執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。

志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

面接では、志望動機を問われることがあります。

志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。

それは、次の2通りの場合が考えられます。

  • 志望する業界が専攻科目と関係ある場合

業界を選んだ説明を省けます。

学歴を見れば、専攻科目と業界のつながりは容易だからです。

美容を専攻科目にしている人が、美容業界に就職するなら、志望理由は容易に想像できます。

興味や関心に一貫性があるため、業界を選んだ説明がなくても、面接官は納得してくれるはずです。

ただし、省略はできますが、できればきちんと説明したほうが、より丁寧な印象を与えるでしょう。

  • 志望する業界が専攻科目と関係ない場合

業界を選んだ説明は必要です。

そもそも業界を選んだ説明を省いても、面接で聞かれるのは確実でしょう。

専攻科目と業界に関係がなければ、企業を選んだ理由が気になるのは当然です。

「どこでもいいから働きたい」という安易な理由を疑われる可能性があります。

専攻科目とは関係ない業界に就職しようとする理由を、納得できるように説明する必要があります。

もう1つ注意したいのは、話の長さです。

業界を選んだ理由から話すと、志望動機が長くなる傾向があるため、できるだけ簡潔な説明にする工夫も必要です。

面接官に「なるほど」と言わせることができるよう、しっかりした志望動機を準備しておきましょう。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(17)
  • 志望する業界が専攻科目と関係ない場合は、しっかりした志望動機を準備しておく。
独創性を出すキーワードは、実体験。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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