執筆者:水口貴博

日々の食事をおいしく食べる30の方法

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たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。

たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。 | 日々の食事をおいしく食べる30の方法

私たちは普通、目を開けて食事をするでしょう。

色や形など、食事の様子を目で確認すれば、おいしくいただけます。

もちろん目を開けて食事をするのは基本ですが、たまにはちょっと食事の仕方を工夫してみませんか。

それが「目をつぶりながら食事をしてみる」です。

目をつぶりながら食事をしてみると、そこには新しい世界が待っている

目をつぶりながら食事をしてみると、不思議なことが起こります。

普段より味が際立って感じられるようになるでしょう。

より味が濃く、よりおいしく感じるはずです。

視覚情報を遮断することで、舌の味覚が研ぎ澄まされます。

目をつぶることで味わうことに集中できるため、いつも以上に味わい深く感じられるのです。

おいしいものが、いっそうおいしく感じられます。

普段から食べているものでも、目をつぶりながら食べてみると「こんな味をしていたの?!」と驚くに違いありません。

同じものを食べているのに、違った食べ物を食べているように感じるから不思議です。

おいしくないはずの食べ物がおいしく感じるようになるという奇跡に恵まれるかもしれません。

食事の際「味が薄いな」と思ったら、調味料に手を伸ばすのではなく、目をつぶりましょう。

味が強く感じられ、調味料が不要になるでしょう。

減塩効果につながって高血圧の人に効果的です。

場合によっては食事の量まで抑えられ、ダイエットに効果を発揮することも少なくありません。

目をつぶりながら食事をしてみると、そこには新しい世界が待っているのです。

目をつぶるのは、飲むときにも有効

この方法は、食べるときだけでなく、飲むときにも有効です。

コーヒー、お茶、紅茶、牛乳、オレンジジュース。

目をつぶりながら飲んでみると、いつも以上に味わい深く感じられるでしょう。

ごくごく飲むのではなく、ちびちび飲むのがコツです。

「こんなにおいしかったの!?」と、あまりのおいしさに自分でも驚くはずです。

普通の水でさえも、目をつぶりながら飲んでみると十分おいしいことがわかるはずです。

味がないのに味わい深い。

味はなくても、澄み切ったクリアな感覚を味わえるはずです。

たまには目をつぶりながら食事をしてみましょう。

目をつぶるだけで、あなたの新しい食の世界を体験できるのです。

日々の食事をおいしく食べる方法(16)
  • たまには目をつぶりながら食べてみる。
食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。

日々の食事をおいしく食べる30の方法

  1. 普通に味わうのではない。
    積極的に味わうのだ。
  2. おいしいものを探すより、おいしく食べる方法を身につける。
  3. おいしいからおいしそうに食べるのではない。
    おいしそうに食べるからおいしくなるのだ。
  4. どんなにおいしい食事も、汚れたテーブルでは台無し。
    おいしい食事は、きれいなテーブルがあってこそ楽しめる。
  5. 食事の所要時間をあと1分伸ばそう。
    おいしさを楽しむ時間が1分長くなる。
  6. 食べる前に「おいしそう」と言おう。
    食べているときは「おいしい」と言おう。
    食べ終わったら「おいしかった」と言おう。
  7. おいしく食べるつもりがないなら、食べるな。
  8. ながら食いは控えよう。
    食事中は、食べることに集中するのが一番。
  9. 料理を食べながら、使われている食材をイメージしよう。
    「肉眼」だけでなく「心の目」でも楽しむ。
  10. 相手の食べ残しが気になったときが大切だ。
  11. 新鮮な驚きや発見は、食べ慣れたものにある。
  12. 「いただきます」を言い忘れたら、食事中に言ってもいい。
  13. 「まずいかな」と思いながら食べない。
    「おいしいかな」と思いながら食べよう。
  14. おいしく感じたら、きちんと「おいしい」と言うことが大切。
  15. 嫌なことばかりの1日であっても、夜においしい食事をすれば、幸せに締めくくれる。
  16. たまには目をつぶりながら食事をしてみよう。
  17. 食べ終わった食器を流しに持っていくまでが食事。
  18. 無性に食べたくなったときのカップラーメンは、最高においしい。
  19. 食が細くなって落ち込む必要はない。
    食の質を上げればいいのだ。
  20. 食事をおいしく楽しむコツは、深呼吸。
  21. 同じ食べ物でも、食べ方が変われば味わいも変わる。
    食べ方の数だけ、食の楽しみが増える。
  22. 料理を作るプロがいるなら、料理を食べるプロもいていいはずだ。
  23. 楽しい雑談は、料理をおいしくする魔法の調味料。
  24. きちんと「香り」も楽しんでいますか。
  25. 走るから食べるのではない。
    食べるために走るのだ。
  26. 調味料を加えることが当たり前になっていないか。
    たまには調味料なしで食べてみよう。
  27. 元気が出ない原因は、食事にあるのかもしれない。
  28. おなかがぺこぺこになったら喜ぼう。
    普段よりおいしく感じるチャンス。
  29. おいしい料理を食べたいなら、おいしい料理を作れるようになればいい。
  30. 最後の一口を、気持ちを込めてきちんと味わう。

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