公開日:2023年10月26日
執筆者:水口貴博

ピンチに陥ったときの30の言葉

  • ピンチに嘆く人がいる。
    ピンチに燃える人がいる。
ピンチに陥ったときの30の言葉

ピンチに嘆く人がいる。
ピンチに燃える人がいる。

ピンチに陥ったとき、嘆く人がいます。
驚いたり、叫んだり、怒りを感じたりして、わあわあ嘆きます。
泣いたり落ち込んだりする人も少なくありません。

ピンチがやってきたら、いい波がやってきたと考えよう。

ピンチがやってきたら、こうつぶやきましょう。
「いい波がやってきた」と。
「ピンチ=いい波」です。

「乗り越えたい」ではなく「乗り越える」。

ピンチのとき「乗り越えたい」と思ってはいけません。
「どこがいけないの?」「前向きでいいじゃないか」と思うかもしれませんが、良くないのです。
「乗り越えたい」は希望です。

ピンチは、常にグッドタイミングでやってくる。

「嫌なタイミングでピンチがやってきた」
「最悪のタイミングでピンチがやってきた」
「よりによってどうしてこんなときにピンチがやってくるの?」

ピンチは、突然やってくるから面白い。

ピンチは、突然やってくるのが特徴です。
何の前触れもありません。
音も気配もありません。

真っ暗は気のせい。
まだ目が慣れていないだけ。

ピンチのときは、お先真っ暗に思えます。
絶望的なときは何も見えません。
目の前が真っ暗、未来も真っ暗という状況で、闇の中にいるように感じられます。

乗り越えられないのではない。
乗り越え方がわからないだけだ。

「ピンチを乗り越えられない」という人がいます。
もはや施す手段が1つもなく、どうすることもできないと嘆いています。
それは誤解です。

命に関わるピンチ以外、大したことはない。

私たちはピンチを大げさに捉えすぎています。
「最悪のピンチだ!」「絶体絶命のピンチだ!」「人生最大のピンチ!」とばたばた騒ぎ立てます。
そのほとんどが、実は誤解です。

人の本性は、ピンチのときに現れる。

人の本性は普段、現れません。
普段はトラブルも何もないので、落ち着いていて、余裕があります。
余裕があるので、かっこよく振る舞えます。

ピンチの原因のほとんどは「先延ばししたツケ」にある。

ピンチの原因を探ったとき、よくあるケースがあります。
ピンチの原因のほとんどは「先延ばししたツケ」です。
仕事の先延ばし、宿題の先延ばし、決断の先延ばし、治療の先延ばし、修理の先延ばし、損切りの先延ばし。

笑われたことをバネに変える人が、ピンチを乗り越える。

ピンチになったとき、周りから笑われることがあります。
「ばかだなあ」と嘲笑されたり「ざまあ見ろ」とののしられたりです。
目の前で露骨に笑われるのではなく、陰でくすくす笑われたり冷たい視線を向けられたりすることも少なくありません。

考えてばかりでは意味がない。
きちんと実行に移す。

ピンチになったとき、ずっと考えてばかりの人がいます。
原因が見つかっても「まだ他にあるのではないか」とずっと考えています。
解決策を立てても「何か物足りない」とずっと考えています。

自分が悪くなくても、謝らなければいけないときもある。

ピンチのとき、自分が悪くなくても謝らなければいけない場面があります。
会社の顔として、あるいは組織の代表として、頭を深々下げなければいけないときがあるのです。
これは学生時代にはなかったことです。

