に差があるにもかかわらず、家事や生活費の分担が2分の1では、女性にとって不公平でしょう。
不公平が強いと、精神的なストレスも増え、体調不良につながることもあります。
したがって家事や生活費は、男性が多めに負担しておくと良いでしょう。
負担割合は、現状を考慮しながら2人で話し合って決めます。
大切にしたいのは「数字上の公平」より「現実上の公平」です。
男女の負担割合が「6対4」「7対3」「8対3」に偏っていても、現状を正しく反映しているなら公平と言えます。
女性の負担が軽くなれば、ストレスも減り、同棲も長続きします。
男性にとっても、男らしさや頼りがいをアピールしやすくなるでしょう。
同棲では助け合いの精神が大切です。
完全に同じでなくとも、できるだけ同じにしておくようにするのが、同棲の成功と円満のコツです。
ただし、例外もあります。
カップルによっては、経済力が男女で逆転していることもあるでしょう。
女性のほうが男性より高い収入なら、当然ですが、女性の負担割合を増やしておくのがいいでしょう。
同棲を始めたら、家計簿をつけてみませんか。
家計簿は、生活費の管理に役立ちます。
ジュース1本を買うにも、お金がかかっています。
小さな買い物から大きな買い物まで、収入支出のすべてを記録します。
家計簿をつけてみると、生活のどこに無駄が発生しているのか、発見しやすくなります。
衝動買いをしたときも、あとから気づけるので、反省できます。
家計簿は、金銭感覚を養うにも効果的です。
小さなお金でも大切に使う気持ちが身につくことで、お金の使い方も上手になるでしょう。
金銭感覚を養うのに、習い事を始める必要はありません。
家計簿をつけるだけで、金銭感覚を養えます。
金銭感覚は一生の財産になるため、同棲だけでなく、結婚生活でも役立ちます。
家計簿を通してお金の出入りが把握できると、金銭感覚だけでなく、節約意識も向上します。
もし家計簿をつけるのが面倒なら、期間限定でもかまいません。
たとえば「3カ月間だけ」という条件なら、怠け癖のある人でも続けやすいでしょう。
「一定期間だけで良い」と思えば、モチベーションが高まるでしょう。
3カ月すら長いなら、1カ月だけでもかまいません。
1カ月だけでも、細かい金額の出入りが具体的に見えるので、多くの発見があるはずです。
おしゃれな家計簿を買ってみるのも、良いアイデアです。
おしゃれな家計簿なら毎日触りたくなるので、長く続けやすくなるでしょう。
失うことはなくて、得ることは多いのが、家計簿です。
新しい習い事を始めるような感覚で、同棲を機に家計簿をつけてみてはいかがでしょうか。
家計簿は、節約の第一歩です。
生活費には、大きく分けて2つあります。
「固定費」と「変動費」です。
生活費を考えるなら、まず固定費と変動費に分けるのがポイントです。
固定費とは、使用量の増減に関係なく一定額を要する費用です。
変動費とは、使用量の増減に比例して変化する費用です。
同棲の生活費を固定費と変動費に分けて考えた場合、以下のようになります。
固定費も変動費も節約が可能な費用ですが、性質が違います。
固定費は、手続きに手間暇はかかりますが、一度完了すれば、その後は努力しなくても継続的な節約が可能です。
たとえば、保険やインターネットを安いタイプに変更すれば、その後はストレスなく、毎月の発生費用を抑えられます。
つまり「いつの間にか節約できている」という状態にできるのです。
一方、変動費を節約したいなら、継続的な努力が必要です。
たとえば、食費・水道代・電気代を下げたいなら、毎日のこつこつした努力が欠かせません。
毎日スーパーの特売を確認したり、小まめに蛇口を閉めたり、電気を消したりなどです。
努力しだいで節約できますが、手間暇を要するため、ストレスを感じやすいのです。
そのため、節約として取り組むなら、まず固定費です。
固定費の最適化が完了すれば、次に変動費に着手するのがいいでしょう。
生活費を固定費・変動費の両面から見ることで、お金に対する見方が深まります。
生活費を節約するなら、どこに着手すればいいのでしょうか。
水道光熱費でしょうか。
通信費でしょうか。
保険料でしょうか。
もちろん水道光熱費・通信費・保険料なども大切な節約ポイントです。
車を持っているカップルなら、ガソリン代もかかるでしょう。
しかし、もともと生活費全体に占める割合が小さいため、節約効果はあっても限定的かつ小規模です。
同棲の生活費で大きな割合を占めるものは、2つしかありません。
「家賃」と「食費」です。
家賃は固定費であるため、一度部屋に住み始めると、引っ越しをしないかぎり変更するのは困難です。
つまり、生活費を節約するなら食費なのです。
食費は変動費なので、本格的に取り組めば大きく変わります。
食費によって生活費が大きく変わり、生活費が変われば貯金も変わります。
そのため同棲の生活費を節約するなら、食費に重点を置くのが基本です。
食費を削る工夫で、同棲の負担が変わると言っても過言ではありません。
まず1カ月あたりの食費を算出して、無駄がないか確認してみてください。
食事量を減らす方法もありますが、露骨に減らすと、空腹によるストレスが増えて大変です。
食事はパワーの源です。
気力・体力・精神力は、良い食事から生まれます。
そのため、できるだけ食事を減らさない方法で、食費を削る工夫を見つけてください。
たとえば「少しでも安く仕入れる」「炊事を工夫する」「外食を見直す」などです。
知恵と工夫さえあれば、楽しみながら食費を節約できます。
同棲の生活費で大きな比重を占めるのは「家賃」と「食費」の2つが代表的です。
家賃は固定費ですが、食費は変動費です。
そのため、大幅に節約をしたいなら、事実上、食費しかない状況と言えます。
食費の節約方法は細かく挙げると数多くありますが、大きく分けると3つしかありません。
代表的な方法は「安く仕入れる」「炊事を工夫する」「外食を見直す」の3つです。
まず食材を安く仕入れることが大切です。
食材を買うなら、少しでも安いお店を選んで買うようにするのが鉄則です。
近所にあるすべてのお店に行き、価格や品ぞろえの特徴をつかみ、少しでも食材の安いところで購入します。
10円安くても、10回繰り返すと100円です。
