執筆者:水口貴博

転職活動で注意したい30のポイント

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労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。

労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。 | 転職活動で注意したい30のポイント

社会人の中には、労働組合に所属した経験を持つ人もいるでしょう。

労働組合とは、労働条件の改善や社会的地位の向上を目指して、労働者が自主的に組織する団体です。

企業に働き掛ける印象が強いためでしょうか。

「労働組合の経験者は転職に不利」という噂があるようです。

現実でも、労働組合の存在を苦手とする企業があるのも、事実です。

さて、労働組合の経験者は、転職では不利になるのでしょうか。

まず不利になるというのは、誤解です。

あるとすれば、不利と考える企業側の誤解です。

労働組合は本来、企業において有益です。

労働者のために行動する団体であり、労働条件の維持や改善を促します。

労働者の健全性が向上することは、職場や業務の改善にもつながります。

労働者が生き生き働くことは、長期で見れば、利益の底上げになります。

したがって、労働組合の経験が、転職で不利になるとは言えないのです。

むしろ健全な企業なら、労働組合の経験者を歓迎します。

労働組合の経験者を歓迎する企業がたくさんあるのも、事実です。

労働組合での職場や業務の改善実績などがあれば、能力を認められ、転職でも有利になるでしょう。

企業側の誤解を恐れず、自分の持つ能力は堂々とアピールしましょう。

転職後に生かせる能力をアピールすれば、労働組合の経験も有利に働きます。

転職活動で注意したいポイント(26)
  • 有利・不利は気にせず、労働組合で果たした改善の実績などがあれば、アピールする。
年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。

転職活動で注意したい30のポイント

  1. 転職活動は、1人きりの戦い。
  2. 既婚者の場合、転職活動の前に必要なのは、説得活動。
  3. 転職に、適齢期はあるのか。
  4. 経歴を丁寧に振り返ろう。
  5. 転職活動は、繁忙期を避けるのがマナー。
  6. 転職における即戦力とは。
  7. 仕事探しと引っ越し。
    どちらを優先したほうがいいのか。
  8. 転職活動でも、OB・OG訪問はできるのか。
  9. なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。
  10. 学歴が低い人の転職は、難しいのか。
  11. 「転職すればよくなる」と思い込んでいないか。
  12. 求人情報を入手する、5つの方法。
  13. 実務経験や実績が不足していると、転職はうまくいかないのか。
  14. 転職アドバイザーに隠し事をしていると、頼りになる存在でも、十分生かせない。
  15. 転職アドバイザーが変更できることを知らない人が多い。
  16. 大きな労働条件は確認できても、小さな労働条件の確認を怠っていないか。
  17. 異なる業界を安易に選ぶのは要注意。
  18. 業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。
  19. 異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。
  20. 自営業からの転職は、不利なのか。
  21. 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
  22. 体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。
  23. 引き抜きが、よい結果に終わるとは限らない理由とは。
  24. 短期で退職した企業は、職歴に書かなくてもいいのか。
  25. 転職回数が多いと、印象が悪くなるか。
  26. 労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。
  27. 年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。
  28. 入社日が「応相談」の場合、どのくらい待ってもらえるのか。
  29. 雇用契約書は、いつ交わされるのか。
  30. 転職活動の結果、今の会社にとどまる選択肢もあっていい。

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