執筆者:水口貴博

60代がしておきたい30のこと

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地元への愛情が出てきたとき、どうするか。

地元への愛情が出てきたとき、どうするか。 | 60代がしておきたい30のこと

60代になると、若いころになかった思いが湧き上がるようになります。

地元への愛情です。

もちろんこれまでも地元のことを考えることはありましたが、軽く考えることが大半でした。

若いころは、進学や仕事のことで頭がいっぱいで、地元のことを深く考える余裕がありませんでした。

しかし、60代になって時間に余裕ができると、あらためて地元について考えるようになります。

「ここでよく遊んだ」

「この神社によくお参りしたなあ」

「この池によく来たなあ」

地元で生まれ育った出来事を、次々と思い出します。

数々の出来事を思い出すうちに、自分を育ててくれた地元に、感謝の念が湧き上がってきます。

そう思い出せるような、時間と心の余裕が、60代からできるのです。

さて、ここからが問題です。

感謝の念が湧き上がって終わりでは、よくありません。

地元に感謝したくなれば、地元のために、何か行動しましょう。

地元を活性化させるために、自分ができることを考えるのです。

イベントのサポーターをやってみます。

祭りの実行メンバーとして、活動します。

公園や川の掃除のボランティアをやってみます。

地元のために貢献することが、生まれ育った地元への恩返しです。

土地も、人と同じです。

愛情を持って接すれば接するほど、期待に応えるかのように活性化します。

これまでお世話になった気持ちをそのままにせず、具体的な行動として表現するのです。

60代がしておきたいこと(19)
  • 地元のために、活動する。
地域の人とのつながりは、幸せにもつながる。

60代がしておきたい30のこと

  1. 定年退職後、第2の人生が始まる。
  2. 60代は意外に、頭も体も、よく動く。
  3. 慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。
  4. 60代からは「新しい生きがい」が必要になる。
  5. 我慢していたことを、思い出そう。
  6. 「やりたくない」と「興味がない」を、きちんと区別する。
  7. 興味が出ないのは、行動しないから。
    きっかけは、本屋にある。
  8. あなたの旅立ちを邪魔しているのは、名刺かもしれない。
  9. 明るい服装にすると、気持ちも明るくなり、行動力も出てくる。
  10. 60代からの平日は、王様気分を味わえる。
  11. 70代の足腰を決めるのは、60代の過ごし方。
  12. 自然と朝早くに目覚めてしまう。
    さて、どうするか。
  13. ウォーキングは、夫婦で楽しむのが一番。
  14. パートナーとの関係が、これからの本当の財産。
  15. 定年退職をすれば、今までの成功体験は、忘れたほうがいい。
  16. 60代こそ、旅行と登山のベストタイミング。
  17. 好きなこととはいえ、無謀なことは控える。
  18. 楽しんでいる姿を見せるのが、最高の子ども教育。
  19. 地元への愛情が出てきたとき、どうするか。
  20. 地域の人とのつながりは、幸せにもつながる。
  21. 積極的に、若い人に話しかけよう。
  22. 60代が若い人と接するときの方法。
  23. 孫の遊び相手も、立派な仕事。
  24. 60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。
  25. 古い話ばかりを繰り返していませんか。
  26. 60代からの起業もある。
  27. 健康と思っても、健康診断は必ず毎年受けること。
  28. 自分の生き方を、子どもに強要しない。
  29. 万が一のために家族と話しておきたい、2つの話題。
  30. 人生最大の親孝行とは。

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