問題解決力のない人は、できない理由を述べるのが特徴です。
「このツールがないので解決できない」
「時間が足りないので解決できない」
トラブルが起こるやいなや「どうせ解決できない」と言う人がいます。
手の施しようのないトラブルはあります。
対処が難しい大きなトラブルが起こると、つい弱音を吐きたくなるもの。
問題解決をするとき、消極的にならないことが大切です。
「嫌だ」「怖い」「面倒くさい」と思っていたら、それが相手に伝わります。
隠しているつもりでも、伝わります。
トラブルのときは、ご褒美を用意してみませんか。
ご褒美は、モチベーションアップを上げる即効性のある手段です。
勉強やスポーツでは、モチベーションを高めるために、ご褒美を用意する方法が定番です。
トラブルが起こるやいなや「終わった」と口にする人がいます。
手の施しようがなく、絶望的な状況なのでしょう。
トラブルが起こった瞬間、解決困難であることを悟り、頭を抱えてぼうぜんと立ち尽くことがあります。
複雑な問題に直面することがあります。
多くのタスクを処理しなければいけなかったり、細かい段取りを考えなければいけなかったりすると、頭がごちゃごちゃします。
複雑な問題は、やるべきことも複雑で難しいように思われます。
トラブルには、大きく2種類あります。
「解決できる問題」と「解決できない問題」です。
トラブルが起こったとき大切なのは、解決できる問題かどうか見極めることです。
トラブルの解決法が複数見つかることがあります。
そんなときは、メリットとデメリットを書き出すようにしてください。
書き方は箇条書きでOKです。
問題解決のとき大切なのは「ゲーム感覚」です。
問題が発生して解決が必要になったとき「ゲーム」と考えてみてください。
おのずと積極的な気持ちが生まれ、前向きに取り組めるようになります。
問題には、定石があります。
問題ごとに最善と考えられる手があり、それに従って物事を進めていくのが最も安全・確実とされています。
もちろん問題では、定石が基本です。
トラブルが起こったとき、私たちは「解決できる方法」に目を向けがちです。
トラブルを解決するのですから、解決する方法を模索するのが当然と思われます。
もちろん解決できる方法も大切ですが、それだけではありません。
原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切です。
手当たりしだいに試したところで徒労に終わると思われますが、そうとは限りません。
あれこれ試してみるうちに、偶然原因が見つかって、解決することがあるからです。
大きな問題を解決するなら「まとまった時間」をつくりましょう。
小さな問題であれば、細切れ時間でもいいのです。
小さな問題は、ちょっとした雑用のようなものです。
「くだらないトラブル」という言い方をする人がいます。
「くだらないトラブルで悩んでいます」
「くだらないトラブルで時間を取られています」
あなたは、考えすぎるタイプですか。
もし性格的に考えすぎるタイプであれば、問題解決の足かせになることがあるため要注意です。
考えすぎるタイプの人は、問題が発生したとき、解決策を考えすぎる傾向があります。
トラブルは嫌なことなので、テンションが低くなりがちです。
下を向いたり、暗い表情になったり、ため息が止まらなかったり……。
取り組み方も、逃げ腰・及び腰だったり放置気味だったりなど、消極的な様子が目立ちます。
問題解決の意欲と集中力を高めるには、カフェインも有効な手段です。
カフェインには覚醒作用があります。
コーヒーを飲んだ後、頭がすっきりして、仕事や勉強がはかどりやすくなった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
過去に解決できなかったトラブルが、再び起こりました。
このとき、どうするかです。
「解決できなかった」という過去の事実があると、なかなか前向きな気持ちになれません。
問題解決に取りかかっているときは、多忙な状況が続きます。
根を詰めて仕事をしていると、だんだん疲労がたまってきて集中力も低下します。
こんな状況では、まともに頭が働かず、良いアイデアも浮かびません。
トラブルを解決したにもかかわらず、再び同じトラブルに見舞われることがあります。
同じトラブルが起こるのは「悪い習慣」が原因です。
悪い習慣は、悪い結果をもたらします。
ピンチのときは、スピードを意識するのが基本です。
何事も遅いより早いほうが良いのは明らかなこと。
「善は急げ」という言葉もあるように、やるべきことがわかれば、解決に向けて1分1秒でも早く動くのがベストです。
トラブルになったとき、ぶつぶつ愚痴を言う人がいます。
「こんなトラブルがあって大変なんだよ」
「あの人が悪いからこうなった」
解決策が決まりました。
再発防止策も決まりました。
「後は実行に移すのみ」の段階まで来ました。
トラブルを解決するために、計画を立てます。
ところが計画を立てたのはいいものの、うまくいかなかったり失敗したりすることがあります。
想定外のことがあって、中断・中止を余儀なくされるのです。
トラブルによっては「解決不可能」というケースがあります。
どんなトラブルでも解決できるわけではありません。
最初から解決できないトラブルだったり、気づくのが遅くなって解決が不可能になったりしたケースです。
トラブル対応では「思ったよりあっさり解決した」という状況があります。
それは運が良かったからではありません。
単なる偶然でもありません。
問題解決は、余裕があるときなら、それほど難しくありません。
普通に着手すればいいだけです。
まとまった時間があれば、じっくり腰を据えて集中的に取り組めます。
問題を解決できているのに、なかなか納得しない人がいます。
「まだ終わっていないような気がする」
「まだ解決できていないような気がする」
長引く問題に悩まされることがあります。
すぐ解決するかと思いきや、なかなか終わりが見えません。
数週間・数カ月とずるずる長引き、なかなかきちんと解決しないのです。
タイムプレッシャーは大切ですが、ありすぎるのも考えものです。
時間を忘れて生活したいときは、時計を視界からなくしましょう。
時計が視界にあるから、気になります。
問題解決力のない人は、できない理由を述べるのが特徴です。
「このツールがないので解決できない」
「時間が足りないので解決できない」
「予算が限られているので解決できない」
言葉の最後を「○○なのでできない」で終わらせないことです。
「できない」は、拒否の意思表示です。
解決できない理由ばかり述べていると、消極的な姿勢と受け止められます。
相手は「問題解決を嫌がっている」という印象を受けるでしょう。
解決する気があっても「解決する気がない」という誤解を招きます。
ただでさえ問題のことで大変なのに、解決できない理由を述べると、ますます不快な思いをさせてしまいます。
大切なことは「解決できる理由」を述べることです。
難しい問題でも、解決の道が完全に閉ざされているわけではないはずです。
問題解決力のある人は、言葉の最後を「○○があればできる」で終わらせます。
「このツールがあれば解決できる」
「もう少し時間があれば解決できる」
「あとこれだけ予算があれば解決できる」
難しい問題でも、どこかに解決の道があるはずです。
