失恋から立ち直れないのは、ちょっとした勘違いが原因かもしれません。
それは、思い出への恋です。
こんな言葉を自分に問いかけてみてください。
「その人に恋をしているのか。思い出に恋をしているだけではないのか」
心当たりがあれば、あなたが恋をしているのは「別れた人」ではなく「思い出」である可能性があります。
たとえば、別れた人とのデートを思い出したとき、どきどきしたとします。
このとき、どきどきしている対象を注意深く確認してください。
「相手にどきどきしているのか、デートそのものにどきどきしているのか」です。
あらためて振り返ってみると、別れた人ではなく、思い出に恋をしていることに気づくことがあります。
たしかに楽しかった思い出は、思い出すと心地いい。
「またあのときに戻ってほしい」と思ってしまうでしょう。
しかし、あくまで恋をしているのは思い出であり、その人ではありません。
恋をしている対象が、別れた人なら復縁する方法もありですが、思い出なら復縁はやめたほうがいい。
勘違いに気づかないまま苦しみ続けるのは、時間と体力を無駄にします。
もし思い出に恋をしている誤解に気づけば、自分に鞭を打ち、未練を断ち切ることです。
勘違いに気づけば、失恋の苦しさも立ち直りやすくなります。
早く現実に戻り、自分らしい道を歩むことです。
思い出なら、別の人とでも作れます。