執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。

「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

志望動機は、単純に志望する理由を説明するだけではいけません。

「発想力を生かして、御社を志望しました」

「体力に自信があり、営業を志望しました」

一見するとよさそうに思えるかもしれませんが、不十分です。

こうした志望動機に対して採用担当者は、こう思うでしょう。

「それなら当社ではなく、他社でもいいだろう」と。

他社でも通じるような志望動機では、採用担当者の心は動かせません。

志望動機では「なぜその企業を選んだのか」という理由が伝わる内容である必要があります。

採用担当者が聞きたいのは、数多くある同業他社の中で、その企業を選んだ理由です。

「『お客さまを裏切らないサービス』という社是は、まさしく私に合っていると考えています」

「さまざまな企業を研究した結果、中でも御社は、最も質の高いサービスがあることを実感しました」

「業界最大手は、世の中の貢献も最大手ということ。だからこそ、業界最大手の御社を志望いたしました」

「御社でなければいけない」というメッセージを、いかに伝えるかです。

志望動機を明確にするための、最重要ポイントの1つです。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(23)
  • 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機にする。
「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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