お店によっては、曜日や時間帯によって割引や半額になることがあります。
割引や半額になる曜日や時間帯を把握して、安くなる機会も最大限に利用するといいでしょう。
特定のお店で買い物を集中させると、ポイントも貯まりやすくなるためお得です。
まとめ買いをすると安くなることがあるので、必要な食材なら検討してみるといいでしょう。
あらゆる知恵と努力で、とにかく安く仕入れることを徹底してください。
基本は作り置きです。
一度にたくさんつくって、小分けにすると、少ない食費でまかなえます。
調理の手間も省けて、一石二鳥です。
できるだけ作り置きのしやすい料理を選んでつくるのもいいでしょう。
余った食材は、捨てるのではなく上手に組み合わせると、無駄なく食事をつくれます。
たとえば、野菜炒めや焼き飯なら、余った野菜やご飯で簡単につくれます。
栄養バランスを考えながら炊事を工夫する作業は、気分転換や頭の体操にもなります。
外食の頻度も、月1回と週1回では食費が変わります。
外食をゼロにするのは難しくても、余計な外食は控えたほうがいいでしょう。
たとえば、外食の回数を減らしたり、安く外食できる場所を選んだりすれば、食費を抑えられます。
食べきれなかった食事は、お店にお願いしてテイクアウトをすると無駄がなくなります。
上記の3つは、食費を節約する3大ポイントです。
どれも地味で貧乏くさい方法ですが、かっこつけている場合ではありません。
小さな手間暇が積み重なると、大きな節約につながります。
生活費を削ることが、同棲の成功にもつながります。
食費の節約を楽しみながら頑張り、燃費の良い同棲を実現させていきましょう。
同棲の生活費は、どのような内訳にすればいいのでしょうか。
もちろんカップルごとによって事情が異なるため、内訳は異なるでしょう。
内訳を考えるときに最も重要な基準は「収入」です。
2人の手取り合計収入を軸にして内訳を考えると、シミュレーションがしやすくなります。
以下、収入別の5つのシミュレーションをご紹介します。
月の手取り合計収入が20万円の場合、現実としては最低限の同棲と言えるでしょう。
すべてにおいて余裕が不十分であるため、切り詰めた生活は必須です。
住む場所によっては2K以上の間取りが厳しい場合があるため「ワンルーム」「1K」「1DK」が現実味を帯びるラインです。
どうしても2K以上にしたいなら、通勤時間がかかる覚悟の上で、できるだけ安い物件を選ぶ必要があるでしょう。
また食費も徹底した節約が必要です。
ほとんど外食は控え、炊事方法や作り置きなどを駆使して、徹底した節約を心がけてください。
貯金の余裕はほとんどなくなる可能性があります。
親から借りられるものや譲ってもらえるものがあるなら、意地を張らずに甘えておくほうがいいでしょう。
家賃の安い場所なら、2LDKをぎりぎり選べる範囲になります。
まだまだ生活に余裕がないため、常に節約を意識した生活が欠かせません。
携帯電話やインターネットは、料金プランを見直しして、少しでも生活費を抑える工夫をしましょう。
少しでもお金が余れば、貯金に回すようにするのがいいでしょう。
月の手取り合計収入が30万円になると、ようやく同棲らしい生活が送れるようになります。
家賃は固定費ですが、食費は変動費であるため、努力に応じて節約が可能です。
食費を抑えつつ、たまには外食をして贅沢をするのもいいでしょう。
半年に1回くらいは、旅行をしてみるのも悪くありません。
ただし、十分余裕があるとは言いがたいため、節約は欠かせません。
削れるところはどんどん削って、無駄な出費を減らしていきましょう。
月の手取り合計収入が40万円になると、生活に余裕が出てきます。
食費は健康にもつながるため、もう少し高く上げてもいいでしょう。
毎月少しでも貯金に回すようにしましょう。
貯金に回せるお金もできるため、結婚資金も貯まりやすくなります。
月の手取り合計収入が、50万円になると、生活の余裕を実感できるでしょう。
毎週外食をしたり、たまには海外旅行に行けたりします。
生活に余裕が出てくると、心にも余裕が出てきます。
ただし、油断は禁物です。
たとえ余裕があったとしても、節約は欠かせない習慣です。
余裕があるとはいえ、余計な出費や無駄な贅沢には注意しましょう。
余裕があるからこそ、積極的に貯金するチャンスでもあります。
余ったお金はどんどん貯金に回すのが得策です。
上記はあくまで一例です。
2人の都合さえよければ、削れる費用はもっと削ったほうがいいでしょう。
どのステージでも共通するのは「節約」です。
手取りの合計収入が増えることに余裕も増えますが、余計な贅沢は禁物です。
たまには贅沢も必要ですが、無駄な贅沢は避けましょう。
上記のシミュレーションを参考にしながら、自分たちに適した生活費の内訳を考えてみてください。
同棲を始めたら、デート代の出し方について考えましょう。
今までと同じでいいだろうと思いますが、同棲を始めたら、捻出の仕方を変えたほうがいいかもしれません。
別々に暮らしていたころのデートでは、おごったりおごられたりする関係が多いでしょう。
「今日はおごりだよ」と言われて嬉しくない人はいません。
「デート代は彼氏が負担して当然」と考える女性もいるでしょう。
「たまには彼女におごってもらいたい」と考える男性もいるでしょう。
おごったりおごられたりする関係を通して、愛情や思いやりを感じます。
2人の年齢や収入に差があるなら、おごりの習慣が日常になっていることもあるはずです。
もちろん自腹でデート代を出すのもいいですが、同棲を始めたら、デート代の出し方を変えてはいかがでしょうか。
同棲は、結婚に向かって進み始めている段階です。
まだ夫婦でなくとも「半夫婦状態」と言っていいでしょう。
相手がおごってくれても、結婚して生計が一になれば、最終的に自分に影響します。
そのため、デート代の出し方を変えてみるのも1つの選択肢になるでしょう。
おすすめなのは、デート代を共通の財布から捻出する方法です。
最初に共通の財布をつくっておき、デートの食事代やチケット代は、そこから出すようにします。
これなら、デート代の負担が一方に偏ることがなくなります。
デートでケチることがあっても「あくまで未来につながる節約」という実感が湧くでしょう。
