第一印象とは、人や物事に接したとき最初に受ける印象です。
第一印象は、後から変えることもできます。
最初に受けた印象があっても、相手と長く接していると、さまざまな一面に接するため、次第に本来の姿がわかってきます。
最終的に、第一印象とはまったく別の印象を持つことがあるものです。
ただし、面接の場合、少し難しい事情があります。
「面接時間は短い」という事情です。
面接時間は、30分から1時間程度。
印象を変えたくても、与えられた時間が短いため、十分な余裕はないでしょう。
だからこそ、第一印象が、そのまま応募者の本来の姿であると理解されやすい状況があります。
応募者は、少しでも第一印象を素晴らしくするため、徹底的に集中しましょう。
特に集中すべきは、最初の3分間。
面接の第一印象は、最初の3分で決まるといわれています。
最初の3分間の様子を見て、面接官は「なるほど。こういう人なのか」という全体的な印象を抱きます。
面接の間、ずっと意識するのは難しいですが、最初の3分程度なら、集中しやすいのではないでしょうか。
この3分間は、面接の中でも、特に礼儀作法を重視して対応するのが得策です。
最初の3分間でできることは、何でしょうか。
面接室のドアを開け、着席して、簡単な自己紹介を済ませるところまででしょう。
第一印象を決める重要な部分であるため、何度もしっかり練習をしておきましょう。