解決できない理由を述べるのではなく、解決できる理由を述べることが大切です。
解決できる方法を提示すれば、相手は理解を示してくれる可能性が高まります。
できる理由を述べるとき、大切なポイントがあります。
「具体的に述べる」です。
抽象的に述べるより、具体的に述べたほうが、よりイメージしやすくなるので、相手の心を動かします。
「便利なツールがあれば解決できる」ではなく「このツールがあれば解決できる」と言いましょう。
「もう少し時間があれば解決できる」ではなく「あと3日あれば解決できる」と言いましょう。
「あとこれだけ予算があれば解決できる」ではなく「あと追加で10万円あれば解決できる」と言いましょう。
ツール名なり時間なり金額なり、具体的に伝えると、相手はイメージしやすくなります。
「条件をクリアできれば解決できる」という思考となり「わかりました、なんとかしましょう」となる可能性が高くなるのです。
トラブルが起こるやいなや「どうせ解決できない」と言う人がいます。
手の施しようのないトラブルはあります。
対処が難しい大きなトラブルが起こると、つい弱音を吐きたくなるもの。
しかし「どうせ解決できない」は禁句です。
それは諦めの一言です。
希望の光が見えません。
「どうせ解決できない」と考えていると、さじを投げることになります。
原因や解決策を考えることも、頑張ることも粘ることもなくなります。
「どうせ解決できない」の先に待っているのは、最悪の結末です。
まだ何もやっていないのに、諦めの一言を吐き捨てるのは早すぎます。
「どうせ解決できない」と考えるのではありません。
「どうすれば解決できるか」と考えましょう。
対処が難しい大きなトラブルでも、必死で考えれば、何かできることが見つかるはずです。
小さなことでもいいのです。
脳に汗をかいて、とことん考え抜くのです。
なけなしの知恵を絞って考えれば、何か良い方法が見つかります。
時間やお金が限られていても、その中でできることがあるはずです。
自分一人の頭では限界なら、人の力も借りましょう。
複数人で考えると、面白い化学反応が起きて、良いアイデアに恵まれることがあります。
解決不可能に思えるトラブルでも、どうすれば解決できるかと考えることは大切です。
ポジティブ思考を大切にしましょう。
前向きに考えるから、前向きな解決策が浮かびます。
トラブルをチャンスに変える方法が思い浮かぶかもしれません。
できない言い訳を考えるのではなく、できる方法を考えましょう。
「どうすれば解決できるか」と考えるから、良い解決法が思い浮かぶのです。
問題解決をするとき、消極的にならないことが大切です。
「嫌だ」「怖い」「面倒くさい」と思っていたら、それが相手に伝わります。
隠しているつもりでも、伝わります。
言葉・態度・表情に出るのです。
不安な表情の人がいると、見ているこちらまで不安になってくるのと同じです。
やるべき仕事もはかどりません。
集中しようにも身が入りません。
消極的な気持ちがブレーキとなります。
びくびくしながらお化け屋敷に入ると、ますます怖くなるのと同じです。
いやいや仕事をやっていると、集中はおろか、まともな仕事すらできません。
不安や恐怖に支配されるだけとなるのです。
問題解決に取り組むときは、積極的になりましょう。
こちらから問題解決に向かって突っ走るイメージです。
「必ず解決する!」と言わんばかりに、立ち向かっていけばいいのです。
積極的になるから、仕事にも身が入ります。
不安や恐怖も吹き飛び、心が強くなります。
本音では怖くても、積極的な姿勢を見せることです。
前を向き、胸を張って、きびきび振る舞います。
やらなければいけないときは、自信を持って立ち向かいましょう。
自信がなくても、自信があるようなふりを見せることです。
そうすれば、集中力が生まれ、仕事はスムーズにはかどります。
力が入るから、積極的になるのではありません。
積極的になるから、力が入ります。
堂々と胸を張ってお化け屋敷に入れば、お化けが出ても怖くありません。
お化けのほうが、怖がって逃げていくのです。
トラブルのときは、ご褒美を用意してみませんか。
ご褒美は、モチベーションアップを上げる即効性のある手段です。
勉強やスポーツでは、モチベーションを高めるために、ご褒美を用意する方法が定番です。
いわゆる「ご褒美作戦」です。
ご褒美があると、欲する気持ちが刺激され「よし、頑張るぞ!」となります。
原始的な方法ですが、確実に効果を発揮する方法です。
ご褒美作戦は、トラブルの際にも有効です。
トラブルが解決できたときのご褒美を用意しておくのです。
自分にとって心が躍るご褒美を用意してみましょう。
あなたにとってご褒美は何ですか。
「おいしいものを食べに行く」「映画を見に行く」「前から欲しかった服を買う」「マッサージを受けに行く」など。
顔がにやけてしまうようなご褒美であればあるほど良い。
たかがご褒美とはいえ侮れません。
ご褒美があるのとないのとでは、モチベーションの度合いが変わります。
トラブルが解決できたときのご褒美を用意しておけば、自然とモチベーションも上がります。
仕事のやる気や集中力が高まって、トラブル解決が早くなります。
なかなかうまくいかなくても、簡単に諦めなくなり、粘り強くなります。
ご褒美を用意しておくだけで、トラブルの解決力がアップするのですから、利用しない手はないのです。
トラブルが起こるやいなや「終わった」と口にする人がいます。
手の施しようがなく、絶望的な状況なのでしょう。
トラブルが起こった瞬間、解決困難であることを悟り、頭を抱えてぼうぜんと立ち尽くことがあります。
しかし「終わった」なんて言わないことです。
まだ終わっていません。
むしろ始まったばかりです。
「終わった」と言ってしまうと、そこから先がなくなります。
視線が下を向きます。
「何をやっても無駄」という諦めの気持ちになり、トラブル解決に向けた努力をしなくなります。
どんなトラブルでも「終わった」なんて言わないことが大切です。
「終わった」と言いそうになったら、別の言葉に言い換えましょう。
「さあ、どうする?」です。
自分に問いかけましょう。
「さあ、どうする?」と問えば、前向きな思考になります。
なんとかしようとする気持ちが湧いて、解決に向けて考えるようになるのです。
最悪のトラブルや絶望的なトラブルのときもあるかもしれません。
そんなときでも「さあ、どうする?」と問いかけたい。
とにかく考えるのです。
考えるしかありません。
「さあ、どうする?」と言えば「ベストを尽くす」「できるだけのことをする」「必ずなんとかする」という考え方になります。
諦めないで考えるからこそ、生まれるアイデアがあります。
トラブルが発生したとき、どんな言葉を口にするかで、その後の成り行きが決まります。
諦める気持ちになるか、諦めない気持ちになるか。
口にする言葉で、未来は変わるのです。
複雑な問題に直面することがあります。
多くのタスクを処理しなければいけなかったり、細かい段取りを考えなければいけなかったりすると、頭がごちゃごちゃします。
複雑な問題は、やるべきことも複雑で難しいように思われます。
しかし、それは気のせいです。
複雑な問題は、そう感じるだけにすぎません。
複雑に感じるのは、頭だけで考えるからです。
数学問題を暗算で解けと言っているようなものです。