デートを通して2人で痛みをわかち合えば、2人の金銭感覚を磨くことにもつながります。
最初に共通の財布をつくっておき、デート代は、そこから出すのが得策です。
2人で旅行をするときも、共通の財布から支出するといいでしょう。
同棲を始めたら、共通の財布をつくると便利です。
同棲生活にかかる費用は、共通の財布から出すといいでしょう。
たとえば、家賃・水道光熱費・通信費などは共通の財布から出すと、細かなトラブルを防げます。
またデート代も、共通の財布から出すといいでしょう。
デートの負担が公平になるので、よりデートの内容に集中しやすくなるでしょう。
デートの負担方法が進化することで、一足先に夫婦感覚を楽しめるに違いありません。
しかし、2人に関係していることでも、共通の財布から出さないほうがいい例外があります。
プレゼント代です。
プレゼント代だけは、自分の財布から出すのがマナーです。
いくら2人に関係するとはいえ、あくまで贈り物です。
プレゼント代まで共通の財布から出すと、プレゼントの半分は自分のお金で買っていることになるため、感動も半減します。
プレゼントという行為は嬉しくても、心から素直に喜びにくいのです。
そのため例外としてプレゼント代だけは、自分の財布から出すことをおすすめします。
プレゼントとは、心の贈り物でもあります。
自腹を切って買ったプレゼントだからこそ、相手を喜ばせることができます。
自分の所持金が減るとしても、2人の将来につながるお金です。
プレゼント代は、投資の1つです。
プレゼントの金額が少し大きくても、2人の関係向上に役立つなら、奮発する価値はあるでしょう。
「相手の喜ぶ顔が見たい」と思えば、プレゼントの出費も小さなことに思えるはずです。
同棲中は、きちんと公共料金を確認しましょう。
たとえば、電気代・水道代・ガス代です。
公共料金の金額について、あまり気にしていない人も多いのではないでしょうか。
もちろんきちんと請求金額を支払っていれば、いちいち確認しなくても問題ありません。
口座振替やクレジットカードによる決済なら、ほとんど意識することなく、支払いが完了しているはずです。
しかし、大切なのはそこではありません。
注目したいのは「毎月変わる公共料金の確認は、使用量を振り返る機会になる」という点です。
毎月自宅に送られてくる明細書は、いわば通知表です。
請求金額が小さいなら「節約の結果が出た」「頑張って節約したかいがあった」と嬉しくなるでしょう。
請求金額が大きいなら「使いすぎたかな」「もう少し節約を頑張ろう」と反省を促せるでしょう。
たとえ請求金額が同じでも「十分努力ができなかったな」と気持ちを引き締められるはずです。
公共料金の金額は、生活のあり方を振り返る機会になります。
つまり、2人で公共料金を確認することで、節約意識・金銭感覚を向上させるメリットがあるのです。
自動で口座から引き落とされる場合でも、通帳や明細書を見て、きちんと金額を確認しておきましょう。
自分だけ確認するのではなく、きちんと2人で確認するのがポイントです。
2人で喜んだり反省できたりする機会にもなります。
万一、使途不明金や不正使用があった場合、発見が早くなるメリットもあります。
金額は小さくても、意味の伴った数字です。
2人で公共料金を確認すれば、節約意識・金銭感覚を向上させていけます。
浪費癖のある人との同棲は、生活費が大変になるでしょう。
いくら自分が頑張って節約をしても、相手がお金を水のように使う性格では無になります。
貯金も結婚資金も貯まりません。
お金の使い方でけんかをすることも多くなるでしょう。
もちろんギャンブル依存症のような病的な浪費癖は、専門機関での本格的な治療が必要になるでしょう。
しかし、浪費癖のある人だからといって、必ず同棲が失敗するとは限りません。
あくまで一般的な浪費癖なら、あなたのサポートによって同棲相手の浪費癖を治せる見込みがあります。
同棲相手の浪費癖を治すには、6つの取り組みを意識してみてください。
まず節約を頑張っている姿を見せるのが、最も定番の方法です。
たとえば、家計簿をつけている姿、値段を比較している姿、毎月の生活費を計算している姿です。
会話の中で、さりげなく「無駄遣いを避けよう」「節約を頑張ろう」といった話題を含めるのもいいでしょう。
あなたが一生懸命節約を頑張っていれば、相手はポジティブな刺激を受けるでしょう。
あなたが節約の手本を見せることで、それを見た相手は、節約精神を学べます。
「自分も浪費癖を治せるよう頑張らなければいけない!」
そう思わせることができれば、半分成功したも同然です。
浪費癖のある人は、悪気があって無駄な買い物をしているわけではありません。
もともと金銭感覚に疎いところがあるため、うっかり無駄な買い物をしてしまう傾向があります。
そこで必要なのが、教育です。
相手の買い物に同行して、無駄な買い物をしようとしたら、注意します。
ただし、強引に買い物を止めると、けんかを引き起こすことがあります。
相手の無駄な買い物を止めるなら、強引に止めるより、忠告にとどめるのがいいでしょう。
「それは必要ないと思うな」「少し買いすぎのような気がするな」など、さりげない一言が効果的です。
忠告には、はっと気づかせる力があります。
自分で気づかせるように言うと、教育的な効果が高まります。
相手に家計簿を勧めてみましょう。
最初は面倒に思えても、毎日続けて習慣になれば、苦にならなくなります。
家計簿は、金銭感覚を養うために大変有効です。
家計簿をつけると、無駄な出費がわかりやすくなります。
無駄遣いに気づけば、反省を促すことができ、自分の浪費癖を改善しやすくなります。
もし相手が物欲を振り切れた場面があれば、褒めるようにします。
「我慢できたね!」
「立派だね」
「やればできるね!」
偉そうな言い方にならないよう注意しながら、対等な目線で純粋に褒めるのがポイントです。
褒められると、誰でも嬉しくなります。
相手は自分を認められたと実感でき、自己肯定感が高まります。
「もっと頑張ろう」「今後も節約を継続しよう」と気持ちが高まり、浪費癖の改善がスムーズになるでしょう。
毎日節約ばかりでは我慢と苦労の連続になり、ストレスもたまる一方です。
