面接では、志望動機を問われることがあります。
志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
それは、次の2通りの場合が考えられます。
業界を選んだ説明を省けます。
学歴を見れば、専攻科目と業界のつながりは容易だからです。
美容を専攻科目にしている人が、美容業界に就職するなら、志望理由は容易に想像できます。
興味や関心に一貫性があるため、業界を選んだ説明がなくても、面接官は納得してくれるはずです。
ただし、省略はできますが、できればきちんと説明したほうが、より丁寧な印象を与えるでしょう。
業界を選んだ説明は必要です。
そもそも業界を選んだ説明を省いても、面接で聞かれるのは確実でしょう。
専攻科目と業界に関係がなければ、企業を選んだ理由が気になるのは当然です。
「どこでもいいから働きたい」という安易な理由を疑われる可能性があります。
専攻科目とは関係ない業界に就職しようとする理由を、納得できるように説明する必要があります。
もう1つ注意したいのは、話の長さです。
業界を選んだ理由から話すと、志望動機が長くなる傾向があるため、できるだけ簡潔な説明にする工夫も必要です。
面接官に「なるほど」と言わせることができるよう、しっかりした志望動機を準備しておきましょう。