人は誰でも「理解されたい」という欲求があります。
自分に関心を持ってもらい、愛されたり尊敬されたりしたい欲求があります。
自分が理解されると誰でも嬉しくなり、テンションも上がるでしょう。
理解されたい気持ちの欲求が、テンションの高い人と低い人とでは少し扱いが異なります。
テンションが低い人は、自分が理解されないことに不満を持ちます。
「自分を見てほしい」「かまってもらいたい」という気持ちが、普通の人以上に強い。
そのため自分が理解されたときは大喜びするものの、理解されないときには、落ち込んだり怒ったりします。
気分の波も激しく、情緒は不安定になりがちです。
一般的に人は、他人より自分のほうが気になり、大切に思うもの。
家族や恋人を除く人間関係から、自分を深く理解される機会は、意外と少ないのが現実です。
現実では理解されない状況のほうが多いため、テンションも低くなりがちなのです。
しかし、テンションの高い人は違います。
テンションが高い人は、自分が理解されなくても気にしません。
もちろん本音では理解されたいと思いますが、強く望んだり強要したりすることはありません。
価値観は、人によって異なります。
自分が理解されなくても「当然だよね」と思います。
もし自分が理解されたら「ラッキー」とくらいに思う程度。
周りから理解されなくても気にせず、あくまで自分の人生に集中します。
そのため落ち込むことも少なくなり、気持ちの状態も安定します。
自分のペースを大切にして生きていけるのです。