執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。

憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

憧れを強調した志望動機があります。

「御社で働くのが、子どものころからの憧れでした」

「幼いころから、御社の商品をずっと愛用し続けています」

憧れは、志望動機としては不純に思えますが、実際はどうでしょうか。

面接官の立場に立って考えると、わかります。

やはり憧れも、志望動機になります。

面接官も、心を持った人間です。

会社を愛していることがわかれば、応募者に好印象を抱くでしょう。

子どものころから愛着を抱き続けているなら、入社後も、会社の発展のために貢献してくれるでしょう。

もちろん憧れだけで仕事が勤まるわけではありませんが、強い可能性を感じます。

愛する会社のために、給与や残業を嫌がらず、献身する様子を想像できるからです。

憧れには、そう思わせる力があるのです。

ただし、1つ注意があります。

憧れも志望動機になりますが、憧れだけではいけません。

志望動機が憧れだけでは、面接官を納得させるのは困難です。

憧れは、志望動機の1つとしてアピールする程度が適切です。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(9)
  • 子どものころからの憧れがあるなら、志望動機で強調しておく。
悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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