執筆者:水口貴博

面接の受け答えが上達する30の心得

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水商売の経験は、隠すべきか。

水商売の経験は、隠すべきか。 | 面接の受け答えが上達する30の心得

過去に、水商売の仕事を経験した人もいるでしょう。

水商売の経験がある場合、履歴書や面接など、水商売の経験を正直に出すべきか悩む人も多いはずです。

まず、就職する企業によって、対応が変わります。

  1. 就職する企業が水商売の場合

面接先が水商売なら、これまでの水商売の経験を堂々と書くべきでしょう。

水商売に就職したければ、やはり水商売の経験が有利に働きます。

接客への自信や売り上げ実績なども話せば、面接官は高く評価してくれるはずです。

  1. 就職する企業が一般企業の場合

面接先が一般企業の場合は、水商売の経験を出すのは控えたほうが賢明です。

もちろん水商売が悪いわけではありません。

水商売はれっきとした接客業であり、お客さまを楽しませるプロです。

目上の人と接する機会が多い仕事ですから、礼儀・マナー・会話術を磨く機会にもなるでしょう。

しかし、多くの企業では、やはり水商売に偏見を持っているのが現実です。

抵抗を感じる面接官も多いはず。

いくら自分が誇りを持っていても、面接官のネガティブな先入観を覆すのは容易ではありません。

ネガティブな印象につながる不安を考慮すれば、履歴書や面接では、伏せておくほうが無難です。

もし記載する場合は「接客業」「飲食店勤務」など、幅のある表現をおすすめします。

面接の受け答えが上達する心得(9)
  • 一般企業への就職の場合、水商売の経験は伏せる。
成功談でも、該当者が多ければ、控えたほうが無難。

面接の受け答えが上達する30の心得

  1. 面接の第一印象は、最初の3分で決まる。
  2. 目的のわからない質問をする面接官の意図とは。
  3. 自己PRは、頑張ったことをアピールすることではない。
  4. 褒めてくる面接官は、基本的に裏があると思っていい。
  5. 立派に思える自己PRでも、違法や非常識な内容では、評価を落とす。
  6. 人によって定義が異なる質問には、どう答えるのが適切か。
  7. 面接は、聞かれたことを答える場ではない。
    企業に貢献したい気持ちをアピールする場。
  8. 緊張しているときの自分の反応を思い出せば、必要な対策が見えてくる。
  9. 水商売の経験は、隠すべきか。
  10. 成功談でも、該当者が多ければ、控えたほうが無難。
  11. 「御社が第1志望」では、平凡すぎる。
  12. 特定の質問を聞かれないようにするテクニック。
  13. 面接とは、お見合いのようなもの。
    お互いが選び合う、対等な立場。
  14. 長所を主張するつもりが、短所の露呈になっていないか。
  15. 「など」を省けば、言葉の印象が強くなる。
  16. 面接で複数の質問をするときに心がけたいマナー。
  17. 爽やかな笑顔は、あるものではなく、作るもの。
  18. 大きな成果だけでなく、少しの上達でも、自己PRになる。
  19. なぜ尊敬する人に「親」とは答えていけないのか。
  20. 実感や親しみを得やすい回答のほうが、面接官にも受け入れられやすい。
  21. 丁寧な言葉遣いも、言い方がだらしないと、悪印象。
  22. 悪い過去を正直に話すか。
    嘘をついて切り抜けるか。
  23. 面接で、両親を否定されたときの答え方。
  24. 話を弾ませるはずの相槌が、相手を不快にさせていませんか。
  25. うなずきには2種類ある。
    小さなうなずきと大きなうなずき。
  26. 縁故関係の自慢は、かえって本人の印象を下げる。
  27. 特に笑顔が必要な、2つの瞬間とは。
  28. 面接で笑顔は必須。
    ただし、常に笑顔ばかりも悪印象。
  29. あなたが思う真正面は、本当に真正面か。
  30. 恥ずかしくても、完全に正面を向いたほうが、確実に好印象。

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