執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

15

人生のステージに応じて、住む場所を変える。

人生のステージに応じて、住む場所を変える。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

住むなら、都会がいいのか。

それとも、田舎がいいのか。

これに明確な答えはありません。

その人の時と状況によって、正しい答えは変わるからです。

たとえば、仕事に専念したい人は、やはり都会のほうが向いています。

物・人・サービスが集まっている都会のほうが、数多くのビジネスチャンスにも恵まれます。

当然、仕事もしやすくなりますし、都会のほうが仕事も多くて稼ぎやすい。

さまざまな物・人・サービスが集まっている都会だからこそ、多くの刺激に触れることができ、成長盛りの時期にはもってこいです。

刺激を求める人は、刺激のあるところに住めばいい。

一方、結婚して子育てになると、田舎のほうがいいでしょう。

手足が未熟な子どもは、よくつまずいて転びます。

そんなとき、道路も階段もすべてがコンクリートなら、転んだときにけがの程度も大きくなります。

交通量が多いと、交通事故の危険も高くなります。

空気も汚れているため、好ましいとは言えません。

誘惑が多いと、おかしな事件に巻き込まれる可能性も高くなります。

しかし、田舎なら、空気もきれいで交通量も少ないです。

安全面では、やはり都会より田舎です。

カエルやトンボなど、自然の動植物に触れることで、子どもの発育も健全になるでしょう。

続いて老後になれば、さらに住む場所は変わります。

定年を迎えて、自由な時間が増えれば、海外へ移住してもいいでしょう。

のんびり過ごしたい人は大自然の中に引っ越してもいいでしょう。

住むべき場所は、あなたの人生のステージによって変わります。

あなたの成長に応じて「住む場所」を変えましょう。

また、変えられるように身軽になっておくことです。

若い時期に一戸建てを購入して、住む場所を固定するのは、注意が必要です。

人生のステージに応じた環境の選択ができなくなります。

身動きが取れなくなり、人生のステージに応じて臨機応変に対応できなくなります。

自分の人生のステージに応じて、引っ越しがしやすい状態がいいのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(15)
  • 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
よく噛んで、よく味わい、健康になる。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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