執筆者:水口貴博

日々の食事をおいしく食べる30の方法

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同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。

同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。 | 日々の食事をおいしく食べる30の方法

「同じ食べ物は、どこから食べても同じだ」

そう思っているなら誤解です。

同じ食べ物でも、食べる部分や方法が変われば、味や印象が変わります。

わかりやすい例としては、お魚です。

生で食べるのと焼いて食べるのとでは、同じ魚であっても違った味に感じるでしょう。

生で食べれば「刺し身」になり、焼いて食べれば「焼き魚」になります。

イチゴケーキにも注目です。

「最初にどこから食べ始めるか」

端から食べるのと、イチゴから食べるのとでは、味わい方が変わります。

端から食べれば生クリームの味わいが口の中に広がるでしょう。

いきなりイチゴから食べれば、イチゴの甘みが口の中に広がるでしょう。

最初に食べる箇所が変われば、口の中に広がる味が変わり、食の雰囲気が変わります。

味噌みそ汁をいただくときも同じです。

汁からいただくのと具からいただくのとでは、味わい方が変わります。

汁からいただけば「飲む」から始まりますが、具からいただけば「食べる」から始まります。

目玉焼きも、黄身から食べるのか白身から食べるのかで、味の感じ方が変わるでしょう。

食パンも、パンの耳から食べるのか白い生地から食べるのかで違います。

リンゴを食べるときも、かじって食べるのと切って食べるのとでは、雰囲気が変わります。

スイカやメロンも、かぶりついて食べるのとスプーンですくって食べるのとでは、印象が変わります。

バナナをナイフとフォークを使って食べてみると、優雅な気持ちになって、ずいぶん印象が変わるはずです。

毎回食べ方を変えてみる

いろんな食べ方を試してみましょう。

新しい食べ方を取り入れてみるのもいいでしょう。

自己流の食べ方を発見してみるのも面白いでしょう。

マナー違反にならない範囲で、いろんな食べ方を工夫してみましょう。

人の食べ方を見ていて「こんな食べ方もあるんだね」と発見することがあるでしょう。

毛嫌いせず、真似をして取り入れてみることが大切です。

このことに気づくと、食の楽しみ方はたくさんあることがわかります。

同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わります。

食べ方の数だけ、食の楽しみが増えるのです。

日々の食事をおいしく食べる方法(21)
  • 同じ食べ物でも、いろんな食べ方に挑戦してみる。
料理を作るプロがいるなら、料理を食べるプロもいていいはずだ。

日々の食事をおいしく食べる30の方法

  1. 普通に味わうのではない。
    積極的に味わうのだ。
  2. おいしいものを探すより、おいしく食べる方法を身につける。
  3. おいしいからおいしそうに食べるのではない。
    おいしそうに食べるからおいしくなるのだ。
  4. どんなにおいしい食事も、汚れたテーブルでは台無し。
    おいしい食事は、きれいなテーブルがあってこそ楽しめる。
  5. 食事の所要時間をあと1分伸ばそう。
    おいしさを楽しむ時間が1分長くなる。
  6. 食べる前に「おいしそう」と言おう。
    食べているときは「おいしい」と言おう。
    食べ終わったら「おいしかった」と言おう。
  7. おいしく食べるつもりがないなら、食べるな。
  8. ながら食いは控えよう。
    食事中は、食べることに集中するのが一番。
  9. 料理を食べながら、使われている食材をイメージしよう。
    「肉眼」だけでなく「心の目」でも楽しむ。
  10. 相手の食べ残しが気になったときが大切だ。
  11. 新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。
  12. 「いただきます」を言い忘れたら、食事中に言ってもいい。
  13. 「まずいかな」と思いながら食べない。
    「おいしいかな」と思いながら食べよう。
  14. おいしく感じたら、きちんと「おいしい」と言うことが大切。
  15. 嫌なことばかりの1日であっても、夜においしい食事をすれば、幸せに締めくくれる。
  16. たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。
  17. 食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。
  18. 無性に食べたくなったときのカップラーメンは、最高においしい。
  19. 食が細くなって落ち込む必要はない。
    食の質を上げればいいのだ。
  20. 食事をおいしく楽しむコツは、深呼吸。
  21. 同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。
    食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。
  22. 料理を作るプロがいるなら、料理を食べるプロもいていいはずだ。
  23. 楽しい雑談は、料理をおいしくする魔法の調味料。
  24. きちんと「香り」も楽しんでいますか。
  25. 走るから食べるのではない。
    食べるために走るのだ。
  26. 調味料を加えることが当たり前になっていないか。
    たまには調味料なしで食べてみよう。
  27. 元気が出ない原因は、食事にあるのかもしれない。
  28. おなかがぺこぺこになったら喜ぼう。
    普段よりおいしく感じるチャンス。
  29. おいしい料理を食べたいなら、おいしい料理を作れるようになればいい。
  30. 最後の一口を、気持ちを込めてきちんと味わう。

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