誰でも「難しい」と感じます。
頭の中はぼんやりして一時記憶も弱い。
計算に時間がかかるだけでなく、計算ミスも起こりやすくなってしまい、いいことはありません。
大切なのは「視覚化」です。
複雑な問題に直面したら、紙に書き出してください。
やるべきことややらなくていいこと、優先順位や段取り、仕事の量や納期、必要な金額や時間など。
どれだけ複雑な問題でも、紙に書き出せばシンプルになります。
やるべきことが10あろうと20あろうと関係ありません。
やるべきことが一目瞭然でわかります。
時にはボリュームのあるタスクを片付けなければいけないときもあるかもしれません。
ボリュームのあるタスクは、2つに分けましょう。
2つに分けてもまだ大きいなら、さらに分けます。
簡単に感じるくらいまでタスクに細分化すれば、簡単に取り組めます。
それだけのことです。
「複雑そうに見えたけど、これだけなんだね」と拍子抜けするでしょう。
頭で考えているから複雑に感じるのであって、紙に書き出して視覚化すれば、シンプルであることに気づかされます。
どれだけ複雑な問題も、紙に書き出して整理すれば、シンプルになるのです。
トラブルには、大きく2種類あります。
「解決できる問題」と「解決できない問題」です。
トラブルが起こったとき大切なのは、解決できる問題かどうか見極めることです。
まず解決できる問題であると判断したら、解決策を考えることに集中します。
キーワードは「5W1H」です。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにするべきか。
そして解決法が見つかれば、即実行に移します。
不良品であれば、新品と交換を行います。
記載の誤りやプログラムのバグであれば、修正を行います。
手間暇を惜しまないことが大切です。
たとえ時間や労力がかかったとしても、解決できる問題であれば、必要なこととして考えます。
もちろん迷惑をかけてしまったことへの丁寧な謝罪も欠かせません。
少しでも早く解決に向けたアクションに取り組めば、問題も早く解決します。
一方で、解決できない問題もあります。
たとえば、絶対修正できないこと、完全にタイミングを逃したこと、元に戻せないことなどです。
解決できない問題の場合、どれだけ時間をかけたところで解決しません。
割れたグラスやひびの入った鏡も元通りにはできません。
生卵をゆで卵にすることはできても、ゆで卵を生卵に戻すことはできません。
時間を戻すことはできませんし、タイムマシンで過去に戻ることも不可能です。
世の中にはどうにもならないことがあるのも事実。
解決できない問題の場合、迷惑をかけた相手にどうフォローするのか考えることが必要です。
弁償をしたり、慰謝料を払ったり、直接謝罪するため相手のところに足を運んだり、ほかにできることはないか考えたりします。
非常にストレスが大きく、着地点を見つけるのに苦労するところですが、ベストを尽くすことが大切です。
解決できる問題かどうか判断することで、必要なアクションが見えてくるのです。
トラブルの解決法が複数見つかることがあります。
そんなときは、メリットとデメリットを書き出すようにしてください。
書き方は箇条書きでOKです。
どんな解決策も、メリットだけということはありません。
大なり小なり、デメリットもあるはずです。
「なんとなくこちらのほうがいいかな」と適当な感覚で決めると、ろくなことになりません。
あとから「やっぱりこっちのほうが良かった」と悔やむことになります。
メリットにもさまざまな内容があります。
「手間が小さい」「費用が手頃」「3日以外に完了できる」「示談で済ませられる」「確実に解決できる見込みがある」など。
一方、デメリットの内容もさまざまです。
「1週間以上かかる」「最低でも5万円はかかる」「長い移動が必要」「解決できる可能性が不明」「保証人が必要」など。
見落としがあってはいけません。
大きなものはもちろん、小さなものも漏らさず書き出しましょう。
小さなものでも、留意しておく必要があります。
自分にとって重要なメリットもあれば、致命的なデメリットもあるでしょう。
きちんと書き出すからこそわかることです。
視覚化させると「意外と重要」と気づくこともあれば、逆に「さほど大したことではない」と気づくこともあります。
頭の中で考えるだけだと、妄想が膨らみがちです。
紙に書き出してみると、客観的な視点で確認ができ、気づかされることが少なくありません。
時間や費用がかかるなら、どのくらいかかるのか、できるだけ正確に書き出しましょう。
正確にわからないなら、わかる範囲で書き出します。
「7日から10日」「5万円から7万円」といった幅を持たせた書き方が良いでしょう。
メリットとデメリットを書き出すと、いろいろなことが見えてきます。
冷静に比較できるようになり、どの解決策がベストなのか、おのずと正しい選択肢が見えてくるのです。
問題解決のとき大切なのは「ゲーム感覚」です。
問題が発生して解決が必要になったとき「ゲーム」と考えてみてください。
おのずと積極的な気持ちが生まれ、前向きに取り組めるようになります。
たとえば、仕事で問題が起こったとします。
原因を見つけるときは「謎解きゲーム」として考えてみます。
謎を解くのは、大変ですが、楽しいものです。
なかなか原因が見つからなくても、謎解きゲームとして考えれば、粘り強くなれます。
解決策を考えるときも、ゲーム感覚です。
ゲームと思えば、遊び心がくすぐられます。
わくわくどきどきしてきて「必ず解決する!」「良い方法を見つけよう!」という意気込みが湧いてくるのです。
厄介で難しい問題に取り組むときは「ハイレベルの問題にチャレンジしている」と思えばいいのです。
アイデアを考えるときも、ゲーム感覚です。
楽しみながら考えれば、頭がよく回るようになり、脳の潜在的な力が発揮されます。
ポジティブ思考とわくわくした気持ちの相乗効果で、良いアイデアがひらめきやすくなるのです。
可能であれば「問題をチャンスに変える方法はないか」という視点も取り入れたい。
プラスとマイナスは表裏一体です。
「逆手に取って生かす」という発想をすると、問題が素晴らしいチャンスに化けることがあるのです。
アクションを起こすときは、ゲームとして「ポイント制の導入」です。
たとえば「ワンアクション=ワンポイント」というルールを設定してみてはいかがでしょうか。
ポイントが貯まるのは誰でも嬉しいものです。
紙に書いてみると、ポイントが貯まっていく実感が湧いてきて、もっとアクションを起こしたい気持ちに駆られます。
単調作業をしなければいけないときは、タイムトライアル形式で取り組みましょう。
タイムはきちんと記録に残します。
記録更新を目指していけば、単調作業も楽しく取り組めます。
あらゆる問題は、ゲームと思えば楽しめます。
解決策を考えることも、アイデアを出すことも、アクションを起こすことも、すべてゲーム感覚を取り入れましょう。
ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まるのです。
問題には、定石があります。
問題ごとに最善と考えられる手があり、それに従って物事を進めていくのが最も安全・確実とされています。
もちろん問題では、定石が基本です。
定石がわかれば、迷うことはありません。
定石は、問題解決の近道です。
