執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。

いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。 | 段取り力を高める30の方法

集中力を鍛えるためには、特別な訓練は不要です。

心を鍛える・本を読む・雑念を取り払う……。

どれも考えすぎです。

そもそも集中力は、次の2つを心がけるだけで、単純に出ます。

  1. いらない物を捨てる
  1. 好きなことをする

この2つの条件が整っていれば、集中力は必ず出ます。

まず「(1)いらない物を捨てる」から、始めましょう。

興味のないもの、不要なもの、嫌いなもの、使わないものは、どんどん捨ててしまいます。

集中力が出ないのは、いらない物がそばにたくさんあるから、邪魔をされて集中できないのです。

いらない物を捨てるだけで、集中力はすぐ出ます。

おのずから、焦点がしぼられるからです。

「捨てないと集中できない。捨てるから集中できる」という段取りがあります。

次にすることは「(2)好きなことをする」ということです。

あなたが好きなことに挑戦するとき、集中しようと意気込んでいるでしょうか。

いいえ、意気込んでいないはずです。

好きなことをするとき、自然と集中力は出ます。

ゲームをしているかのように楽しんで熱中すれば、集中力はすぐ出ます。

仕事や勉強でも同じです。

集中するために、まずしなければならないことは「いらない物は捨てる」「好きなことをする」という作業からです。

勉強で最も成績が上がるパターンは、いらない科目は捨て、好きな科目の勉強に専念するときです。

好きな科目ほど集中できますし、いらない科目を捨てるほど、やらなければいけない範囲を絞れます。

段取り力を高める方法(14)
  • いらない物は捨てて、好きなことだけに集中する。
段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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