執筆者:水口貴博

生活の質を向上させる30のマナー

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自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。

自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。 | 生活の質を向上させる30のマナー

家を出るときに「いってきます」と言っていますか。

家に戻ったとき「ただいま」と言っていますか。

相手がいるから、言うのではありません。

相手がいなくても、言うものです。

独り言でいいのです。

「独り言なんてかっこ悪い。かえって寂しくなる」

そう思うのは誤解です。

「いってきます」「ただいま」は、相手がいなくても必要な言葉です。

区切りの言葉だからです。

「いってきます」「ただいま」は、自分に対して言う言葉です。

誰も聞いていなくても、自分が聞いています。

「いってきます」は「これから、戦いにいってきます」という意味です。

「いってきます」を口にすることで戦闘モードになり、気合が入るようになります。

「ただいま」は「ただ今、戦いから戻ってきました」という意味です。

戦闘モードからリラックスモードへと変わり、緊張が解けていきます。

「いってきます」「ただいま」をはっきり言うことで、自分のモードが切り替わります。

言葉をはっきり言わないと、気分もはっきり変わりません。

自分のために、言うのです。

相手がいる・いないにかかわらず、きちんと口にしたい生活習慣です。

大きな声で言うのが恥ずかしいなら、小さな声でもかまいません。

今日から家を出るときには「いってきます」と言いましょう。

家に戻るときは「ただいま」と言いましょう。

これだけで、あなたの生活の質が向上します。

生活の質を向上させるマナー(2)
  • 自分一人でも「いってきます」「ただいま」をきちんと言う。
お金の無駄遣いより時間の無駄遣いのほうがもったいない。

生活の質を向上させる30のマナー

  1. 始業時間を厳守するように、就寝時間も厳守しよう。
  2. 自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。
  3. お金の無駄遣いより時間の無駄遣いのほうがもったいない。
  4. 面識ができれば、勇気を出して、挨拶をしてみる。
  5. 親友には本音で話すのがマナー。
    本音を話して離れたなら、そもそも親友ではなかったということ。
  6. 人の品性が表れるのは、何かを終えたとき。
  7. 今持っているハンカチとティッシュは、人にすぐ差し出せますか。
  8. ハンカチの質を上げるだけで、生活全体の質が向上する。
  9. 初対面は、自己紹介のベストタイミング。
  10. 品性が表れるのは、ドアを開けるときより閉めるとき。
  11. 最初の一口目は、もっともっと大事にしたほうがいい。
  12. 料理をお金で味わっていないか。
    きちんと自分の舌で味わおう。
  13. 「形だけの拍手」では意味がない。
    「リスペクトを込めた拍手」をしよう。
  14. 探し物の時間が目立ったら、身の回りの整理整頓がイエローカードと考える。
  15. ボタンがなかなか留められないのは、実は危険な未来の前兆。
  16. 部屋のカーテンを最後に洗濯したのは、いつですか。
  17. 部屋の中で、最も掃除を忘れがちな場所とは。
  18. 利用していない定額制サービスはありませんか。
  19. 使い終わった傘には、あなたの内面と未来が表れている。
  20. 買ってすぐ不要になったビニール傘は、捨てるのではなく、プレゼントする。
  21. 美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。
  22. 使い終わった物を捨てるときにも、ねぎらいの言葉はあっていい。
  23. 自然に出るあくびは、体からの大切なメッセージ。
  24. タクシーの指示を出すタイミングに、あなたの優しさが表れる。
  25. ぎりぎり電車に乗れても、ドア付近で立ち止まらない。
  26. 宅配の人に、どんな対応をしていますか。
  27. 探し物がすぐ見つからないのは、整理整頓がおろそかになっている証拠。
  28. バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。
  29. アンケートを書くのも、舞台観劇の一部。
  30. 親におごってもらったときも「ごちそうさま」。

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