実績もあって信頼もできて、解決も早くなります。
問題が起こった瞬間、定石がぱっと思い浮かぶことがあるでしょう。
しかし、定石ばかりも面白くありません。
定石とは、言い換えると、決まり切ったパターンです。
いつも同じパターンばかりでは、単調で飽きてしまいます。
新しい方法を試すチャンスもなくなります。
成長スピードのある棋士は、時に定石外の手に打って出ます。
定石を熟知したうえで「実はこの手のほうが良いのではないか」と思ったら、勇敢にチャレンジします。
そうして、どんどん新しい手を開拓していき、実力を伸ばしていくのです。
余裕があるなら、たまには別パターンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「定石外にもチャレンジしてみる」ということです。
実際にやってみなければわからないこともあります。
定石ではないからといって悪いとは限りません。
いつもと違う方法で実績がなかったとしても、いざ試してみると、そちらのほうが良かったというケースはよくあります。
定石を知らないまま適当に進めるのは良くありませんが、定石を熟知したうえで定石外にチャレンジしてみるなら悪くありません。
新しい定石を発見できる可能性は大いにありうることです。
「こちらの方法のほうがいいね」とわかれば、解決の幅も広がります。
問題が起こったときは、チャレンジ精神も大切です。
問題解決の選択肢が1つ増えることになり、問題解決力の向上につながるのです。
たとえ失敗で終わったとしても、無駄ではありません。
それはそれで1つの経験になります。
「やっぱり定石は正しい」ということを再確認できます。
チャレンジしたという経験も残るのです。
トラブルが起こったとき、私たちは「解決できる方法」に目を向けがちです。
トラブルを解決するのですから、解決する方法を模索するのが当然と思われます。
もちろん解決できる方法も大切ですが、それだけではありません。
「解決できない方法」にも目を向けることです。
解決できない方法にも目を向けても意味がないと思われるかもしれませんが、意味はあります。
地雷を避けるようなイメージと考えてください。
地雷を踏んだら、一発で終わりです。
やり直しはできません。
地雷以外の部分に目を向けると、進みべき道が見えてきます。
安全地帯を進んでいけば、いずれ目的地にたどり着けます。
トラブルのときも同様で、一発アウトになる地雷があります。
進み方はゆっくりでもいいので、アウトにならないことが大切です。
解決できない方法を把握して、安全地帯に沿って進んでいけば、いずれ解決にたどり着けるのです。
忘れてはならないのは「解決できない方法は、大化けする可能性がある」ということです。
解決できる方法とできない方法は、表裏一体というケースが少なくありません。
解決できない方法は、裏を返せば、解決できる方法です。
解決できない方法に少し修正を加えることで、素晴らしい解決策に大化けする可能性があるのです。
だからこそ、解決できない方法にも目を向けることが大切です。
トラブルが起こったとき、解決できない方法にも目を向けると、発想力が高まります。
解決できる方法だけ知っている人と、解決できない方法も知っている人とでは、解決力に圧倒的な差があります。
解決できる方法とできない方法の両方に目を向けるほうが、可能性の幅が広がるのです。
さまざまなトラブルを経験しながら「これはうまくいかなかった」という知恵をたくさんストックしておきましょう。
解決できる方法に目を向けることも大切ですが、解決できない方法に目を向けることも大切なのです。
原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切です。
手当たりしだいに試したところで徒労に終わると思われますが、そうとは限りません。
あれこれ試してみるうちに、偶然原因が見つかって、解決することがあるからです。
こんな話があります。
あるところに、ベビーカーで大泣きしている赤ちゃんがいました。
なんとか泣きやんでもらおうと、周りの人が入れ代わり立ち代わりあやします。
頭をなでてみたり、面白い顔をしてみたり、ぬいぐるみを見せてみたり、ミルクを与えてみたりしても、効果はなし。
どうして泣いているのかさっぱりわかりません。
まったく泣きやまないので、周りの人は困っていました。
そこへ赤ちゃんのお母さんが現れ、すっと抱き上げると、ぴたりと泣きやみました。
あれほど大泣きしていたのが嘘のようです。
周りの人は「さすがお母さん! やっぱりお母さんの抱っこがいちばんだね」と思いましたが、実は意外なところに原因がありました。
ベビーカーの中に角張った石が紛れ込んでいて、その違和感のせいで赤ちゃんは泣いていたのです。
つまり、お母さんが抱っこしなくても、誰かが抱っこしてしていれば、普通に泣きやんでいたということです。
この原因は、見ただけではわかりません。
原因がわからなくても、いろいろ試してみることが大切です。
思わぬところに原因があることは珍しくありません。
効率良く解決するために、まず原因から突き止めたいと思いますが、原因がわからなくても動いてみることも大切です。
原因がわからなくても、あれこれ試しているうちに原因がわかって解決するケースもあります。
原因がわからなくてもいいので、とりあえずあれこれ試してみましょう。
いろいろ試してみることは無駄ではありません。
動いてみないと、原因がわからないこともあります。
偶然原因が見つかることを期待するのです。
大きな問題を解決するなら「まとまった時間」をつくりましょう。
小さな問題であれば、細切れ時間でもいいのです。
小さな問題は、ちょっとした雑用のようなものです。
手間も時間もさほどかからず、あっという間に解決するでしょう。
集中しなくても、ちょっと取り組むだけでOKです。
片手間でうまくいくこともあります。
小さな問題は難しい作業もなく、細切れ時間で解決することがほとんどです。
しかし、大きな問題となるとそうはいきません。
たびたび仕事が中断されると、そのたびに集中し直さなければいけません。
集中力を取り戻すのに余計な時間とエネルギーが奪われます。
取り組んでは中断し、また取り組んでは中断という繰り返しでは、なかなかスムーズに進みません。
細切れ時間だけで大きな問題に対処するのは無理があります。
本来なら3時間で終わる仕事が4時間も5時間もかかって、余計な時間を取られることになるのです。
大きな問題は、まとまった時間が欲しいところです。
しっかり腰を据え、集中的に取り組む必要があります。
大きな問題に取りかかるなら、予定をずらすかキャンセルするなどして、まとまった時間をつくりましょう。
一気に片付けられるなら、それに越したことはありません。
時間がかかる問題も、集中すれば、短時間で終わらせられます。
けがや病気で入院することになっても、まとまった時間を確保して集中的に勉強すれば、遅れを取り戻せるでしょう。
しっかり集中して取り組めば、3時間の仕事が2時間や1時間で片付き、仕事の質も上がるのです。
「くだらないトラブル」という言い方をする人がいます。
「くだらないトラブルで悩んでいます」
「くだらないトラブルで時間を取られています」
「くだらないトラブルのことで相談があるのですが……」
