あなたが住んでいる地域には、地元の銘菓や名産があるでしょう。
突然ですが、質問です。
最後に地元の銘菓や名産を食べたのはいつですか。
またどのくらいの頻度で食べているでしょうか。
あらためて振り返ると、地元の銘菓や名産を買って食べることは意外と少ないのではないでしょうか。
地元の銘菓や名産は身近な食べ物です。
買おうと思えばいつでも買えます。
手が届くところにあると、特別感も薄くなる。
他県の人には特別なものであっても、地元の人にとっては普通です。
もはや空気のように感じているかもしれません。
この身近な感覚が落とし穴です。
買おうと思えばいつでも買える感覚があるため、なかなか買わないし、食べません。
「わざわざ買わなくても……」という遠慮する感覚があります。
他県の人から地元の銘菓・名産について聞かれたとき、とっさに答えられず、困ることになるのです。
銘菓や名産といえば「旅行者がお土産として買っていくもの」というイメージを持つ人も多いことでしょう。
間違ってはいませんが、その限りではありません。
地元の人が普通に買って食べるものでもあります。
いま一度、地元の銘菓・名産を買ってみてください。
地元の人であっても、銘菓や名産を買うこともあっていい。
そしてじっくり味わってみましょう。
「そうそう、この味だね」と久しぶりの味を思い出して楽しめるでしょう。
じっくり味わってみると「おいしい!」「なかなかいける!」と感動できるでしょう。
子どものころは苦手に感じていた味も、年齢を重ねてから食べてみると、感じ方が変わっているかもしれません。
味だけでなく、外見をじっくり観察しましょう。
「こんなマークがあったのか」「こんな形をしていたのか」と意外な発見があるかもしれません。
地元の銘菓・名産がたくさんあるなら、1つずつ食べて制覇していきましょう。
地元の銘菓・名産を食べることは、地元を理解する一助となります。
他県の人から、あなたの地元の銘菓・名産について聞かれたとき「こんな味だよ」とスムーズに答えられるでしょう。
詳しく聞かれても、はっきり堂々と答えられるのです。