執筆者:水口貴博

生活の質を向上させる30のマナー

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美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。

美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。 | 生活の質を向上させる30のマナー

美術館に行くと、不思議な人たちを見かけることがあります。

作品を見ている時間より、タイトルや解説を読んでいる時間のほうが長い人たちです。

タイトルと解説をじっくり読んだ後、作品をちらっと見て、次に移ります。

作品を見ているだけでは意味がわからないので、タイトルと解説を読んで、意味を理解したいのでしょう。

結果として、作品を見ている時間より、文字を読んでいる時間のほうが長くなっています。

これでは、作品を見に来ているのではなく、文字を読みに来ている状態です。

もちろんそういう見方もありますが、美術鑑賞の本質が欠けています。

美術鑑賞の主役は、あくまで作品です。

美術鑑賞は、文字を読んでばかりではなく、あくまで作品の鑑賞を重視しましょう。

おすすめなのは、次の3ステップです。

(ステップ1)
作品をじっくり見る

(ステップ2)
タイトルと解説を読む

(ステップ3)
再び作品を見る

それぞれのステップを、時間をかけて楽しむといいでしょう。

この3ステップで美術を鑑賞していけば、作品・タイトル・解説がうまく融合して、より深く作品を楽しめます。

生活の質を向上させるマナー(21)
  • まず作品をじっくり見てから、タイトルと解説を読み、再び作品を見る。
使い終わった物を捨てるときにも、ねぎらいの言葉はあっていい。

生活の質を向上させる30のマナー

  1. 始業時間を厳守するように、就寝時間も厳守しよう。
  2. 自分一人でも「いってきます」「ただいま」は、きちんと言う言葉。
  3. お金の無駄遣いより時間の無駄遣いのほうがもったいない。
  4. 面識ができれば、勇気を出して、挨拶をしてみる。
  5. 親友には本音で話すのがマナー。
    本音を話して離れたなら、そもそも親友ではなかったということ。
  6. 人の品性が表れるのは、何かを終えたとき。
  7. 今持っているハンカチとティッシュは、人にすぐ差し出せますか。
  8. ハンカチの質を上げるだけで、生活全体の質が向上する。
  9. 初対面は、自己紹介のベストタイミング。
  10. 品性が表れるのは、ドアを開けるときより閉めるとき。
  11. 最初の一口目は、もっともっと大事にしたほうがいい。
  12. 料理をお金で味わっていないか。
    きちんと自分の舌で味わおう。
  13. 「形だけの拍手」では意味がない。
    「リスペクトを込めた拍手」をしよう。
  14. 探し物の時間が目立ったら、身の回りの整理整頓がイエローカードと考える。
  15. ボタンがなかなか留められないのは、実は危険な未来の前兆。
  16. 部屋のカーテンを最後に洗濯したのは、いつですか。
  17. 部屋の中で、最も掃除を忘れがちな場所とは。
  18. 利用していない定額制サービスはありませんか。
  19. 使い終わった傘には、あなたの内面と未来が表れている。
  20. 買ってすぐ不要になったビニール傘は、捨てるのではなく、プレゼントする。
  21. 美術館で、いきなりタイトルや解説から読み始めていないか。
  22. 使い終わった物を捨てるときにも、ねぎらいの言葉はあっていい。
  23. 自然に出るあくびは、体からの大切なメッセージ。
  24. タクシーの指示を出すタイミングに、あなたの優しさが表れる。
  25. ぎりぎり電車に乗れても、ドア付近で立ち止まらない。
  26. 宅配の人に、どんな対応をしていますか。
  27. 探し物がすぐ見つからないのは、整理整頓がおろそかになっている証拠。
  28. バナナの皮を踏んで転ぶのは、実は運のいい出来事。
  29. アンケートを書くのも、舞台観劇の一部。
  30. 親におごってもらったときも「ごちそうさま」。

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