くだらないトラブルなんて言い方をしないことです。
くだらないトラブルという言い方は、トラブルを甘く見ています。
甘く見ると、ろくなことになりません。
どんなトラブルも、無視したり初動が遅かったりすると、大ごとに発展します。
トラブルをばかにしたような言い方をすると、トラブル対応という行為もばかばかしく思えてきます。
取り組むことに抵抗感が生まれると、初動が遅くなります。
対処の詰めも甘くなって、きちんと解決できません。
「くだらないトラブルがあって、相談があるのですが……」という言い方をすると、相談を受ける身としてはもやもやします。
「くだらないことだから私に相談するの?」「くだらないトラブルだったら相談しないでくれ」と、抵抗感を覚えます。
悪気はなくても、悪い誤解を与えないかねないのです。
くだらないトラブルと言いたくなったら、別の表現に言い換えましょう。
「ちょっとしたトラブル」と言えばいいのです。
余計な装飾は不要です。
普通の言い方でいいのです。
普通の言い方をすれば、普通に対処できます。
「ちょっとしたことだけど、きちんと対処しよう」という気持ちとなり、真剣に取り組めるようになります。
さっと取り組めて、初動が早くなるのです。
「ちょっとしたトラブルがあって、相談があるのですが……」という言い方をすれば、相手は親身になってくれます。
「何だろう?」「私にできることなら!」とすんなり耳を傾けてくれ、良いアドバイスをいただけるのです。
あなたは、考えすぎるタイプですか。
もし性格的に考えすぎるタイプであれば、問題解決の足かせになることがあるため要注意です。
考えすぎるタイプの人は、問題が発生したとき、解決策を考えすぎる傾向があります。
十分な計画を立てても「納得できない」「何かが足りない」と言って満足しません。
解決策が見つかっても「もっと良い解決策でなければいけない」と完璧を目指します。
考えすぎるタイプの人はずっと考えてばかりでなかなか行動しません。
「まだ終わっていない」「本当にこれでいいのだろうか」と考えてばかりです。
もちろん見落としがないよう確認することは大切ですが「もっともっと」と考えるのはオーバーです。
「もっと、もっと」には終わりがありません。
どれだけ素晴らしい解決策があっても、それだけでは解決しません。
行動がゼロなら、結果もゼロです。
考えているうちに時間が過ぎると、ますます状況が悪化します。
せっかく良い計画を立てられても、状況が変わると無意味となってしまい、一から考え直さなければいけなくなるのです。
考えすぎるタイプの人は、あらかじめ期間や基準を明確にしておきましょう。
「3日考えて行動する」「1週間考える」「72時間だけ考える」など、期間を明確にしておくと安心です。
終わりを決めておくことで、エンドレスを防止できます。
解決の基準ラインを設けておくことも大切です。
最初から完全な解決は目指しません。
100点満点の解決策や全員が納得する解決策は、なかなか見つかるものではありません。
「最低でもここだけは解決させておく」という部分を明確にして、その解決策を考えることに集中します。
最低限解決したい部分を明確にして、そこをクリアできれば「ひとまずOK」とします。
解決の基準ラインをクリアできれば、それで良しとし、一応の区切りを付けます。
それ以上突き詰めて考えるのはストップして、具体的な行動に移します。
「私は考えすぎるタイプ」とわかっているだけでも幸いです。
わかっているからこそ、対策も打てます。
考えすぎることを防止する工夫をすることで、問題解決が早くなるのです。
トラブルは嫌なことなので、テンションが低くなりがちです。
下を向いたり、暗い表情になったり、ため息が止まらなかったり……。
取り組み方も、逃げ腰・及び腰だったり放置気味だったりなど、消極的な様子が目立ちます。
テンションの低い状態では、なかなかうまくいきません。
頭の回転も悪くなり、力も出なくなり、トラブル解決に悪影響です。
ネガティブな雰囲気が漂うばかりか、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
トラブルに立ち向かうときは、テンションを上げていくのです。
テンションとは「気合」であり「元気」です。
下を向くのではなく、前を向きましょう。
しっかりテンションを上げることで、スピードと勢いが生まれます。
心に火をつけ、気持ちを上げていきましょう。
テンションを上げると「やるぞ!」という意気込みが生まれます。
内側からパワーが湧いてきて、本来のパフォーマンスを発揮できるようになるのです。
頭の回転も良くなって「これだ!」という良いアイデアもひらめきます。
勢いとスピードが生まれるので、時間がかかることも早く終わります。
テンションを上げると、わくわくどきどきして、トラブルに立ち向かうことが楽しく感じられるようになるのです。
謝罪に行くときも、テンションを上げていくことです。
おっくうな気持ちに飲み込まれるのではありません。
テンションを上げることで、おっくうな気持ちを吹き飛ばしましょう。
びしっとスーツを着て、深く頭を下げ、丁寧に謝罪の言葉を口にしましょう。
謝罪にはパワーがいります。
謝罪のパワーは、テンションを上げることで生まれます。
なかなかテンションが上がらないときは、おいしいもので腹を満たしましょう。
食は元気の源です。
食欲を満たすことは、心を満たすことです。
おいしいものを食べると、すぐテンションが上がります。
しっかり食欲を満たすことで気持ちも上向いてくるのです。
問題解決の意欲と集中力を高めるには、カフェインも有効な手段です。
カフェインには覚醒作用があります。
コーヒーを飲んだ後、頭がすっきりして、仕事や勉強がはかどりやすくなった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
カフェインは、神経伝達物質アデノシンの受容体と結合することで、アデノシンの働きを抑制します。
アデノシンは疲れを感じさせる脳内の化学物質です。
その結果、血中アドレナリン濃度が上昇し、頭がさえて意欲が高まったり集中力が増したりする効果が得られるのです。
カフェインの効果は、摂取後30分から2時間で最大になります。
一時的な効果ではありますが、即効性は抜群です。
取り組まなければいけない問題があるものの、意欲が出なくて困ったときがあるでしょう。
そんなときは、カフェインを賢く活用するのも1つの方法といえるでしょう。
ただし、くれぐれも摂取のしすぎには注意が気をつけてください。
意欲を高めたいとはいえ、日常的にカフェインの過剰摂取を続けていると、カフェイン中毒になるリスクが高まります。
カフェインには興奮作用があり、入眠に悪影響を与えることもあります。
カフェインの半減期は、6時間程度といわれています。
入眠の6時間前からはカフェインの摂取を控えておくのがいいでしょう。
コーヒーやドリンク剤など、カフェインが含まれる飲み物を利用する際は、適量を心がけるようにしましょう。
過去に解決できなかったトラブルが、再び起こりました。
このとき、どうするかです。
「解決できなかった」という過去の事実があると、なかなか前向きな気持ちになれません。
「どうせ無理に決まっている」と尻込みしてしまいます。
過去に解決できなかったなら、取り組んだところで今回も同じ結末になって、無駄な努力に終わると思うところでしょう。
