執筆者:水口貴博

転職活動で注意したい30のポイント

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異なる業界を安易に選ぶのは要注意。

異なる業界を安易に選ぶのは要注意。 | 転職活動で注意したい30のポイント

転職希望者の中には、異なる業界に転職したい人もいるでしょう。

「今いる業界には、嫌な過去しかない」

「新しい人生を歩むなら、やはり異なる業界がいいのではないか」

たしかに完全に異なる業界のほうが、新鮮味はあるでしょう。

もちろん大きな事情があるならいいのです。

夢があり、その業界でなければ実現できないなら、異なる業界への転職も素晴らしい選択になるでしょう。

現職で得たことをアピールできれば、異なる業界への転職も可能ではあります。

未経験でも、就業意欲をしっかり見せれば、採用を前向きに検討してくれる企業もあるでしょう。

しかしそれは、あくまで事情がある場合に限った話です。

特に事情もないのに、異なる業界を安易に選ぶのは要注意。

失敗の海に飛び込んでいくようなものです。

業界が変わると、今まで培ってきた実務経験や実績が生かせない場面が多くなります。

業界によっては、一から勉強をしなければいけないことも珍しくありません。

年収が著しく下がることも予想されます。

転職をするなら、事情がないかぎり、同じ業界を選ぶのが無難です。

同じ業界だからこそ、これまでの実務経験や実績を生かしやすくなります。

人脈を生かせる場面もあるでしょう。

異なる業界への転職は、不可能ではありませんが、十分に検討を重ねたうえで判断するのが賢明です。

一度会社を辞めると、元には戻れません。

「本当にこの道でいいのか」と何度も自分に問いかけたうえで、納得できる道を選ぶことが重要です。

転職活動で注意したいポイント(17)
  • 大きな事情がないかぎり、転職は、できるだけ同じ業界を選ぶ。
業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。

転職活動で注意したい30のポイント

  1. 転職活動は、1人きりの戦い。
  2. 既婚者の場合、転職活動の前に必要なのは、説得活動。
  3. 転職に、適齢期はあるのか。
  4. 経歴を丁寧に振り返ろう。
  5. 転職活動は、繁忙期を避けるのがマナー。
  6. 転職における即戦力とは。
  7. 仕事探しと引っ越し。
    どちらを優先したほうがいいのか。
  8. 転職活動でも、OB・OG訪問はできるのか。
  9. なぜ職務経歴書は、パソコン作成が許されるのか。
  10. 学歴が低い人の転職は、難しいのか。
  11. 「転職すればよくなる」と思い込んでいないか。
  12. 求人情報を入手する、5つの方法。
  13. 実務経験や実績が不足していると、転職はうまくいかないのか。
  14. 転職アドバイザーに隠し事をしていると、頼りになる存在でも、十分生かせない。
  15. 転職アドバイザーが変更できることを知らない人が多い。
  16. 大きな労働条件は確認できても、小さな労働条件の確認を怠っていないか。
  17. 異なる業界を安易に選ぶのは要注意。
  18. 業種や業界が変われば、年収は下がると考えるのが妥当。
  19. 異なる業界への転職は、何を心がければいいのか。
  20. 自営業からの転職は、不利なのか。
  21. 求める人物像がわかりにくければ、きちんと問い合わせて確認する。
  22. 体調の悪化が原因で退職した場合、履歴書に書くべきか。
  23. 引き抜きが、よい結果に終わるとは限らない理由とは。
  24. 短期で退職した企業は、職歴に書かなくてもいいのか。
  25. 転職回数が多いと、印象が悪くなるか。
  26. 労働組合の経験者は、転職では不利になるのか。
  27. 年俸で支払う場合は、ボーナスが支給されないのか。
  28. 入社日が「応相談」の場合、どのくらい待ってもらえるのか。
  29. 雇用契約書は、いつ交わされるのか。
  30. 転職活動の結果、今の会社にとどまる選択肢もあっていい。

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