失恋は、珍しい経験ではありません。
恥ずかしい経験でもありません。
実際のところ失恋は、お付き合いをしたことがある人なら、大半が経験することです。
「自分だけが苦しんでいる」「失恋は恥ずかしい経験」と思うから、孤独を感じ、余計につらく感じます。
周りを見てください。
今その人は平気な顔をしているかもしれませんが、以前恋人と別れるときは、失恋で苦しんでいたでしょう。
「この人も大変だったのだな」
「この人も苦しみながら乗り越えたのだな」
「つらい時期を頑張ったのだね」
失恋で苦しんでいるのは自分だけではないことがわかれば、心がふわっと軽くなるでしょう。
仲間外れではありません。
むしろ仲間入りです。
「みんなが経験していることを経験できてよかった」と思ってもいいくらいです。
みんなが経験していることを、自分が今、経験しているだけのこと。
これでまた1つ、大人になりました。
胸を張って「私も失恋したよ」と言えばいいのです。