節約にも息抜きが必要です。
たまには贅沢を楽しみましょう。
たとえば、映画館で映画を見たり、リッチな外食をしてみたりです。
たまには贅沢な時間をつくることで、ストレスが発散され、節約を頑張るモチベーションも高まるでしょう。
浪費癖の改善には、娯楽の計画も有効です。
「この日に楽しいことをする」という計画を立てましょう。
たとえば、舞台観劇です。
舞台観劇という楽しい予定があれば、無駄遣いをしそうになっても、衝動を抑える力が強くなるでしょう。
舞台観劇を通して、新鮮な刺激が得られれば、2人のマンネリ解消にも役立ちます。
旅行の計画も悪くありません。
2人で旅行に行く計画を立てれば、節約を頑張るモチベーションが高まります。
早めに予約すれば、早割が利きやすくなるので、節約効果も高まります。
舞台観劇にせよ旅行にせよ、娯楽の計画は2人の共通の目標にもなります。
一緒に頑張る機会になるため、浪費癖の改善だけでなく、絆を深める効果にもなります。
「同棲では、小遣い制を導入したほうがいいのだろうか」
同棲を始めたら、小遣い制の導入に迷うカップルも多いのではないでしょうか。
小遣い制とは、生活費とは別に、相手が自由に使えるお金を渡す制度です。
与えられた金額の範囲なら、買い物や娯楽など、自分の好きな使い方ができます。
小遣い制には、3つメリットがあります。
生活費の無駄を省き、節約を徹底したいなら、小遣い制は役立ちます。
小遣い制は、多くの家庭が導入している家計管理の方法です。
同棲を始めれば、結婚の準備として、小遣い制の導入を検討するカップルも多いのではないでしょうか。
同棲の小遣い制について、まず知っておきたい考え方があります。
まず基本的な考え方として、小遣い制の導入は必須ではありません。
小遣い制を導入するなら、前提として財布を1つにする必要があります。
あくまで同棲の段階です。
まだ結婚しているわけではないため、共通の財布はつくっておくと便利ですが、無理やり財布を1つにする必要はありません。
そのため、小遣い制の導入の賛否に正解はなく、カップルによって異なります。
小遣い制の導入に迷ったら、財布は別々にしておくのが無難です。
財布は別々にしておくほうが、自由の範囲が広がるため、何かと便利です。
たとえ夫婦になったとしても、小遣い制を導入しなければいけないルールはありません。
実際のところ、小遣い制を導入していない夫婦もたくさんあります。
小遣い制を導入しなくても、金銭感覚の優れた夫婦なら節約は十分可能です。
小遣い制は、あくまで1つの案なので、よく話し合ったうえで導入すべきか決めるといいでしょう。
同棲における小遣い制の導入は、任意です。
同棲中、2人の財布を1つにするのが悪いわけではありません。
同棲では財布を別々にしておくのが基本ですが、2人の希望によっては、財布を1つにするのもありでしょう。
小遣い制には「無駄遣いが減る」「使途不明金がなくなる」「お金が貯まりやすくなる」という3つのメリットがあります。
生活費の無駄を省き、節約を徹底したいなら、小遣い制は役立ちます。
もともと浪費癖のある人なら、小遣い制の導入によって無駄遣いを減らせます。
ただし、小遣い制を導入するなら注意点があります。
自分のルールや考え方を押し付けないように注意してください。
「自分のほうが正しい」と思っても、強引に押し付けるのは不適切です。
一方的に金額や渡し方を決めると、相手から反感を買うことになり、トラブルに発展するでしょう。
小遣い制で節約や貯金ができても、けんか別れになっては意味がありません。
同棲は、2人の協力によってつくり上げていくもの。
2人の事情ですから、きちんと2人で話し合ったうえで決めるようにしましょう。
2人が納得したうえで始めるなら、小遣い制は、節約を促す強力な制度になるでしょう。
また、小遣い制を始めてから不都合が出てくれば、途中でルール変更もありです。
もともと小遣い制は、ストレスが伴いやすい特徴があります。
初めて導入する制度なら、不慣れな点や想定外のトラブルもあるでしょう。
柔軟にルールを変えていくことで、2人にとってより良い制度へと築いていけます。
小遣い制を導入した結果、限界を感じたなら、もちろん途中でやめる選択肢もありです。
同棲の生活費を考える際、忘れがちな費用があります。
保険料ではありません。
ガソリン代でもありません。
予備費です。
予備費とは、臨時の出費に備えて用意しておくお金のことです。
予備費は変動費の1つですが、毎月継続的に発生するわけではないため、考慮から抜けやすい傾向があります。
自分たちで発生時期をコントロールできないのも、悩まされる点です。
たとえば、冠婚葬祭です。
冠婚葬祭は、大きな出費が必要ですが、いつ起こるのか具体的にわからないのが特徴です。
冠婚葬祭費は、待ったなしの出費でもあります。
節約のために出席を断るのも厳しいでしょう。
友人が多ければ多いほど、結婚式に呼ばれる回数も多くなります。
友人の結婚ラッシュが続けば、大きな金額になり、頑張って貯めたお金が一気に減ることがあります。
急な出費が必要になる出来事は、ほかにもあります。
家具が壊れて、修理費用が必要になることもあるでしょう。
家電が壊れて、買い換えなければいけないこともあるでしょう。
けがや病気で入院することになり、医療費がかかることもあるでしょう。
どれも仕方ない状況です。
ぎりぎりで生活している同棲カップルにとって、急な出費が大きな痛手になることがあります。
急な出費のせいで生活が困窮して、結婚が遅れたり不可能になったりしては大変です。
笑ってしまう状況に思えますが、現実として十分あり得ます。
そのため、同棲で生活費を考えるなら、予備費の考慮が欠かせません。
忘れやすい費用ですが忘れてはなりません。
前もって予備費を考慮に入れておけば、突発的な出来事が起こっても、落ち着いてしっかり対応できるでしょう。
予備費は、金額の設定が難しい特徴もあります。
こういうときこそ、話し合いです。
たとえば、友人が多いなら、結婚式が多くなる可能性があるため、予備費も多めに設定しておくといいでしょう。
予備費の金額に具体的な正解はないため、2人でしっかり話し合って考えておくことをおすすめします。