「やばい、やばい」と言うから、やばくなる。
「大丈夫、大丈夫」と言うから、大丈夫になる。

ピンチのとき「やばい、やばい」と言っていませんか。
深く考えることなく、さらっと口にします。
ピンチのときに良く聞かれるセリフです。

不安や恐怖は、逃げれば逃げるほど大きくなる。
こちらから向かっていけば、小さくなる。

ピンチのとき、不安や恐怖に押しつぶされる人には共通点があります。
ピンチから逃げているのです。
不安や恐怖は、ピンチから逃げれば逃げるほど大きくなります。

責任逃れの姿勢だから、ピンチを乗り切れない。
自己責任の姿勢になれば、ピンチを乗り切れる。

ピンチのとき、誰かに責任を取ってもらおうとする人がいます。
できるだけ責任を負わない方法を考えたり、自分は責任を取りたくないので、代わりにやってくれる人を探したりです。
「会議でみんなと決めたら、責任が分散する」

万策が尽きた、と感じているだけ。

「万策が尽きた」と思ったら、次の言葉を続けてください。
「と感じているだけ」と。
万策が尽きたと思ったら、もうそれ以上考えることはありません。

時間がないからといって、本当にゼロというわけではないはずだ。

ピンチのとき「時間がない」と言う人がいます。
それは本当でしょうか。
いいえ、違います。

仕事も何もしないで神頼みをしても、意味がない。

ピンチになったとき、神頼みをする人がいます。
「早くピンチが解決しますように」
「うまくピンチを乗り越えられますように」

傷つくことを恐れるな。
傷ついたら、治せばいい。

傷つくことを恐れないでください。
傷つくことを恐れると、行動範囲が制限されます。
傷つかないチャレンジはありません。

私たちは普段、本気モードのスイッチがオフになっている。

アニメ『ドラゴンボール』の主人公の孫悟空は、ピンチになると、スーパーサイヤ人に変身します。
黒髪から金髪に変わって、全身から金色のオーラがほとばしります。
体格が一回り大きくなって筋骨隆々となり、大幅に戦闘力が上昇です。

「相談できない」と言う人のほとんどは、しないだけ。

ピンチのとき「相談できない」と言う人がいます。
「困っているのですが、どうしても相談できません」と嘆いています。
それは嘘です。

ピンチは、限界に挑戦できる絶好の機会。

どうすればピンチに立ち向かう力が湧いてくるのでしょうか。
ピンチに立ち向かうことを「限界への挑戦」と言い換えてみてください。
ピンチに立ち向かうとき、限界を感じることがしばしばあります。

ピンチをチャンスに変えることをきれい事だと思っているから、うまくいかないのだ。

「ピンチはピンチでしかない。ピンチをチャンスに変えるのはきれい事だ」と言う人がいます。
たしかにどうしようもないピンチのときもあります。
チャンスに変えるどころか、乗り越えることすら不可能に思える状況があるでしょう。

奇跡を信じることはできますか。

ピンチのとき、奇跡を信じることです。
最悪のピンチや絶体絶命のピンチもあるかもしれません。
「もうダメだ」「万事休す」「完全に終わった」というピンチもあるかもしれません。

ピンチのとき、神様が現れる。

ピンチのとき、神様が現れます。
友人が助けてくれます。
同僚が手伝ってくれます。

ピンチのとき、本当の人間関係がわかる。

力を貸してほしいと声をかけたとき、2通りの人に分かれます。
「さっと離れる人」と「快く力を貸してくれる人」です。
普段親しくしている人であれば、快く力を貸してくれるでしょう。

大ピンチを経験したとき、あなたの器は大きくなる。

人生で一度くらい「大ピンチ」を経験しておきましょう。
そしてしっかり乗り越えましょう。
普通のピンチではありません。

ピンチを乗り越えられなくても、後はある。

「ピンチを乗り越えられなかったら、後がない!」と騒ぎ立てる人がいます。
ピンチを乗り越えられなければ、人生も何もかもすべてが終わると考えているのです。
大ピンチに見舞われたとき、よく聞かれるセリフです。

「ピンチを乗り越えられなかったことがある」という経験が、いつか大きな財産になる。

あなたは今までピンチを乗り越えられなかったことはありますか。
一度でもあるなら、幸せです。
残念ながら、ピンチに立ち向かうも、失敗に終わることがあります。

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