執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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自己PRも志望動機も、文才は必要ない。

自己PRも志望動機も、文才は必要ない。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

自己PRや志望動機の作成には、文才が必要だと思っていませんか。

文章を巧みに書く才能がないと、きれいに書けないと思う人もいるでしょう。

いいえ、必要ありません。

たしかに小説を書くには、ある程度の文才が必要です。

感動させる文章を書くには、想像力や発想力を駆使して、言葉や表現を巧みに操る能力が必要になるでしょう。

人間心理に訴えかけるような、テーマも必要です。

しかし、自己PRや志望動機は、小説ではありません。

自己PRは、自分の強みや得意をわかりやすく簡潔に書くだけです。

志望動機は、その企業を志望した理由を正直に答えるだけです。

大げさに言えば、どちらも単なる自己紹介なのです。

しかも、履歴書を提出する前には、何度も見直す機会まで与えられています。

自己PRや志望動機の作成に、文才は必要ありません。

うまく書けないときは、他人に見てもらえればいいのです。

「わかりにくい」と指摘されれば、わかりやすく修正します。

「抽象的」と指摘されれば、もっと具体的に修正します。

改善を繰り返していくにつれて、だんだん文章が簡潔にわかりやすくなるでしょう。

改善のチャンスが無限に与えられているのです。

チャンスをきちんと生かせば、文才は必要ないのです。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(6)
  • 文才は気にせず、少しずつ改善するイメージで、より良い自己PRや志望動機へ仕上げていく。
企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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