節約は、苦しみの多いイメージを持たれがちです。
たしかに節約には、手間暇が多いため、我慢やストレスが伴います。
欲しいものがあっても我慢する。
小まめに電気を消す。
節約を徹底するなら、すべてにおいて慎ましい生活を送らなければなりません。
節約には労力と時間が必要であり、疲れやストレスが伴います。
地味で質素なイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし「節約が大変」と思っては、ますます苦しみが増すばかりです。
節約に対する抵抗感も強くなれば、疲れやストレスも感じやすくなるでしょう。
また節約に対するモチベーションがどんどん下がっていき、長く続けていくのが大変になります。
こういうときは、考え方を切り替えましょう。
節約をゲームとして考えるのです。
節約をゲームとして楽しむコツは「節約できた金額に注目すること」にあります。
たとえば、120円の商品を100円で購入すれば、20円を得したことになります。
「20円も得した」と思えば、節約の苦労も吹き飛び、喜びが湧いてくるでしょう。
電気を小まめに消すたびに「1円くらい得したかな」と思えば、ささやかながら嬉しい気持ちになるでしょう。
節約できた金額が大きければ大きいほど得した気分が高まるので、苦労があっても気になりません。
むしろ嬉しい気持ちのほうが強くなり、達成感や満足感が味わえるでしょう。
節約には知恵や工夫も必要ですが、ゲームとして考えると、節約のために頭を使うことが快感になります。
すべては考え方です。
あなたの節約に対する意識は、今すぐ変えることができます。
「節約」という名のゲームを楽しもうではありませんか。
節約をゲームとして受け入れると、楽しみは倍増して、苦しみは半減するのです。
女性雑誌では時折、同棲カップルを取材した特集を見かけます。
広々とした快適な住空間。
きらきらした華やかなインテリア。
便利で使い勝手のよさそうな家具や家電。
2人の色に染まった同棲は、まさに2人だけの天国。
雑誌に載っている同棲カップルを見ると、憧れの気持ちが湧いてきます。
「いいな。うらやましい。私たちも負けていられない!」という気持ちになるでしょう。
もちろん憧れたり学んだりするくらいならいいですが、その豊かな生活に影響されすぎないよう注意してください。
雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
「あれも足りない。これも足りない」「あれもほしい。これもほしい」となります。
同じように真似をして、立派な同棲を実現させようとすると、生活費はどんどん肥大していきます。
不足に気づき、欲が湧いてくるでしょう。
物質的な豊かさにとらわれていると、どんどん生活費がかさみ、貴重なお金がなくなります。
見栄を張って贅沢をすると、貯金を貯めるどころか減っていきます。
大切なのは、自分たちの形です。
雑誌に載っている同棲カップルは、あくまで参考です。
雑誌に載っている同棲カップルに惑わされるのではなく、あくまで自分たちの形に集中しましょう。
しっかり現実と向き合って、無駄なところは省き、できる範囲で節約をします。
「立派な同棲」ではなく「無理のない同棲」を実現させることが優先です。
むやみに生活水準を上げず、収入に応じた生活を保つことが大切です。
たとえそれが地味で質素な生活でも、2人の気持ちが豊かなら十分幸せです。
生活費で忘れがちなのは、学費返済です。
学生時代に奨学金を借りて、社会人になってから返済している人も多いでしょう。
親に学費を全額出してもらっている学生もいますが、それは大変恵まれたこと。
進学する大学や学部によっては、高額の学費が必要になるため、すべてを親の援助でまかなえるとは限りません。
ましてや2人兄弟や3人兄弟といった家庭なら、ますます親の負担も厳しくなります。
学生なら、奨学金を借りて返済している人もいるでしょう。
実家からの仕送りが少なかったり、経済的な余裕がなかったりすれば、やはり奨学金が選択肢になるのは当然のこと。
給付型の奨学金なら返済は不要ですが、貸与型の奨学金なら計画的な返済が必要です。
貸与型には「無利子」と「有利子」の2種類のタイプがあります。
有利子の奨学金なら、利息を含めた返済になります。
生活費と言えば、家賃・食費・水道光熱費などの一般科目に注意が向く一方、学費返済が盲点になっている場合があります。
奨学金は、あくまで借金です。
借りているときは楽でも、返すときが大変です。
必ず返さなければいけないお金なので、うやむやにすることはできません。
借りた金額によっては、10年や20年といった長期で返済をしなければいけない場合もあります。
数万円とはいえ、長期間にわたって毎月返済を続けるのは本当に大変です。
奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として生活費の計算に入れておくことが必要です。
奨学金制度は、必ず毎月返済しなければいけないわけではなく、返済を猶予してもらえる制度もあります。
返済が苦しくて余裕がないときは、一時的に返済を止めてもらう「返還期限猶予」を検討してみてください。
申請が通れば、返済の期日を延ばすことができるため、いくぶん生活費の負担が軽くなるでしょう。
ただし、あくまで猶予であって、いずれ返済しなければいけないため、注意が必要です。
小さな支払いで、パートナーに甘えることがあるでしょう。
たとえば、パートナーが自販機でジュースを買おうとしたとき「1本おごってよ」と甘える。
買い物のとき「代わりにお金を出してくれない?」とお願いする。
お金がないとき、パートナーに少し貸してもらう。
もちろんたまにならいいのです。
同棲では、助け合いの精神が欠かせません。
小さな金額なら、パートナーもさほど気にしないでしょう。
少し不公平ではありますが、寛大な心で目をつぶってくれるはずです。
しかし、こうしたお金のやりとりがたびたび続くとどうでしょうか。
「おごって」が口癖になっている。
買い物のときは「支払っておいて」といつも甘え、代金を支払わせる。
お金を借りたまま、返さない。
1回は小さな金額でも、積み重なると大きな金額になります。
