怠けたい気持ちがあるのは悪いことではありません。
怠けたい気持ちは、すべての人にあるもの。
疲れる作業や面倒な仕事があれば、怠けたい気持ちが出てくるのが普通です。
たとえ好きなことであっても、たまには怠けたい気持ちが出てきます。
もともと熱血な人は、最初から心が熱いせいとは限りません。
熱血な人は、自分を鼓舞するのが上手な人でもあります。
自分を鼓舞するのが上手になると、やる気と元気の平均値が上がり、いつも熱血でいられます。
大切なことは「怠けたい気持ちが湧いたとき、どうするか」です。
怠けたい気持ちが湧いても、吹き飛ばせばいい。
怠け心が出てくれば、言葉の力を借りて、自分を戒めましょう。
言葉の力は偉大です。
言葉は、やる気や元気を与える力もあれば、勇気や希望を与える力もあります。
知識や知恵を与える力もあれば、癒したりリラックスさせたりする力もあります。
もちろん怠け心を吹き飛ばす力もあります。
怠けそうになったら、鼓舞する言葉で自分を戒めてください。
「頑張れ、自分!」
「気合を入れていこう!」
「自分に打ち勝て!」
「気持ちを引き締めていこう!」
「まだまだ頑張れる。ここからが本番!」
次第に心が熱くなり、エネルギーが湧いてくるでしょう。
自分にとって気持ちが引き締まる言葉なら何でもかまいません。
周りに人がいなければ、声に出してみましょう。
思うだけでも効果がありますが、声に出すとさらに効果的です。
自分が発した言葉を自分で聞くことになるため、気持ちを引き締める効果が倍増します。
自分に言い聞かせるだけですから、道具は不要。
お金も時間もかかりません。
「怠けそうになったら、鼓舞する言葉を言い聞かせる」という習慣をつけてください。
習慣ですから、パターンとして生活に組み込めばいいだけです。
慣れないうちは忘れることもありますが、簡単に諦めず、根気よく続けていきましょう。
習慣として定着すれば、無意識のうちにできるようになります。
自分を鼓舞するのが習慣になれば、自然と人を励ますこともできるようになります。
自分に対する習慣を、人に対して向けるだけです。
士気の低い人がいたとき「元気を出そうよ」「一緒に頑張ろう!」と、自然体のまま声をかけることができます。
言葉には、無限の可能性が秘められています。
どれだけ言葉の可能性を引き出せるかは、あなた次第。
自分に鼓舞する言葉を言い聞かせるのが習慣になれば、怠け癖は直ったも同然です。