執筆者:水口貴博

30代がしておきたい30のこと

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重荷が増え始める30代。大切なことは、不要な荷物を下ろすこと。

重荷が増え始める30代。大切なことは、不要な荷物を下ろすこと。 | 30代がしておきたい30のこと

30代は、重荷が増え始める時期です。

仕事の責任を背負いながら、部下を持ちます。

パートナーを持ち、家庭を持ち、子どもを持ちます。

家を購入して、多額のローンを背負う人もいるでしょう。

たとえ家を購入していなくても、携帯電話を分割で購入しているなら、借金の1つです。

長期にわたる返済は、心の重荷になります。

30代は、いろいろな物事を背負う時期なのです。

大切なことは、不要な荷物を下ろすことです。

ただでさえ、背負いやすい条件が多い30代ですから、できるだけ身軽になっておかなければいけません。

そこでおすすめしたいのが「30代の大掃除」です。

30歳を区切りに、身の回りのいらない物を、捨てましょう。

「片付ける」より「捨てる」です。

「少し捨てる」より「思い切って捨てる」です。

たとえば、部屋の片付けです。

いらない物は、ためらわず、どんどん捨てましょう。

読み終わった本、いらなくなった雑誌、使わなくなった机などです。

部屋の物が減れば、気持ちもすっきりします。

着ることのなくなった洋服も、思い切って捨てましょう。

服は、消耗品です。

1年間着なかった服は、必要ない証拠です。

「もったいない」という気持ちもあるでしょうが、この機に別れを告げましょう。

クローゼットに余裕ができると、新しい服を買う余裕が生まれ、イメージチェンジする機会にもなります。

携帯電話も要チェックです。

「もう連絡を取ることはないだろう」と思う人のアドレスは、ざっと消したほうがいいです。

「いつか連絡を取るかもしれない」と思っていると、アドレス帳がごちゃごちゃになり、見通しが悪くなります。

物質的にも精神的にも、捨てられる物は、すべて捨てておくのです。

多くを背負う未来に備え、今のうちに捨てられるだけ捨てて、少しでも身軽になっておきましょう。

30代がしておきたいこと(19)
  • 「30代の大掃除」をする。
仕事の可能性に行き詰まったときは、転職という道もある。

30代がしておきたい30のこと

  1. 30代は、自分の人生を振り返る、最初のタイミング。
  2. 当初の計画からずれていたときの、2つのパターン。
  3. 30代は、必ず一度は、焦りを経験する。
  4. 素晴らしい40代を想像しないと、素晴らしい40代はやってこない。
  5. 30代になると、ようやく親と対等に話ができるようになる。
  6. 30代は、親と対等に会話できる最初で最後の10年間。
  7. 親とのわだかまりは、30代のうちに解消する。
  8. 仕事が本当に楽しくなるのは、30代から。
  9. 20代の失敗体験から、教訓を作る。
  10. 自己投資の勢いを、緩めない。
  11. 30代から言い訳が、通用しなくなる。
  12. 素直に過ちを認め、謝り、改善する姿勢を持つ。
  13. 30代らしい風格は、責任から発生する。
  14. 自分を否定するのは、悪いことではない。
  15. これからは「やらないこと」も大切になる。
  16. 部下への教育は、自分への教育でもある。
  17. わかってほしいばかりでは、年を取った子どものまま。
  18. 自社の経営に関心を持つと、仕事のセンスが向上する。
  19. 重荷が増え始める30代。
    大切なことは、不要な荷物を下ろすこと。
  20. 仕事の可能性に行き詰まったときは、転職という道もある。
  21. 「もう年だから」と言うから、余計に老け込む。
  22. 30代に求められる、出会いに行く姿勢。
  23. 「35歳」というキーワードに、振り回されない。
  24. 30代の生活が、繰り返しになっていませんか。
  25. 週に1冊の本、1本の映画、1回の外食。
  26. 「今さら習い事なんて恥ずかしい」と思わない。
  27. 子どもと過ごす時間を逃した後悔をする親は、意外に多い。
  28. 健康診断で気をつけたいのは、基準値からわずかに外れている項目。
  29. あなたは今、国を動かす力を持っている。
  30. 結婚しないことで、得られる幸せもある。

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