パートナーの金銭的負担が大きくなり、不満を持つでしょう。
「お金にルーズな人」という印象を与え、パートナーを失望させるでしょう。
小さなことかもしれませんが、こうしたところこそ同棲に悪影響を与えます。
お金の恨みを甘く見てはいけません。
金額は小さくても、支払わされた側は、意外とよく覚えているもの。
まだ結婚しているわけでないので、最低限の線引きは必要です。
自分の財布とパートナーの財布を、ごちゃごちゃにしてはいけません。
デートなら共通の財布から出すのもいいですが、自分の買い物なら、自分の財布から出すのが基本です。
たまには甘えてもいいですが、あくまで適度の範囲を心がけましょう。
貯金をするなら、目標額の設定をおすすめします。
目標額を設定しないで貯金を始めることもできますが、曖昧な状態になりがちです。
たしかに貯金が多ければ多いほど良いものですが、それでは終わりがありません。
目標額のない貯金は、終わりのない戦いです。
貯金してばかりでは、いくら貯まったときに使っていいかわかりません。
「とにかくお金を貯めよう」「少しでもたくさん貯金しよう」というだけでは、具体性に乏しい。
いくらお金を貯めても、まだ足りない気がしてきて、心が落ち着きません。
いくらお金を貯めればいいかわからないと、なかなか貯金のモチベーションも上がりません。
そこで必要なのが、貯金の目標額です。
目標とする貯金額を設定しておくと、どれだけお金を貯めればいいかわかるようになります。
お金が貯まるにつれて「目標額まで、あと20万円」と具体的な数字でわかります。
「もう少し頑張ろう」と踏ん張りやすくなります。
気持ちをコントロールしやすくなるため、衝動買いを抑止できます。
無駄遣いが減って、節約もはかどります。
目標額を達成したら旅行に行く話にしておくと、将来に夢ができて、さらにモチベーションが高まります。
やみくもに貯金するのではなく、具体的な目標額を設定しておきましょう。
ただし、目標額の設定の仕方に注意点があります。
貯金の目標額は、あくまで現実的なラインに設定しておきましょう。
一生かかっても貯めることができないような目標額では、実感が湧きにくいため効果が半減します。
目標額を設定するなら「頑張れば、数カ月で達成できそう」という程度がいいでしょう。
現実的な目標額だからこそ、実感が湧きやすくなって、モチベーションが高まります。
貯金は、目標額を設定したほうが、貯まりやすくなるのです。
同棲の生活費で考えたいのは、共働きをするかどうかです。
もちろん共働きをするかどうかは、2人で相談して決めるのが基本です。
カップルの中には、相手の経済力だけで生活できる場合もあるでしょう。
相手の収入だけで生活ができるなら、わざわざ共働きをする必要はないように思えるかもしれません。
しかし、相手の収入だけで生活はできたとしても、安心はできません。
「相手の収入だけで生活ができているから大丈夫」と思うかもしれませんが、それはまだ子どもがいない今だから言えること。
現在だけでなく、未来を見据えて考えてみましょう。
結婚をして子どもが生まれると、お金は勢いよくなくなります。
1人の子どもを大学卒業まで育て上げる総費用は、2000万から3000万ほどかかるといわれています。
もちろん教育費は教育水準によって変わりますが、少なくとも大金が必要なのは間違いありません。
将来、マイホームの購入を考えているなら、なおさらです。
マイホームは、頭金だけでも350万円ほどかかるのが一般的です。
これだけのお金を捻出するのは、大変な苦労が必要です。
そのため子どもがいない今は、共働きをしてお金を貯めるチャンスとも言えます。
「生活ができている」と慢心せず、同棲中にしっかり貯金を貯めておくことが大切です。
したがって、同棲の基本は共働きです。
無理やり仕事をする必要はありませんが、少しでも時間に余裕があれば、共働きを選択しておくのが賢明です。
家事を専業とするなら、子どもができてからでも間に合います。
事情がある場合を除き、できるだけ2人で働いて、将来に備えてお金を貯めておくのがいいでしょう。
今のうちに余裕をつくっておけば、結婚資金にも余裕ができます。
いざ子どもができても、最低限の教育を受けさせられるでしょう。
生活費に余裕があったとしても、現状に油断せず、できるだけ共働きをしたほうがいいでしょう。
本来、仕事とは楽しいもの。
働くのは大変ですが、自分が社会に参加することで、人類と社会の発展に貢献できます。
苦労しながらお金を稼ぐことで、金銭感覚を養うメリットもあります。
今のうちにしっかり働いて、貯金を貯められるだけ貯めておきましょう。
将来を考えると、事情がある場合を除き、できるだけ共働きをしてお金を貯めておくのが得策です。
同棲中2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておきましょう。
せっかくお金を貯めても、簡単に引き出せてしまうと、うっかり使ってしまう状況が考えられます。
「そんなことはあり得ない」「自分たちは大丈夫」と思うかもしれませんが、実際はわかりません。
たとえば、酔った勢いで貯金を使ってしまう可能性もゼロとは言い切れないでしょう。
買い物で衝動買いがあるように、貯金の場合も、何らかの事情で衝動的に使ってしまう可能性もあるはずです。
簡単に貯金を引き出せる状態だと、気軽に使いやすいため、貯金の妨げになることがあります。
2人で貯めたお金は「貯めやすく使いにくい」という状況にしておくのが理想的です。
そのため、同棲して貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておくのが良いでしょう。
引き出しにくい状況にする対策として、次の5つがあります。
まず貯金は、現金より貯金にするといいでしょう。
いくら貯金とはいえ、自宅に現金のまま保管していると、手が届きやすくなります。
留守中に空き巣に入られたとき、自宅に貯金を現金のまま置いていると、盗まれるリスクが高くなります。
口座に貯金しておけば「お金を引き出す」という一手間が必要になるため、衝動的な使い方を防げます。
1つの口座に生活用と貯金用のお金が混在すると、使い方がごちゃごちゃになります。
