公開日:2014年12月26日
執筆者:水口貴博

生活の質を向上させる30のマナー

  • 最初の一口目は、
    もっともっと大事にしたほうがいい。
生活の質を向上させる30のマナー

始業時間を厳守するように、就寝時間も厳守しよう。

会社でも学校でも、守らなければいけないのは「始業時間」です。
1分でも遅れたら、遅刻です。
上司や先生に叱られ、減点や評価につながるでしょう。

自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。

家を出るときに「いってきます」と言っていますか。
家に戻ったとき「ただいま」と言っていますか。
相手がいるから、言うのではありません。

お金の無駄遣いより時間の無駄遣いのほうがもったいない。

「無駄遣い」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは「お金」です。
多くの人は「お金の無駄遣い」を気にします。
スーパーのチラシを比較しては、1円でも安いお店に足を運ぶ人も多いでしょう。

面識ができれば、勇気を出して、挨拶をしてみる。

「おはようございます」
朝、知り合いと会ったときに、挨拶をしますね。
知っている人には挨拶をして、知らない人には挨拶をしない状況が多いのではないでしょうか。

親友には本音で話すのがマナー。
本音を話して離れたなら、そもそも親友ではなかったということ。

親友には本音で話すべきでしょうか。
親友にはきちんと本音で話してください。
浅い関係であれば、表面的な会話を楽しむのもいいでしょう。

人の品性が表れるのは、何かを終えたとき。

人の品性が表れるのは、どんなときでしょうか。
普段私たちは、何かを始める前や最中は、しっかり注意するものです。
しかし、注意したいのは、何かを終えた後です。

今持っているハンカチとティッシュは、人にすぐ差し出せますか。

ハンカチとティッシュの持参は、エチケットの基本です。
隣の人が困っているとき、ハンカチやティッシュをさっと差し出せれば、かっこいいですね。
まるで映画のようなワンシーンです。

ハンカチの質を上げるだけで、生活全体の質が向上する。

今あなたが持っているハンカチは、どんなものですか。
安売りセールで買ったもの。
人からもらったもの。

初対面は、自己紹介のベストタイミング。

行きつけのお店で、初めて見る店員さんがいたとします。
とっさに「新人さんなのかな」と思うでしょう。
そう思ったときが、自己紹介のチャンスです。

品性が表れるのは、ドアを開けるときより閉めるとき。

ドアを閉める瞬間は、品性の表れやすい瞬間です。
ドアを開けるときではありません。
閉めるときも、開けるときと同じくらい重要です。

最初の一口目は、もっともっと大事にしたほうがいい。

板状のチョコレートがあるとします。
甘いもの好きには、定番のお菓子ですね。
さて、ここで考えてほしいことがあります。

料理をお金で味わっていないか。
きちんと自分の舌で味わおう。

一般的に値段の高い食べ物は、おいしく感じる傾向があります。
たとえば、高級料理です。
調理に手が込んでいたり品質の高い食材が使われていたりするため、おいしく感じることが多いでしょう。

「形だけの拍手」では意味がない。
「リスペクトを込めた拍手」をしよう。

コンサートや舞台観劇では「拍手」が欠かせません。
上演の区切りには、拍手で賛辞を送ります。
上演が終了して幕が下りるときには拍手喝采が巻き起こります。

探し物の時間が目立ったら、身の回りの整理整頓がイエローカードと考える。

あなたの生活に「探し物の時間」はどのくらいありますか。
探し物の時間がまったくないならいいいのです。
書類や道具など必要なものがあったとき、しまっている場所がすぐ浮かべば、探し物の時間が短くなります。

ボタンがなかなか留められないのは、実は危険な未来の前兆。

急いでいるときにかぎって、ボタンが留められない。
いつもなら簡単に留められるボタンが、急いでいるときにかぎって、妙に難しく感じられます。
手元が震え、うまく指が動かなくなります。

部屋のカーテンを最後に洗濯したのは、いつですか。

生活の中で、意外と忘れがちな洗濯物があります。
カーテンです。
部屋のカーテンを最後に洗濯したのは、いつですか。

部屋の中で、最も掃除を忘れがちな場所とは。

部屋の中で、最も掃除を忘れがちな場所があります。
天井です。
壁や床は掃除をしますが、意外に天井を掃除することはなかなかありません。

利用していない定額制サービスはありませんか。

定額制サービスが今、大変人気です。
定額制サービスは、一定料金で商品やサービスをいくらでも利用できます。
定額制サービスは「サブスクリプションサービス」とも呼ばれ、聞きなじみのある人も多いでしょう。

使い終わった傘には、あなたの内面と未来が表れている。

あなたの家にある傘を見てみましょう。
見てほしいのは、使い終わった傘の状態です。
雨の日に傘を使った後、どうしていますか。

買ってすぐ不要になったビニール傘は、捨てるのではなく、プレゼントする。

外出先で、急に雨が降り始めました。
天気予報とはいえ、100パーセント当たるとは限りません。
天気がよくても、急に雲行きが怪しくなり、スコールのような雨に遭うことがあるものです。

美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。

美術館に行くと、不思議な人たちを見かけることがあります。
作品を見ている時間より、タイトルや解説を読んでいる時間のほうが長い人たちです。
タイトルと解説をじっくり読んだ後、作品をちらっと見て、次に移ります。

使い終わった物を捨てるときにも、ねぎらいの言葉はあっていい。

使い終わった物を捨てるとき、どうしていますか。
たとえば、ボールペンの芯です。
インクがなくなると、新しい芯に取り換え、古い芯は捨てます。

自然に出るあくびは、体からの大切なメッセージ。

勉強や仕事をしていると、ふと、あくびが出ることがあります。
大きな口を開けると、誰もがだらしなく見えます。
あくびのタイミングは不規則に思えますが、実際はきちんと意味があります。

タクシーの指示を出すタイミングに、あなたの優しさが表れる。

タクシーでは、運転手に細かい指示を出すことがあります。
「次の交差点を右に曲がってください」
「あの曲がり角のところで停車してください」

ぎりぎり電車に乗れても、ドア付近で立ち止まらない。

駅の改札を通ってホームに入ると、出発寸前の電車にぎりぎり間に合うことがあります。
「よかった。ぎりぎり間に合った」
何とか間に合って電車に乗れました。

宅配の人に、どんな対応をしていますか。

宅配の人に対する自分の対応を思い出してください。
チャイムが鳴り、ドアを開ける。
宅配の人から荷物を受け取って、サインをして、ドアを閉める。

探し物がすぐ見つからないのは、整理整頓がおろそかになっている証拠。

「ここに置いていたはずなんだけどな」
「おかしいな。どこに置いたのだろうか」
探し物がすぐ見つからなくて、あたふたすることはありませんか。

バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。

バナナの皮を踏んで滑って転んだら、喜びましょう。
とても珍しい経験だからです。
バナナの皮をうっかり踏んで、滑って転ぶシーンは、漫画やアニメではよく見かけます。

アンケートを書くのも、舞台観劇の一部。

舞台を見に行ったとき、帰り際に余裕があれば、ぜひアンケートを書きましょう。
素直な感想を書くのもよし。
改善したほうがいい点を書くのもよし。

親におごってもらったときも「ごちそうさま」。

仕事関係で食事に行ったとき、相手からおごってもらうときがあります。
おごってもらったときは、食事の後に「ごちそうさまでした」とお礼を言うのが、マナーですね。
金額の大小は関係なく、相手の心遣いに感謝しましょう。

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