しかし、実際はわかりません。
過去と今とでは違います。
人は、成長する生き物です。
いろいろな経験を積み、多くのことを学んで知識や知恵も増え、新しいスキルも身についているでしょう。
当時と比べれば、大きく成長していて、問題解決力もレベルアップしているはずです。
過去に解決できなかったトラブルでも、今の自分なら、解決できる可能性があるといえます。
発想を変えて、前回とは違ったアプローチで試してみる価値もあるはずです。
「前回はこれでダメだったから、今回はこれでやってみよう」という考え方です。
前回の反省を生かしたアプローチをすれば、違った結果が返ってきて、解決につながる可能性は十分あります。
トラブルは、逃げるのではなく、解決することが必要です。
過去に解決できないトラブルが起こったら、すぐ諦めるのではありません。
自分の成長を信じて取り組んでみましょう。
前回できなかったとしても、今回ならできるようになっているかもしれません。
これが「大人のリベンジ」です。
自分の成長と伸びしろを信じましょう。
最初から無理だと諦めるのではなく、自分の成長を信じて取り組んでみることが大切なのです。
問題解決に取りかかっているときは、多忙な状況が続きます。
根を詰めて仕事をしていると、だんだん疲労がたまってきて集中力も低下します。
こんな状況では、まともに頭が働かず、良いアイデアも浮かびません。
疲労がたまればたまるほど気分も落ち込んで憂うつな気分になります。
仕事を前に進みたくても、停滞気味になることがあるものです。
そんなときにおすすめなのが「着替え」です。
仕事が行き詰まったら、着替えをしてみてはいかがでしょうか。
着替えにはリセット効果があります。
着替えをすると心身が整って、リフレッシュされます。
気分が一新されると「よし、頑張ろう!」となり、良い解決策や名案が浮かぶのです。
ワイシャツからワイシャツに着替えるだけでもいいのです。
同じ服に着替えても仕方ないように思うかもしれませんが、意味はあります。
ワイシャツは、精神状態に影響を及ぼします。
心身がよれよれのときは、ワイシャツもよれよれです。
よれよれのワイシャツから、ぱりっとしたワイシャツに替わると、しゃきっと気持ちが引き締まります。
疲れやストレスが取れ、元気になるのです。
着替えには、気分一新の効果だけでなく、疲れ・ストレスの解消の効果もあるのです。
着替えによって、上手に気持ちを切り替え、いつもの自分を取り戻しましょう。
着替えには、問題解決力を高める効果があるのです。
トラブルを解決したにもかかわらず、再び同じトラブルに見舞われることがあります。
同じトラブルが起こるのは「悪い習慣」が原因です。
悪い習慣は、悪い結果をもたらします。
いったんトラブルを解決できても、遅かれ早かれ、また同じトラブルに見舞われます。
悪い習慣が続いているかぎり、悪いパターンから抜け出すのは困難です。
虫歯になったとします。
トラブルを解決するには、虫歯治療です。
ところが、虫歯治療をしたにもかかわらず、再び虫歯ができました。
虫歯治療も大切ですが、もっと大切なのは歯の磨き方です。
きちんと虫歯治療ができても、歯の磨き方が悪いと、再び虫歯ができてしまいます。
給料日前、金欠になって、大慌てをすることになりました。
お金を借りて金欠を乗り切り、借りたお金もきちんと返しました。
ところが、次の給料日前、再び金欠に陥って慌てることになりました。
問題なのは、浪費の習慣です。
お金を返すことも大切ですが、もっと大切なのは日頃のお金の使い方です。
浪費の習慣が改善されないかぎり、再び金欠に悩まされます。
遅刻をしてしまい、上司に叱られました。
今後は二度と遅刻をしないよう、意識を高め、目覚まし時計も2つに増やしました。
ところが数日後、再び遅刻をすることになりました。
問題なのは、起きる時間ではなく、寝る時間です。
その人には夜更かしの習慣がありました。
寝る時間が遅ければ、睡眠不足は変わらないままで、起きるのに苦労します。
早く起きるためには早く寝なければいけません。
夜更かしの習慣の改善が必要です。
「早寝早起き」という言葉はありますが「早起き早寝」という言葉はありません。
大切なのは順番であり、早く寝るからこそ、早く起きられます。
生活習慣を見直して、まず寝る時間を早くすることから始めることが大切です。
同じトラブルが繰り返されているなら、目の前の解決より、習慣の改善に目を向けてください。
解決することも大切ですが、悪い習慣を直すことはもっと大切です。
習慣の改善には時間がかかりますが、定着するまで地道に根気よく続けていきましょう。
時間がかかるぶん、定着すれば、体から抜けにくくなります。
ひとたび定着すれば、自然と体が動くようになります。
良い習慣は、良い結果をもたらします。
良い習慣がトラブルを防ぐのです。
ピンチのときは、スピードを意識するのが基本です。
何事も遅いより早いほうが良いのは明らかなこと。
「善は急げ」という言葉もあるように、やるべきことがわかれば、解決に向けて1分1秒でも早く動くのがベストです。
しかし中には例外もあります。
状況によっては待機が必要になるときもあるのです。
今すぐ動くわけにはいかず、段取りの都合があり、待たなければいけないケースも少なくありません。
ただでさえいらいらするところが、ますますいらいらします。
「待つのが苦しい」「こちらはとっくに準備できている」と文句を言いたくなります。
こちらはすでに準備万端でいつでもOKの状態なのに、都合があって動けないときはもどかしいものがあります。
こういうときは、普段より時間が進むのが遅く感じられるもの。
特にせっかちな人は待機が苦手でつらい時間に感じられるはずです。
しかし、ここは正念場です。
はやる気持ちを抑えられず、うっかり動いてしまうと、せっかくの段取りが台無しです。
待たなければいけないときは、ひたすらじっと待つことです。
待機する必要があるときは、待機するのが仕事です。
時期やタイミングがあるなら、その時が来るまで、じっと待機するに尽きます。
待機の時間には、適当に暇つぶしをすればいいのです。
本を読んだり、趣味を楽しんだり、掃除をしたり、こまごました雑用を片づけたりです。
待機時間が長いなら、ほかの仕事に取り組むのもいいでしょう。
上手に暇つぶしができれば、待機の時間が長くても怖くありません。
体がうずうずして仕方ないときは「待機も仕事の1つ」と自分に言い聞かせましょう。
待機ができる人は、しっかりピンチを乗り越えられるのです。
トラブルになったとき、ぶつぶつ愚痴を言う人がいます。
「こんなトラブルがあって大変なんだよ」
「あの人が悪いからこうなった」
「どうしてこうなったんだろう」
身近にいる知人や友人に、あれこれ愚痴をこぼします。
残念ですが、愚痴はトラブル解決には役立ちません。
愚痴は「言っても仕方ないこと」です。
言っても仕方ないことを言ったところでどうにもならず、時間と労力の無駄遣いで終わります。
忘れてはならないのは「どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない」ということです。
相談はOKですが、愚痴はNGです。
愚痴を何時間言おうと、現実は何も変わりません。