貯金をするなら、貯金専用の銀行口座をつくって、そこにお金を入金していくのが良いでしょう。
貯金専用の口座をつくっておけば、いくら貯金が貯まったのが判別しやすくなるメリットもあります。
貯金専用口座をつくっておくことで「簡単に使ってはいけない」という意識が働くため、一定の抑止力が期待できます。
ATMの引き出しの限度額を設定しておくと、引き出しにくい状況をつくり出せます。
もちろんお金は引き出せますが、一度に多くのお金の引き出しを制限できます。
引き出しの限度額を低く設定しておけば、セキュリティーも向上するので一石二鳥です。
口座だけつくって、キャッシュカードを持たないのも1つの選択肢です。
キャッシュカードの発行は必要と思われがちですが、金融機関によっては、キャッシュカードの発行をしない選択も可能です。
キャッシュカードを持たなければ、預金の引き出しは銀行の窓口のみになります。
引き出せる時間帯も、金融機関が営業している平日の日中だけに制限されます。
引き出すのに手間暇がかかりますが、この不便を、お金を引き出しにくい状況として利用できます。
またキャッシュカードを持たなければ、キャッシュカードを紛失するリスクもなくせるため、セキュリティーも向上します。
すでにキャッシュカードを持っている人も、あとから手続きを経れば、無効にできます。
銀行の通帳は、鍵の付いた引き出しに保管するようにしましょう。
通帳を取り出すには「鍵を開ける」という一手間が加わるため、引き出しにくい状況になります。
鍵は、紛失しないよう大切に保管しましょう。
空き巣に入られたとしても、通帳の入った引き出しに鍵がかかっていれば、安心です。
鍵の紛失が心配なら、ダイヤル式や生体認証の施錠タイプを選ぶのも1つの方法です。
お金の使い方には、3種類あります。
「消費」「浪費」「投資」です。
同棲を成功に導くためには、この3つのお金の使い方が大切です。
消費は、生活を営む上で必要不可欠な費用です。
たとえば、ごみ袋やトイレットペーパーなどの消耗品費や、電話やインターネットなどの通信費です。
減らすことは可能ですが、生活に欠かせない費用なので、節約の幅が限られます。
浪費は、何の役にも立たない費用です。
たとえば、ギャンブルや無駄遣いです。
お金を使っただけで、何も残りません。
何の意味も効果もないため、最も避けるべきお金の使い方です。
投資とは、成長や向上のために使う費用です。
たとえば、仕事に必要な書籍代、習い事に必要な月謝、資格取得のための教材費です。
知識や技術などの能力を身につけることで、視野や価値観が広がります。
同棲を成功に導くには、消費・浪費・投資という3種類のお金の使い方が重要です。
まず消費については、生活を営む上で必要不可欠な部分なので、減らすには限界があります。
節約によって消耗品の使用量を抑えることはできますが、限界があり、微々たる範囲です。
それぞれの単品の価格も、高価ではないため、節約してもあまり生活費に影響しません。
ポイントは、浪費と投資です。
幸せな同棲と結婚を実現させるには「浪費を減らし、投資を増やすこと」にあります。
できるだけ浪費を減らしましょう。
ギャンブルや無駄遣いなど、無益なお金や将来性のないお金は徹底的に排除します。
衝動買いを減らし、必要なものを必要なだけ買うようにします。
保険内容を見直して、必要ない保険なら解約します。
電気の消し忘れや蛇口の閉め忘れにも注意します。
一方で投資は、できるだけ増やす努力が大切です。
投資は、2人の成長につながるお金です。
お金を使わない同棲生活では成長がありません。
心まで貧弱になり、2人の関係も向上できません。
同棲から結婚に進むためにも、2人の成長や向上のためにお金を使いたい。
それが、投資です。
仕事に必要な書籍代なら、業務に役立つため、きちんと意味のある使い方です。
料理に必要なレシピ本なら、将来につながるお金であり投資です。
投資は、勉強に関する費用だけではありません。
2人の絆が深まるなら、プレゼント費用も立派な投資です。
共通の思い出が増えるなら、旅行費用も投資になるでしょう。
投資は、2人の関係を強化することにつながります。
未来につながる投資を忘れないでください。
成長・絆・愛着を向上させるために、お金を使いましょう。
投資にお金を使ってこそ、同棲中も2人の関係がどんどん進化していきます。
浪費を減らし、投資を増やすと、幸せな同棲と結婚につながるのです。
「どうしても同棲の資金が足りない」
うまくいくだろうと思った同棲でも、実際はわかりません。
いざ始めてみると、生活費が足りない現実に直面して、生活に四苦八苦することがあります。
生活費が足りないとき、どうするか。
それぞれ今すぐお金が手に入る手段ですが、どれも現実的ではない選択肢のため慎重になったほうがいいでしょう。
友人から借金をすれば、もし返せなかったとき、必ずトラブルに発展します。
消費者金融から借りると、高い利子のため、あとから返済に苦しむことになるでしょう。
奨学金は本来、学業に充てるものであり、同棲や生活費に充てるのは不適切です。
同棲の生活費が足りない場合、次の3つの対策が現実的です。
最も現実的な対策としては、アルバイトです。
節約をして、それでも生活費が足りないなら、自分で働いて稼ぐしかありません。
最初から誰かを頼るより、まず自分たちの力でなんとかします。
余った時間を見つけて、週に1日でも2日でもアルバイトをして稼ぎましょう。
「働くのは嫌だ」と言っている場合ではありません。
アルバイトで少しでもお金を稼げば、生活費が楽になります。
生活費で最も大きな比重を占めるのは、家賃です。
家賃は固定費なので、毎月一定額が支出されます。
食費や水道光熱費は変動費であり、努力しだいで減らすことは可能ですが、限界もあります。
高い家賃のせいで生活が困窮して追い詰められているなら、家賃の低い部屋に引っ越すのが現実的な対策です。
少し通勤通学に遠くなるとしても、破産するよりはベターです。
敷金・礼金が心配なら、敷金・礼金のかからない部屋を探せばいいだけです。
仲介手数料が無料の不動産会社を頼ったり、自分たちで引っ越し作業を済ませたりすれば、さらに費用を抑えられます。
