執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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水たまりは、自然が生み出したアスレチック。いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。

水たまりは、自然が生み出したアスレチック。いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。 | 日々の感動を増やす30の方法

雨の日や雨上がりにできるものといえば「水たまり」です。

地面のくぼみに雨水がたまっています。

小さな水たまりもあれば大きな水たまりもあり、水はけが悪い道ではあちらこちらにできています。

この水たまりは、ちょっとしたストレスです。

足元に注意しなければいけません。

左右にくねくね歩かなければいけません。

よけるために軽いジャンプをしなければなりません。

水たまりのある道を歩くのは気を遣う必要があって、ちょっと大変に感じるでしょう。

もし水たまりにストレスを感じたら、思い出してほしいことがあります。

幼い子どもだったころの自分です。

昔のあなたは、水たまりをゲーム感覚で楽しんでいた

幼い子どもだったころの自分を思い出してください。

幼稚園のころや小学校低学年のころです。

まだ幼い子どもだったあなたは、水たまりを面白がっていたでしょう。

わくわくしながら、水たまりをよけて歩いていた時期があったはずです。

大きな水たまりがあれば、ぴょんとジャンプして楽しんでいたでしょう。

無意識のうちに水たまりをアスレチックと見なし、ゲーム感覚で楽しんでいました。

頭が柔らかいというのは本当に素晴らしい。

子どもは目の前にあるものを何でも遊びに変えてしまいます。

ところが今はどうでしょうか。

水たまりは見飽きました。

ゲーム感覚も失われました。

水たまりを見ても「歩きにくい」「靴が汚れる」としか思わなくなりました。

すっかり大人の思考に染まってしまい、水たまりに対する遊び心がなくなってしまいました。

これでは水たまりをストレスに感じるのも当然です。

いま一度、昔の自分を思い出してください。

童心に返って、ゲーム感覚で水たまりをよけてみましょう。

「そういえば、昔はこんなふうに遊んでいたよね」

童心を思い出せば、道に水たまりがあっても、いらいらすることはなくなります。

むしろ水たまりをよけて歩くのが楽しくなるでしょう。

水たまりにいらいらするのと楽しむのとでは大違いです。

水たまりは、自然が生み出したアスレチック

今度水たまりを見つけたときは、童心を思い出して、ゲーム感覚で楽しんでください。

足取りが軽くなるでしょう。

水たまりにわくわくできるでしょう。

たくさん水たまりがあれば、それだけよける楽しみが増えます。

ちょっと足元が汚れてもご愛嬌あいきょうです。

汚れたらまた洗えばいいことです。

水たまりは、自然が生み出したアスレチックです。

水たまりは、いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむものです。

日々の感動を増やす方法(18)
  • 昔の自分を思い出し、ゲーム感覚で水たまりをよけて楽しむ。
視点が変われば、景色が変わる。
1つの対象から無限の景色を見いだす。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 自分が感じたことは、常に正しい。
    人の感じ方に合わせる必要はない。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段買わない本を買って読んでみよう。
  11. スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
    もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 過去は楽観するのが大切。
    未来も楽観するのが大切。
    現在も楽観するのが大切。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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