無駄な仕事を抱えすぎていませんか。
怠け癖があるのは、無駄な仕事を抱えすぎているせいかもしれません。
自分が受け持つ仕事を振り返り、次のように問いかけてみてください。
「この仕事は、本当に必要だろうか」と。
普通に仕事をしているつもりでも、いつの間にか無駄な仕事を抱えていることがあります。
無意味な仕事。
ほとんど効果のない仕事。
将来性・投資性のない仕事。
昔からの慣習で続いている仕事もあるでしょう。
軽い気持ちで引き受けた結果、断りにくくなっている仕事もあるかもしれません。
あらためて考えると、必要ない仕事をしていることが少なくありません。
しかし、無駄な仕事は、どれだけ頑張ったところで無駄。
仕事に取りかかる前から、だるくなって体が重くなり、怠けたい気持ちが出てきます。
無駄な仕事を抱えていると「どうしてこんなことをしないといけないの?」という疑問が生じます。
愚痴や不満が出てきて、いらいらしてくるでしょう。
仕事の意義が感じられなければ、なかなかやる気が湧きません。
無駄な仕事に対して使命感を持って頑張るのは難しい。
余計なところで貴重なエネルギーを使うことになるため、本当に大切な仕事に悪影響が出ます。
無駄な仕事を抱えていれば、怠け癖が出るのも当然です。
仕事の無駄を省きましょう。
無意味な作業、無意味な残業、無意味な打ち合わせ。
意味があるなら必要ですが、意味がないなら「無駄な仕事」と認定して、今すぐやめましょう。
「社交」と称した飲み会も、仕事の愚痴と会社の悪口ばかりなら無駄と言えるでしょう。
無駄な仕事を見つけることも大切な仕事です。
昔からの慣習で、だらだら続けている仕事もあるかもしれません。
慣習とはいえ、意味も効果もないなら、潔く省いてみることも必要です。
上司の説得が必要なら、勇気を出して相談を持ちかけてみてください。
「この仕事の有効性には疑問があります」
「これをやめれば、ここが改善され、このくらい向上します」
理由とメリットを提示すれば、上司もうなずきやすくなるでしょう。
頭の固い上司でも、ダメ元で相談を持ちかけてみる価値はあるでしょう。
古いお付き合いで引き受けている仕事もあるかもしれません。
お世話になっている人からのお願いなら期待に応えたくなるでしょう。
断るのは心苦しいかもしれませんが、無駄なことなら、勇気を出して解除を持ちかけてみてください。
無駄な仕事がなくなれば、余ったエネルギーを必要な仕事に回せます。
時間の使い方が効率よくなり、仕事のスピードが速くなります。
上手に集中力を生かせ、仕事の質も高まります。
結果として、生産性の向上につながるのです。
無駄な仕事を省けば、エネルギーの節約だけでなく、時間とお金の節約にもつながります。
仕事の価値が上がれば、怠け癖が出る機会も減っていくのです。