執筆者:水口貴博

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

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しみは、年を取れば勝手にできるものではない。

しみは、年を取れば勝手にできるものではない。 | 日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

年を取れば、しみは勝手にできるわけではありません。

たしかに年齢とも関係する点もありますが、わずかな影響です。

実は、しみの原因のほとんどは、紫外線です。

花粉症に似ています。

花粉症は、一定の花粉を吸い続けると、ある日から発症します。

染みも同じです。

肌の奥には、紫外線をためるコップのようなものがあります。

ある一定量を超えると、コップから水があふれ出すかのように、しみができるのです。

紫外線を浴びることがなければ、しみはできません。

たとえば、お尻を見てみましょう。

お尻には、しみが1つもできていませんよね。

毎日椅子に座り、衝撃や圧迫をよく受ける部分にもかかわらず、しみはありません。

お尻は普段、紫外線を浴びることがないため、しみもないのです。

そのほか、脇や腕の裏側なども、太陽の光が当たりにくい部分も、しみがないはずです。

皮膚に違いがあるからではありません。

体のどの部分も、皮膚は同じです。

違いがあるのは、紫外線にどれだけ当たっているかです。

紫外線さえ当たらなければ、しみができない証拠です。

もし生涯においてまったく紫外線を浴びなければ、しみができることはない、と主張する皮膚の専門家もいます。

いかに早く日焼け対策を始めるか。

人生で浴びる紫外線は、10代に6割浴びるといわれます。

「もうこれ以上、しみは作らない」

そう思ったら、今この瞬間から、紫外線対策を始めましょう。

日焼け対策がきちんとできていれば、これ以上しみが増えることはありません。

しみは、年を取れば勝手にできるものではありません。

しみのほとんどは、紫外線を浴びることでできる現象です。

日焼け対策をすれば、防ぐことができるものなのです。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ対策(1)
  • 今から、本格的な日焼け対策をする。
肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。

日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ30の対策

  1. しみは、年を取れば勝手にできるものではない。
  2. 肌に問題がないなら、今こそ対策を始める、ベストタイミング。
  3. なぜ、日に当たり続けると、肌は黒くなるのか。
  4. 紫外線「UV-A」「UV-B」「UV-C」のそれぞれの特徴と違い。
  5. UV-AとUV-B。
    肌に、より悪い影響を及ぼすのはどちら?
  6. 日焼けには2種類ある。
    「サンタン」と「サンバーン」の違いとは。
  7. 日焼け止めは、SPFが20もあれば、十分に効果があると考えていい。
  8. 日焼け止めで見かける、SPFの数字の意味とは。
  9. 高いSPFの日焼け止めを塗っていても、塗り直しは必要。
  10. 日焼け止めを重ね塗りすれば、SPFの効果は足し算で計算できるの?
  11. どうしても塗る手間を減らしたければ、耐水性の日焼け止めを選ぶ。
  12. 状況に応じて使い分けたい、日焼け止めのSPFとPAの目安。
  13. SPFの数字は細かく表示されているのに、PAはなぜ3段階しか表示がないの?
  14. 塗っているのが日焼け止めだけでも、クレンジングは必要。
  15. 日差しが入るなら、部屋の中でも日焼け止めが必要。
  16. 日焼け止めに、時期が早すぎることはない。
  17. うっかり日焼けをしてしまいやすい5つのパターン。
  18. 日焼け防止をするなら、色に注意する。
    白い服より黒い服のほうが、紫外線を防ぎやすい。
  19. 日焼け止めを使っているほとんどの人が、実は塗り足りない状態である。
  20. なぜ、日焼け止めには「チタン」や「亜鉛」という金属が含まれているのか。
  21. 「ノンケミカル」の日焼け止めは、普通の日焼け止めとどう違うの?
  22. 日焼け止めを塗るのは面倒。
    こんなとき、しておけばいい対策は?
  23. 日焼け止めは、年中、必要。
  24. 朝や夕方にも紫外線対策が必要である、本当の理由。
  25. 赤ちゃんにも、日焼け止めは必要。
  26. 体の部分に応じた、上手な日焼け止めの落とし方。
  27. 生理中や妊娠中は、しみができやすい。
  28. 雨の日の傘は、黒を選べ!
  29. 男が日焼け止めをしても、まったく変ではない。
  30. 日焼け止めのコストパフォーマンスの悪さに悩んだときの工夫。

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