志望動機は、単純に志望する理由を説明するだけではいけません。
「発想力を生かして、御社を志望しました」
「体力に自信があり、営業を志望しました」
一見するとよさそうに思えるかもしれませんが、不十分です。
こうした志望動機に対して採用担当者は、こう思うでしょう。
「それなら当社ではなく、他社でもいいだろう」と。
他社でも通じるような志望動機では、採用担当者の心は動かせません。
志望動機では「なぜその企業を選んだのか」という理由が伝わる内容である必要があります。
採用担当者が聞きたいのは、数多くある同業他社の中で、その企業を選んだ理由です。
「『お客さまを裏切らないサービス』という社是は、まさしく私に合っていると考えています」
「さまざまな企業を研究した結果、中でも御社は、最も質の高いサービスがあることを実感しました」
「業界最大手は、世の中の貢献も最大手ということ。だからこそ、業界最大手の御社を志望いたしました」
「御社でなければいけない」というメッセージを、いかに伝えるかです。
志望動機を明確にするための、最重要ポイントの1つです。