気持ちがすかっとするくらいの効果はありますが、それだけのことです。
時間もエネルギーも貴重なリソースです。
愚痴を言う時間が長くなればなるほど、肝心の行動が遅くなります。
愚痴を言うことに貴重なエネルギーを使っていると、行動に回すエネルギーが不足するのです。
愚痴の内容によっては、プライバシーの侵害や機密事項の漏洩のリスクもあります。
ぶつぶつ愚痴を言うと、勢い余って余計なことまで口走ってしまうのです。
トラブルの愚痴を延々と聞かされている相手も大変です。
愚痴を聞くのはパワーがいります。
あまり愚痴を言いすぎると、相手の迷惑となってしまい「勘弁してくれ」となります。
愚痴にはリスクもあります。
「愚痴が相手の耳に入る可能性」です。
悪い話ほど広まるのが早いように、愚痴や悪口も、あっという間に広まります。
「誰にも言わないでね」とお願いしても、ばらされるのがオチです。
秘密は、十中八九、守られません。
何気なく口にした愚痴が相手の耳に入ると、ますます問題が大きくなって解決が難しくなります。
トラブル解決に必要なのは、具体的な行動です。
10時間愚痴を言っても、行動がゼロなら、解決もゼロです。
トラブルの愚痴を言う暇があれば、具体的に行動しましょう。
解決に必要なことを紙に書き出し、やるべきことが決まれば、あとは具体的に行動するのみです。
やるべきことをやるから、トラブルが解決します。
行動するから解決するのであって、愚痴では解決しないのです。
解決策が決まりました。
再発防止策も決まりました。
「後は実行に移すのみ」の段階まで来ました。
さっそく取りかかりたくなりますが、ちょっと待ってください。
解決策・再発防止策を実行に移す前に、もう一度内容を確認してみてください。
詰めが甘くなっていないか確認するのです。
トラブルのときは、一刻も早く解決したい気持ちが先走って、チェックが甘くなりがちです。
解決策・再発防止策は、思いついた時点で、十分に完成されているとは限りません。
一見問題ないように見えても、どこかに不十分なところがあって、間違いや見落としがあるかもしれません。
知らず知らずのうちに詰めが甘い状態となっている可能性があります。
試験では、提出前に念のための再確認を行いますが、解決策・再発防止策でも、実際前は念のための再確認が大切です。
もやもやする時間をつくってみることです。
「本当にこれでいいのだろうか?」と疑いながら、隅々までチェックです。
見直してみると、間違いや見落としに気づけることがあります。
可能であれば、別の人に確認してもらうことをおすすめします。
同じ確認でも、自分がやるのと他人がやるのとでは意味が違います。
「思い込み」が発生している可能性があるからです。
自分の思い込みは、自分では気づけません。
自分で正しいと思い込んでいるかぎり、何度確認しても、間違いに気づけません。
だからこそ客観的な目が必要であり、誰か別の人にお願いするのが近道です。
解決策も再発防止策も、詰めが甘くなっていると、十分な効果が発揮されません。
きちんと詰めを厳しくするからこそ、正しい効果が発揮されるのです。
トラブルを解決するために、計画を立てます。
ところが計画を立てたのはいいものの、うまくいかなかったり失敗したりすることがあります。
想定外のことがあって、中断・中止を余儀なくされるのです。
そんなとき、驚いたり慌てたりしないことです。
腹を立てて、怒りをあらわにしないことです。
感情的になると理性が失われ、正しい判断ができなくなります。
視野が狭くなって、普通に考えればわかることもわからなくなります。
感情的になればなるほど冷静な話し合いも困難になり、解決が遠のいてしまうのです。
大切なことは「平常心」です。
計画どおりにいかなくても、常に冷静を心がけます。
感情的になりそうなら、深呼吸をしたり手を洗ったりなどして、落ち着きを取り戻しましょう。
どんなときも理性と自制心を保つようにしてください。
うまくいかなければ、落ち着いて次のアクションを考えましょう。
まず原因を確認します。
改善できることなら改善して、もう一度トライします。
改善できないことなら、実現可能な別の計画を考えたり、一から方法を練り直したりして実行します。
タイミングの問題だけなら、もう一度トライすればいいだけです。
計画どおりにいかなくても、落ち着いて行動することが大切です。
落ち着いているからこそ、正しい判断ができたり、良いひらめきが得られたりします。
あくまでも冷静に落ち着いて行動するようにしましょう。
トラブルのときは、平常心こそ解決の近道なのです。
トラブルによっては「解決不可能」というケースがあります。
どんなトラブルでも解決できるわけではありません。
最初から解決できないトラブルだったり、気づくのが遅くなって解決が不可能になったりしたケースです。
残念ながら、何をどうやっても解決できないケースもあるのも事実です。
そんなとき、自暴自棄になる人がいます。
「解決できないならどれも同じだ! もうどうにでもなれ!」と。
一切の努力をやめて、心が腐り、ふてくされた態度を取るのです。
これは良くありません。
自暴自棄になったら、最悪さがますます増していくからです。
ますますお金を失う。
ますます痛みがひどくなる。
ますます被害が大きくなる。
ますます迷惑をかけてしまう。
ますます後悔が増える。
目も当てられないほど最悪になるケースがあります。
解決不可能なトラブルなら、不可能なりに、悪影響を最小限にする努力をしましょう。
治せない病気であれば、症状を緩和させたり病状の進行を抑えたりすることを目指します。
完治はできなくても、工夫によってできることがあります。
会社の倒産が不可避となったなら、ハードランディングではなく、ソフトランディングする方法を模索します。
従業員へのフォローができたうえで会社をたたむのなら、美しい幕切れを迎えられるでしょう。
人が大事にしているものを壊してしまったら、しっかり謝ったうえで弁償をします。
元に戻しようがなくても、きちんと弁償することで、相手に与えた損失を償えるでしょう。
不可能なら不可能なりに、できる対応があります。
手の施しようがないように見えても、その中でできることがあるはずです。
少しでも結果を緩和させることに力を尽くすことです。
解決できないことが判明しても、誠実に対応することが大切です。
希望を持って取り組んでいけば、奇跡が起こらないとも限りません。
解決不可能でも、前向きに努力することは大切なのです。
トラブル対応では「思ったよりあっさり解決した」という状況があります。
それは運が良かったからではありません。
単なる偶然でもありません。
やるべきことをやったからです。
トラブルから逃げず、堂々と立ち向かいました。
やるべきことを先延ばしにせず、最短で行いました。
遊びや趣味はいったん脇に置いて、トラブル解決に集中しました。
素直に自分の非を認め、すぐ謝罪しました。
改善すべきところはきちんと改善しました。
大変な仕事も、面倒がらずに、すぐ対処しました。
専門家に連絡を取り、打ち合わせも支払いもすぐ済ませました。
再発防止策も立て、すぐ実行に移しました。
うまくいかないときは、そこで諦めず、別の手段で取りかかりました。
トラブルは本来、やるべきことをやれば、それだけ早く解決するものです。
トラブルが起こったとき「思ったよりあっさり解決した」という人は、結局やるべきことをやっているのです。
