執筆者:水口貴博

半同棲で心がける30のマナーと注意点

12

半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。

半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。 | 半同棲で心がける30のマナーと注意点

半同棲では、所有物の境界線が曖昧になりがちです。

半同棲に対する意識があやふやだと、所有物に対する意識まであやふやになる傾向があります。

「まあいいか」「少しくらい大丈夫だろう」といった安易な考えが浮かびやすくなる。

相手の持ち物が、自分のものであるなど錯覚を覚えるかもしれません。

「半同棲をするほど親密な関係なら、自由に使ってもいいだろう」と、安易に自己判断をしがちです。

もちろん相手から「いちいち許可はいらない。いつでも自由に使ってよい」と言われているならいいのです。

前もって相手から許可が得られているなら、自分の好きに使っても問題はないでしょう。

しかし、一方の所有物であるかぎり、扱い方を曖昧にはできません。

一緒に暮らす生活には、2人の所有物が混在します。

大きさや重さは関係ありません。

2人でお金を出し合って買ったものを除けば、どちらかの所有物に該当するはずです。

所有物とはいえ、れっきとした財産です。

紙幣や貨幣ではありませんが、所有物もお金と同じ価値があります。

所有物の扱いはデリケートです。

「少しくらいいいだろう」と無断で使ったせいで、喧嘩に発展した話は数多くあります。

自分が大切にしているものを無断で使われると、誰でもいい気分はしないでしょう。

勝手に使った結果、なくしたり壊したりしてしまうと、謝るだけでは済まないこともあります。

パートナーの所有物を自分のものであるかのように、勝手に使うのはよくありません。

使う前には、きちんと許可の確認を取るのが適切です。

もし離れた場所にいるなら、メールで連絡すればいいことです。

一言断りを入れるかどうかで、トラブルが減るだけでなく、印象も変わります。

自分の所有物についても、無断で使われないように注意しておくことも大切です。

「勝手に使うことはないだろう」という信頼関係があったとしても、最低限のセキュリティーは必要でしょう。

重要なところには、施錠やパスワード設定をしておくほうが安心です。

半同棲という生活であっても、所有物の扱い方はきちんとしておきましょう。

半同棲で心がけるマナーと注意点(12)
  • 半同棲であっても、相手の所有物を使うときは、一言断りを入れる。
半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。

半同棲で心がける30のマナーと注意点

  1. 半同棲とは何か。
  2. 同棲に抵抗があるなら、半同棲から始めるのも悪くない。
  3. 同棲と半同棲の5つの違い。
  4. お泊まり・半同棲・同棲の違い。
  5. 半同棲の5つのメリット。
  6. 半同棲の7つのデメリット。
  7. 半同棲は、賃貸契約違反に要注意。
  8. 同棲生活と夫婦生活は似ている。
    同棲生活と半同棲生活は違いが大きい。
  9. 半同棲では「期限付き」と「結婚前提」の条件は必要なのか。
  10. 価値観や生活習慣が違っても、安易に否定しない。
  11. 半同棲は、プライバシーの侵害が起こりやすい。
  12. 半同棲でも、所有物の扱い方を曖昧にしない。
  13. 半同棲の部屋のストレスを減らす、5つの工夫。
  14. 半同棲でも、家事の分担は必要。
  15. 半同棲の主導権は、原則として部屋の契約者にある。
  16. お金に関するルールだけは、きちんと決めておくこと。
  17. 半同棲の生活費を折半するときの基本的な考え方。
  18. 私物の持ち込みが限度を超えると、トラブルに発展するのは時間の問題。
  19. 気遣いと思いやりのある半同棲は、未来が明るい。
  20. 半同棲でも、恥じらいは必要。
  21. 共同生活において、我慢と諦めは、ネガティブよりポジティブに働く。
  22. 家事や節約を、頑張りすぎないこと。
  23. 半同棲の公表は、なるべく控えるのが賢明。
  24. 以心伝心にも限界がある。
    何から何まで「言わなくてもわかる」で済ませない。
  25. 原則として、半同棲では自宅に友人を招かないのが無難。
  26. 風邪を引いたとき、どうするか。
  27. 半同棲が相手の親にばれたとき、どうするか。
  28. 喧嘩をしたら、すぐ解消するより、まず冷却期間。
  29. 半同棲を解消するときの3つのポイント。
  30. 半同棲の中途半端を正すには、正式な同棲をするのが近道。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION