勉強では苦手科目に悩まされます。
あなたの苦手科目は何ですか。
苦手科目は、他の科目より難しく感じられます。
意味の理解できないところが多く、スムーズに勉強が進まず、点も取りにくいものですね。
しかし、苦手と決めつけるのはまだ早いかもしれません。
受験生の間では、たびたび面白い現象が目撃されます。
「夏休み中、苦手科目の克服で集中的に勉強したら、かえって得意科目になった」というケースです。
意外とこういうケースは多いのです。
苦手科目であっても、しっかり勉強したおかげで自信が持てるということがあります。
今まで苦手だったのは、まともに向き合っていなかったからでした。
きちんと勉強していなかったからでした。
きちんと勉強していなければ、よく理解できず、点も取れず、苦手意識が生まれるのも当然です。
苦手意識があるとますます勉強しなくなり、勉強しないからますます苦手意識が強くなる、という悪循環に陥ります。
もともと適性があったとしても、まったく勉強しなければ、それに気づけず苦手なままとなるのです。
苦手科目があるなら、本当に苦手なのか疑ってみてください。
本当に苦手科目というケースもありますが「誤解」「先入観」というケースもあります。
案外きちんと勉強していなくて、それが原因で苦手と思い込んでいるだけかもしれません。
一度集中的に勉強してみることです。
苦手分野の克服期間を設けて「これでもか」というほどとことん励みます。
苦手かどうかの最終判断は、集中的に勉強してからすればいいことです。
それでも遅くはありません。
しっかり勉強してみて、それでもやはり難しく感じられるなら、本当に苦手科目なのでしょう。
しかし一方で、集中的に勉強すると結果、あっさり克服できるかもしれません。
苦手科目が得意科目に化ける可能性もあるのです。