家賃は毎月発生する支出なので、引っ越しをするなら、決断はできるだけ早いほうがいいでしょう。
親の経済力を頼るのも、1つの選択肢です。
もしお金が足りないときは、親を頼れないか考えてみてください。
見栄やプライドを捨て、恥を承知のうえ、親に資金援助を申し込みます。
親によっては、快く援助してくれる可能性もあるでしょう。
小言を言われたり叱られたりするかもしれませんが、未熟な自分たちを素直に認め、反省しましょう。
節約を徹底するなら、何もしないに尽きます。
あらゆる欲を排除して、余計な行動を控えれば、出費は抑えられるでしょう。
外食もしない。
出かけることもない。
人付き合いもしない。
あらゆる行動を禁止すれば、たしかにお金は貯まりやすくなります。
しかし、いくら節約とはいえ、何から何まで切り詰めれば良いわけではありません。
節約にも限度があります。
無駄な部分だけでなく、必要な部分まで節約してしまうと、人生の充実を損ないます。
本当に必要なことには、きちんとお金を使いましょう。
たとえば、スキルアップです。
英語・料理・パソコンなど、生活に役立つスキルの習得にはお金が必要です。
スキルアップのお金まで削っていては、自分を高めていけません。
身につけたい能力があるなら「自己投資」という考え方で、お金を使うことが大切です。
また、仕事に必要な書籍代も欠かせません。
仕事で必要な本まで購入を控えていると、仕事に支障が出ます。
仕事で頻繁に利用する本なら、借りるより買ったほうが便利です。
特に専門的な本は、図書館に置いていない場合が多いため、個人で購入するしかないでしょう。
忘れてはならないのは、趣味です。
一見すると無駄に思える出費ですが、趣味は心の充実とストレス発散に役立ちます。
趣味すら禁止の同棲になると、心は貧しくなって、生活が色あせていくでしょう。
すべて切り詰めた生活ばかりでは、ストレスもたまる一方。
趣味に制限ばかりの同棲では、苦しくなります。
あくまで常識の範囲ですが、趣味も必要な出費として考えたほうが、豊かな同棲生活を実現できます。
前もってパートナーに話をして、理解を得ておくといいでしょう。
何から何まで節約するのではなく、本当に必要なことには、きちんとお金を使いましょう。
同棲中、パートナーが失業することがあります。
自己都合の退職もあれば、会社都合の退職もあります。
パートナーが定職に就いているうちは生活費の折半ができますが、失業すると厳しくなります。
パートナーが無職になれば、将来の不安は募るばかり。
収入のないパートナーに生活費を出してもらうのは、経済的にも心理的にも厳しい場合もあるでしょう。
ここで基本的な考え方を見ていきます。
まず基本としては、パートナーが失業中でも生活費の折半を続けるのがいいでしょう。
「生活費は折半」という約束をしているなら、パートナーが失業しても、貯金を切り崩してもらうのがベストです。
冷たい対応に思えますが、パートナーのためでもあります。
一般的に失業しても、失業保険による給付があれば、しばらく生活できるはずです。
「早く再就職をしなければいけない」という危機感と緊張感を持たせるためにも、生活費の折半は続けるのがいいでしょう。
パートナーの貯金にも限りがあって、現実的に難しい状況もあるでしょう。
再就職を応援する意味として、パートナーの生活費まで自分が出すこともあるはずです。
もし失業中のパートナーのお金を出すなら、戻ってこない覚悟をしておくことが大切です。
パートナーの分まで生活費を出し始めると、自分が生活費を全額出しているのと同じになります。
経済的な負担が重くなり、大きな偏りが生じます。
短期間ならいいですが、長期間になるのは良くありません。
パートナーだけでなく、今度は自分の貯金まで厳しくなってしまうでしょう。
お金の負担が偏ってしまうと、2人の関係までぎくしゃくします。
金品を貢がせている、だらしない人になってしまいます。
失業を最小限に抑えてもらい、できるだけ早めの再就職をお願いしましょう。
同棲中、パートナーが失業して無職になったとき、どうするか。
基本的にパートナーが職を失っても、生活費の折半は続けたほうがいいでしょう。
最初に生活費の折半を約束したなら、ルールにしたがって折半を続けるのがベストです。
ただし、パートナーの貯金が厳しい状況もあります。
一時的に生活費の折半は取りやめ、仕方なく自分がパートナーの分まで生活費を出すこともあるでしょう。
安易に生活費を出しそうになりますが、ここが注意ポイントです。
パートナーに投資をすれば、再就職もスムーズになるはずですが、現実では思うようにいかないことがあります。
働かなくても生活が続けられるのは、さぞ楽な環境でしょう。
全額負担を続けると、パートナーは気持ちに緩みが生じるかもしれません。
生ぬるい環境に甘えてしまい、再就職への意欲を失う可能性があります。
パートナーを信じて生活費を出すのはいいですが、甘えさせるのは本人のためになりません。
パートナーを助けるつもりが、かえって惰性に導いてしまうことがあります。
経済的な負担が偏れば、2人の人間関係まで悪くなるでしょう。
最終的に2人とも貯金がなくなって破局までしてしまえば、最悪の状況です。
こうした事態を避けるため、あなたがパートナーの分まで生活費を負担するなら、心がけておきたい工夫があります。
失業したパートナーの分までお金を出すなら「期限付き」という条件を加えておきましょう。
「こちらの貯金にも限界がある。今は仕方ないから代わりにお金を出すけど、○○月までが期限です」
少し厳しいようですが、自分のためだけでなく、パートナーのためでもあります。
期限付きは、2人の将来を決める条件と言っても過言ではありません。
期限付きとわかれば、将来への危機感と緊張感を保てるので、再就職への意欲を保ちやすくなります。
今後の2人の成り行きにも関係することですから、心を鬼にして、期限付きにしておくのが良いでしょう。
再就職は、景気や時代に影響されることでもありますが、本当に必要なのは、本人の意思と行動力です。
どんなに景気や時代が悪くても、本気で働きたい気持ちがあれば、就職先はあります。
本気で本人の再就職を応援したいなら、期限付きにしておくのが得策です。