執筆者:水口貴博

生活の質を向上させる30のマナー

28

バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。

バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。 | 生活の質を向上させる30のマナー

バナナの皮を踏んで滑って転んだら、喜びましょう。

とても珍しい経験だからです。

バナナの皮をうっかり踏んで、滑って転ぶシーンは、漫画やアニメではよく見かけます。

どたばた喜劇では、もはやお決まりのシーンの1つ。

よく見かけるシーンだから現実でもよくあるように思えますが、どうでしょうか。

よくよく考えると、現実ではまずそういう状況はありません。

まず道ばたにバナナの皮が落ちていることがめったにありません。

落ちていたとしても、黄色い色は目立つので、普通に気づいてよけます。

気づかずに踏みつけたとしても、体重の重みで、転ぶほどにはならないはずです。

たまたまバナナの皮があることに気づかず、偶然踏んで滑って転んだら、珍しい経験をしたことになります。

「ついてないな」と思うのではありません。

「珍しい経験ができたぞ」と喜びましょう。

不運の出来事に思えますが、見方を変えると、実は運のいい出来事です。

「漫画のような出来事が実際に起こった」

喜んで、誰かに報告しましょう。

とても低い確率の出来事に巡り会えたのです。

生活の質を向上させるマナー(28)
  • 不運の出来事は「珍しい経験をした」と思って喜ぶ。
アンケートを書くのも、舞台観劇の一部。

生活の質を向上させる30のマナー

  1. 始業時間を厳守するように、就寝時間も厳守しよう。
  2. 自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。
  3. お金の無駄遣いより時間の無駄遣いのほうがもったいない。
  4. 面識ができれば、勇気を出して、挨拶をしてみる。
  5. 親友には本音で話すのがマナー。
    本音を話して離れたなら、そもそも親友ではなかったということ。
  6. 人の品性が表れるのは、何かを終えたとき。
  7. 今持っているハンカチとティッシュは、人にすぐ差し出せますか。
  8. ハンカチの質を上げるだけで、生活全体の質が向上する。
  9. 初対面は、自己紹介のベストタイミング。
  10. 品性が表れるのは、ドアを開けるときより閉めるとき。
  11. 最初の一口目は、もっともっと大事にしたほうがいい。
  12. 料理をお金で味わっていないか。
    きちんと自分の舌で味わおう。
  13. 「形だけの拍手」では意味がない。
    「リスペクトを込めた拍手」をしよう。
  14. 探し物の時間が目立ったら、身の回りの整理整頓がイエローカードと考える。
  15. ボタンがなかなか留められないのは、実は危険な未来の前兆。
  16. 部屋のカーテンを最後に洗濯したのは、いつですか。
  17. 部屋の中で、最も掃除を忘れがちな場所とは。
  18. 利用していない定額制サービスはありませんか。
  19. 使い終わった傘には、あなたの内面と未来が表れている。
  20. 買ってすぐ不要になったビニール傘は、捨てるのではなく、プレゼントする。
  21. 美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。
  22. 使い終わった物を捨てるときにも、ねぎらいの言葉はあっていい。
  23. 自然に出るあくびは、体からの大切なメッセージ。
  24. タクシーの指示を出すタイミングに、あなたの優しさが表れる。
  25. ぎりぎり電車に乗れても、ドア付近で立ち止まらない。
  26. 宅配の人に、どんな対応をしていますか。
  27. 探し物がすぐ見つからないのは、整理整頓がおろそかになっている証拠。
  28. バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。
  29. アンケートを書くのも、舞台観劇の一部。
  30. 親におごってもらったときも「ごちそうさま」。

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