アイデアを出す基本は「単発」です。
「アイデアを1つ出して区切る。また別のアイデアを出しては区切る」
つまり「1つずつアイデアを出す」という状態です。
アイデアを考えるとき、1つずつ単発で出すことが多いのではないでしょうか。
もちろん悪い方法ではありません。
1つずつ丁寧にアイデアを出していけば、頭を整理しながら考えていけます。
ゆっくり落ち着いて考えれば、思考が深くなり、いいアイデアも浮かびやすくなるでしょう。
アイデアを出した分だけ、達成感や満足感も味わえるはずです。
アイデアを出す基本であり、悪い方法ではありません。
しかし、アイデアは量が勝負です。
単発でアイデアを出していく方法では、量をこなすのに時間がかかります。
アイデアは、量をこなさなければ、質も生まれません。
最初は質より量を意識して、アイデアを出していくことが大切です。
ここで心がけたい工夫があります。
アイデアを出すときは「単発」ではなく「連発」を意識しましょう。
余計な休憩や区切りは入れません。
1つずつアイデアを出すのではなく、関連要素を思い浮かべながら、立て続けに考えます。
イメージとしては、拳銃ではなくマシンガンです。
拳銃のように「パンパン」と1発ずつではなく、マシンガンのように「バババ」と連発します。
連発を意識すれば、短時間でアイデアを量産することが可能になります。
「Aの方法を思いついた。それならBやCという方法も考えられるね。ついでにDやEという方法もある」
アイデアからアイデアへつなげるように考えます。
最大限に連想力を働かせば、1つのアイデアから複数のアイデアに膨らませることができるでしょう。
そうすれば、連発を意識すれば、短時間でアイデアを量産できます。
それぞれのアイデアは小さいかもしれませんがいいのです。
もちろん普通のアイデアでも非常識なアイデアでもかまいません。
とにかく連発を意識することで、アイデアを量産できるようになります。
区切らないことが重要です。
あえて区切らないことで、発想の流れを生かすことができ、アイデアが浮かびやすくなります。
どんどん連発でアイデアを出していきましょう。
連発を意識するから、連発を実現できます。
連想ゲームをするイメージで、複数の要素へ波及させていけば、連発でアイデアを出していけるようになります。