家を出るときに「いってきます」と言っていますか。
家に戻ったとき「ただいま」と言っていますか。
相手がいるから、言うのではありません。
相手がいなくても、言うものです。
独り言でいいのです。
「独り言なんてかっこ悪い。かえって寂しくなる」
そう思うのは誤解です。
「いってきます」「ただいま」は、相手がいなくても必要な言葉です。
区切りの言葉だからです。
「いってきます」「ただいま」は、自分に対して言う言葉です。
誰も聞いていなくても、自分が聞いています。
「いってきます」は「これから、戦いにいってきます」という意味です。
「いってきます」を口にすることで戦闘モードになり、気合が入るようになります。
「ただいま」は「ただ今、戦いから戻ってきました」という意味です。
戦闘モードからリラックスモードへと変わり、緊張が解けていきます。
「いってきます」「ただいま」をはっきり言うことで、自分のモードが切り替わります。
言葉をはっきり言わないと、気分もはっきり変わりません。
自分のために、言うのです。
相手がいる・いないにかかわらず、きちんと口にしたい生活習慣です。
大きな声で言うのが恥ずかしいなら、小さな声でもかまいません。
今日から家を出るときには「いってきます」と言いましょう。
家に戻るときは「ただいま」と言いましょう。
これだけで、あなたの生活の質が向上します。