怠け癖を直す基本。
それは「目標を立てること」です。
まず目標を立てましょう。
あなたの仕事には目標がありますか。
すでに目標があるならいいですが、目標がないなら要注意です。
今すぐ目標を立てましょう。
もちろん目標を立てたからといって、すぐ怠け癖が直るとは限りません。
目標を立てたとしても、肝心の行動が伴わなければ、怠け癖は直りません。
しかし、目標を立てることが、怠け癖の改善に効果的なのは間違いありません。
怠け癖のある人には、目標を立てていない状態が多く見られます。
目標がないと、どこに向けて努力して、どこまで頑張ればいいかわかりません。
何をどうしていいかわかりません。
生きる意味を見いだせず、人生の張り合いがなくなってしまいます。
毎日ぼうっとしてしまい、流された生き方になってしまいます。
目標がないと、怠け癖がつくのも当然です。
まず目標を立てましょう。
仕事でも趣味でも何でもかまいません。
立派な目標はもちろんのこと、くだらない目標でもいいのです。
目標を立てることは、目指すべきゴールを定めること。
目指すべきゴールが定まることで「この方向で頑張ればいい」とわかり、無駄な動きが減っていきます。
目標を立てるときは、現実的な範囲で設定しましょう。
張り切って目標を立てるのはいいですが、レベルが高すぎては価値が半減します。
夢物語や非現実な目標は、実現の可能性があまりに低すぎるため、なかなかモチベーションが上がりません。
そもそも完全に不可能な目標もやめておくほうがいいでしょう。
目標のレベルは「真面目にこつこつ頑張れば達成できる」という程度がいいでしょう。
立てた目標は、思うだけで終わらせず、きちんと文字にしましょう。
アナログでもデジタルでもかまいません。
手帳やメモ帳に文字として書き記せば、目に見えるようになります。
文字にすると目に見える形になるので、目標らしくなります。
コピー用紙に目標を書いて、壁に貼ったりデスクマットの下に挟んだりする方法もおすすめです。
毎日見ていると、潜在意識にじわじわ刻み込まれていき、モチベーションが上がりやすくなります。
たとえば、ランニングなら「月に100キロを走る」という目標を立てます。
具体的な数字が伴うことで「目標に向かって頑張ろう!」という気持ちが高まり、頑張る気力が湧いてきます。
営業の仕事なら「1日に100本の電話をかける」「1カ月で最低10件の契約を取る」といった目標はいかがでしょうか。
目標を立てることで「怠けずにきちんと頑張ろう」という気持ちになるでしょう。
人によっては、目標を立てるだけで怠け癖が直ることもあります。
まず目標を立てることから始めましょう。
怠け癖が直るから、目標を立てるのではありません。
目標を立てるから、怠け癖が直るのです。