怠け癖を直すなら、人間関係も大切なポイントです。
あなたの人間関係を振り返ってみてください。
仲のいい人と一緒に過ごすのもいいですが、中には怠けている人と一緒にいませんか。
怠けている人たちが目立つ人間関係なら、注意したほうがいいでしょう。
怠けている人と接していると、怠けたくなるからです。
話も合って一緒にいて楽しい関係かもしれませんが、自分の怠け癖に関係していることが少なくありません。
自分は前向きに頑張りたくても、周りの人間関係が怠ける人ばかりでは、高いモチベーションを保つのは難しいでしょう。
怠ける人には、ネガティブな雰囲気があります。
一緒に接していると、ネガティブな雰囲気に影響されて飲み込まれてしまい、自分までだらしなくなってしまいます。
怠けている人は、やる気を奪う言葉もかけてくることも多いでしょう。
「努力をしても無駄」
「どうせうまくいかないよ」
「そんなことをしても意味がないよ」
「さっさと諦めようよ」
「失敗してしまえ!」
仕事の邪魔をするようなことを言われると、感情が乱れ、集中力がそがれます。
よほど強い志がないかぎり、怠ける人から漂う負の雰囲気に飲み込まれてしまい、自分まで怠けてしまうのです。
できるだけ頑張っている人と接しましょう。
学生時代を思い出してください。
勉強を頑張る人の隣に座ったとき、自然と勉強したくなった経験があるのではないでしょうか。
部活動で練習熱心な先輩といると、自分にも熱気が伝わってきて、やる気が出てきた経験はないでしょうか。
頑張る人の姿には、生き生きした雰囲気が漂っています。
応援されなくても、応援されているような気がします。
頑張る人と接していると、自然と行動意欲をかき立てられます。
また、頑張っている人と一緒にいると、前向きな言葉に触れることも多くなります。
「一緒に頑張ろう」
「きっとうまくいくよ」
「今すぐ取りかかろう」
「もっと楽しもう」
「簡単に諦めないでね」
ポジティブな言葉に触れることができるので、自然と自分までやる気になっていくのです。
もちろん怠けている人を避けるとはいえ、縁を切るわけではありません。
あくまで「距離を置く」という程度で十分。
あからさまに逃げるのではなく、挨拶くらいはきちんとしておくのがマナーです。
仕事の都合で難しい場合もありますが、できるだけ心がけておくことが大切です。
できるだけ怠けている人とは距離を置き、頑張っている人と付き合っていきましょう。