執筆者:水口貴博

転職活動で注意したい30のポイント

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なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。

なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。 | 転職活動で注意したい30のポイント

履歴書の作成は、手書きが基本です。

特別な理由がないかぎり、履歴書は手書きで作成しましょう。

一方、職務経歴書は、パソコン作成が許可されています。

むしろ、パソコンで作成するほうが好ましいといわれています。

「履歴書は手書き。職務経歴書はパソコン作成」という考え方が、一般的です。

なぜでしょうか。

それぞれの役目が異なるからです。

履歴書は、人柄を見る書類です。

字には、人柄が表れます。

丁寧な字を書けば、誠実で知的な人である印象を受けるでしょう。

汚い字を見れば、愚鈍でだらしない印象を受けるでしょう。

字の様子から、その人の性格や品格などを読み取る意味があるため、履歴書は手書きが基本なのです。

一方、職務経歴書は、仕事のあらすじを示した書類です。

職務経歴書は、字の様子を確認する書類ではないため、パソコンソフトによる作成もOKとされているのです。

また、パソコンで作成することで、文書の作成能力を確認する意味もあります。

パソコンソフトを使って、どれだけ美しく文書を仕上げられるかを表現する場でもあるのです。

したがって「履歴書は手書きで、職務経歴書はパソコン作成」であるほうが、採用担当者としても、人物評価がしやすいのです。

ただし、職務経歴書は、手書きが禁止されているわけではありません。

字に自信があり、文字数も少なければ、もちろん手書きでもかまいません。

転職活動で注意したいポイント(9)
  • 職務経歴書は、パソコンソフトで作成する。
学歴が低い人の転職は、難しいのか。

転職活動で注意したい30のポイント

  1. 転職活動は、1人きりの戦い。
  2. 既婚者の場合、転職活動の前に必要なのは、説得活動。
  3. 転職に、適齢期はあるのか。
  4. 経歴を丁寧に振り返ろう。
  5. 転職活動は、繁忙期を避けるのがマナー。
  6. 転職における即戦力とは。
  7. 仕事探しと引っ越し。
    どちらを優先したほうがいいのか。
  8. 転職活動でも、OB・OG訪問はできるのか。
  9. なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。
  10. 学歴が低い人の転職は、難しいのか。
  11. 「転職すればよくなる」と思い込んでいないか。
  12. 求人情報を入手する、5つの方法。
  13. 実務経験や実績が不足していると、転職はうまくいかないのか。
  14. 転職アドバイザーに隠し事をしていると、頼りになる存在でも、十分生かせない。
  15. 転職アドバイザーが変更できることを知らない人が多い。
  16. 大きな労働条件は確認できても、小さな労働条件の確認を怠っていないか。
  17. 異なる業界を安易に選ぶのは要注意。
  18. 業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。
  19. 異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。
  20. 自営業からの転職は、不利なのか。
  21. 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
  22. 体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。
  23. 引き抜きが、よい結果に終わるとは限らない理由とは。
  24. 短期で退職した企業は、職歴に書かなくてもいいのか。
  25. 転職回数が多いと、印象が悪くなるか。
  26. 労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。
  27. 年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。
  28. 入社日が「応相談」の場合、どのくらい待ってもらえるのか。
  29. 雇用契約書は、いつ交わされるのか。
  30. 転職活動の結果、今の会社にとどまる選択肢もあっていい。

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