そんな素晴らしい自分を褒めることです。
自己肯定感も上がります。
行動できることは素晴らしいことなのです。
問題解決は、余裕があるときなら、それほど難しくありません。
普通に着手すればいいだけです。
まとまった時間があれば、じっくり腰を据えて集中的に取り組めます。
時間がかかる問題も、時間があればこそ解決できます。
資金に余裕があれば、専門家の力を借りることも容易です。
お金の力で問題を解決することも可能になります。
難しいのは「着手したくても余裕がなくてできない」というケースです。
繁忙期のため時間を捻出できなかったり、出費の多い時期で金銭的な余裕がなかったり。
時間や資金が足りず余裕がない状態だと、着手したくてもなかなか難しいものです。
重要性・緊急性の低い問題であれば、ある程度の猶予があります。
ただし、重要性・緊急性が低いとしても、問題であることに変わりはないため、いつかは着手しなければなりません。
ここで大切なポイントが2つあります。
まずいったん保留して「今すぐ着手はできないが、あとから必ず着手する」ということにします。
そして大まかでいいので、ある程度の時期を決めておきましょう。
たとえば「繁忙期が終わって一段落ついたら取り組もう」「次のボーナスが入ったら真っ先に対応しよう」といった具合です。
明確な日程は決められなくても、大まかな時期なら決められるはずです。
2つ目のポイントは「ToDoリストに入れておく」ということです。
頭で覚えると忘れてしまうので、ToDoリストに書き込んで、今後のタスクとして管理するようにしましょう。
直接カレンダーやスケジュール帳に書き込むのもOKです。
忘れないようにすることが大事であり、付箋に書いて、目につくところに貼っておく方法も悪くありません。
もちろん都合が悪くなければ、変更することもOKです。
余裕があるときであれば、きちんと解決できるのです。
問題を解決できているのに、なかなか納得しない人がいます。
「まだ終わっていないような気がする」
「まだ解決できていないような気がする」
「本当にこれで良かったのだろうか」
「まだやるべきことが残っているような気がする」
あれこれ不安の言葉を口にして、そわそわします。
「気がする」のキーワードが出たら要注意です。
これは心配性の人にありがちです。
心配性の人は、問題を解決できてもなかなか納得しません。
しなくてもいいあら探しをしようとします。
細かいところまで気にかけてしまい、落ち着けないのです。
もちろん明らかな不備不足があるなら、しっかり対処する必要はありますが、そうでなければ、ただの杞憂です。
解決できたことを心配したところで仕方ないのです。
問題が一件落着して、再発防止策も実施できているなら、そこでいったん区切りをつけることです。
それ以上のことは不要です。
どこかで区切りをつけないと、心配の暴走が止まらず、延々と不安に振り回されます。
なかなか心配が止まらないときは、おすすめの言葉があります。
「一件落着」です。
問題が解決して区切りがついたら、自分に「一件落着」と言い聞かせましょう。
一件落着は、未来に進む言葉です。
もう余計な心配をするのはやめて、自分を納得させましょう。
長引く問題に悩まされることがあります。
すぐ解決するかと思いきや、なかなか終わりが見えません。
数週間・数カ月とずるずる長引き、なかなかきちんと解決しないのです。
厄介な問題だからなかなか解決せず、長引いているケースもありますが、別の原因で長引いていることも少なくありません。
中途半端な対応が原因になっていることが多いのです。
たとえば、長引く風邪問題です。
単なる風邪ですぐ治るかと思いきや、1カ月以上たっても治らないことがあります。
回復したと思えばぶり返し、また回復したと思えば再びぶり返すという繰り返しです。
厄介な風邪だからではありません。
休み方が中途半端だから、回復も中途半端になっているのです。
いちいち休んでいられないと無理して頑張っていると、治るものも治りません。
長引くばかりで、いつまでたっても中途半端な状態が続きます。
こういうときは、有休を取って、療養に専念するのがいちばんです。
しっかり栄養を取って、たっぷり睡眠を取って、十分な休息を取れば、きちんと治ります。
プロジェクトの方針について、なかなかまとまらない問題に悩んでいるケースがあります。
意見がばらばらでなかなか1つにまとまらず、時間ばかり過ぎていることがあるもの。
一人ひとりが別々で意見を言うから、ばらばらの状態が続きます。
こういうときは、一度全体会議を開いて、活発に議論を交わせばいいのです。
別々で意見を言うのではなく、一堂に会す機会をつくることが大切です。
1カ所に集まって対面でじっくり話し合えば、一気に話が進んで、最終決定を下せるようになります。
問題が長引いているときは、問題そのものより、取り組み方に注意を向けてみてください。
中途半端な対応になっているせいで、きちんと解決せず、問題が長引いていることがあるのです。
「休めない」「相手に申し訳ない」などと思っていると、いつまでも中途半端な状態が続き、解決することも解決しません。
問題を解決するときは、本腰を入れて、集中的に取り組むのがベストです。
きっぱり思いきることも必要です。
早く解決できるなら、それに越したことはありません。
タイムプレッシャーは大切ですが、ありすぎるのも考えものです。
時間を忘れて生活したいときは、時計を視界からなくしましょう。
時計が視界にあるから、気になります。
視界からなくせば、気にならなくなります。
時計は便利な道具ですが、それに縛られるようなことがあってはなりません。
分単位の仕事は、そうそうあるものではありません。
バスや電車の仕事をしているなら別ですが、私たちの仕事の多くは、そこまで正確な時間把握を必要としないことばかりのはずです。
細かく時間を気にしても疲れるだけ。
時間を気にすればするほど、神経がすり減らされます。
焦ってしまうと、ミスや不注意も増えます。
あまり気にしすぎると、寿命まで縮めてしまいかねません。
時間を気にすればするほど、タイムプレッシャーを感じる機会も増えてしまいます。
腕時計を外しましょう。
壁時計や置き時計は、視界の入らないところに移動させます。
パソコン画面に時計が表示されているなら、非表示の設定に変えればいいだけです。
「時計がないと不便」「時間がわからないと困る」と思いますが、大げさに考えすぎです。
時計がなくても大丈夫。
時間がわからなくても、普通に生きていけます。
不便はあるかもしれませんが、大したことではありません。
「まあいいか」で済む程度です。
昔の人は、時計がなくても普通に生きていました。
太陽の高さや外の明るさから「このくらいの時間かな」と大ざっぱに把握していました。
それだけでなんとかなっていたのです。
時計は便利な道具ですが、使い方を誤ると、ストレスの原因になります。
「時計がなければいけない」という常識を覆しましょう。
平日が難しいなら、休日だけでも構いません。
時計がなくても、意外と普通にやっていけることに気づくでしょう。
時計がなくなると、朝・昼・晩の3つだけになってシンプルです。
たまには自分に「時間を気にしない生活」をプレゼントしてください。
時間を気にしない生活も、素晴らしいのです。