執筆者:水口貴博

アイデア発想法の30の名言

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アイデアを出すときは「もったいない」という気持ちを捨てること。

アイデアを出すときは「もったいない」という気持ちを捨てること。 | アイデア発想法の30の名言

アイデア発想をするなら、捨てておきたい気持ちがあります。

それは「もったいない」という気持ちです。

もちろん「もったいない」という気持ちが悪いわけではありません。

「もったいない」という気持ちは、素晴らしい美徳精神です。

無駄を惜しむ気持ちは大切です。

「もったいない」という気持ちがあるからこそ、浪費や無駄遣いを防止でき、節約できたりお金を貯めたりできます。

「無駄なく有効に使う」という意味では、これ以上の精神はないでしょう。

倹約精神の強い人なら、普段から「もったいない」が口癖になっているでしょう。

しかし、アイデア発想では、一時的に「もったいない」という気持ちを捨てておくほうが効果的です。

もったいない気持ちを持っていると、アイデア発想の妨げになるからです。

アイデア発想に必要な道具の定番と言えば、ペンとメモ帳です。

「ペンとメモ帳を買うお金がもったいない」と思って、購入を控えていると、アイデアを書き留められなくなります。

たとえペンとメモ帳があったとしても、もったいない気持ちがあると、メモの取り方が消極的になる。

「できるだけ長持ちさせたい」という気持ちが、メモを書き留める意欲を下げます。

ペンもメモ帳も、勢いよく消耗するくらいになったほうが、気軽に書き留めやすくなります。

アイデア発想には、資料集めで書籍や雑誌を購入することになるでしょう。

図書館で借りることもできますが、一部を切り抜いたりマーカーで線を引いたりするなら、購入する必要があります。

このとき、もったいない精神が働いて、購入をためらっていると、資料を集めることができなくなります。

資料が不足していれば、アイデア発想も頓挫します。

「もったいない」という気持ちを捨てるからこそ、必要な資料を集められ、アイデアを出していけます。

アイデア発想では、デジタル機器を活用するとスムーズです。

デジタルのメモ帳なら、容量に空きがあるかぎり、いくらでも書き込めます。

編集機能や検索機能も、デジタルのほうが圧倒的に便利です。

文章作成ソフト・表計算ソフトなどの便利なソフトウェアの購入にも、お金がかかることがあります。

出費を惜しんで、デジタル機器やソフトウェアを買い控えていると、思うようにアイデア発想ができません。

資料といいツールといい、アイデア発想には、ある程度お金がかかります。

「もったいない」という気持ちを捨てましょう。

無駄なものなら購入を控えるべきですが、必要なものなら、もったいない気持ちを振り切ってでも購入するべきです。

むしろ大胆にお金を使っていくくらいの気持ちになったほうが、アイデア発想もスムーズになります。

アイデア発想法の名言(6)
  • アイデア発想につながるものには「もったいない」という気持ちを捨てて、大胆に購入していく。
アイデアを出すときは「単発」より「連発」を意識しよう。

アイデア発想法の30の名言

  1. 秀逸なアイデアを出せる人が、アイデアパーソンではない。
    継続的にアイデアを出せる人が、本当のアイデアパーソン。
  2. 面白がる癖をつけると、本当に何でも面白くなる。
  3. 視点を変えることは、アイデア発想の基本。
  4. 世の中に、くだらないアイデアは1つもない。
  5. 午前中は、クリエイティブな仕事が最もはかどる時間帯。
  6. アイデアを出すときは「もったいない」という気持ちを捨てること。
  7. アイデアを出すときは「単発」より「連発」を意識しよう。
  8. アイデアを連発するための3つのポイント。
    「ノリ」「勢い」「関連性」。
  9. クリエイティブな環境にいるからこそ、クリエイティブがはかどる。
  10. ポストイットの選び方で、アイデアの成り行きも変わる。
  11. 余白を作ることで、アイデアが出る余裕が出る。
  12. 時間が空いたときに考える姿勢では、アイデア発想はうまくいかない。
  13. 十分な睡眠は、アイデア力に転化する。
  14. 知識には限界がある。
    想像力には限界がない。
  15. 秀逸なアイデアは、平凡なアイデアの集合体。
  16. 夢は、潜在意識からのメッセージ。
    夢を生かすことで、夢も叶いやすくなる。
  17. 結果から逆算すると、思考プロセスをショートカットできる。
  18. アイデアのスランプに陥ったとき、どうするか。
  19. 時間をかけたから、秀逸な発想ができるとは限らない。
    時間をかけてないから、安易な発想しかできないとも限らない。
  20. 自分でも信じられない発想が、秀逸なアイデアになる。
  21. 独創的なアイデアは、頭の中の1人会話から生まれる。
  22. あなたの頭は、アイデアの打ち出の小づち。
    ひねればひねるほど、アイデアが出る。
  23. どんなアイデアも、形にしなければ、意味がない。
  24. インスピレーションを信じない人は、何もひらめかない。
    インスピレーションを信じる人は、秀逸なアイデアをひらめく。
  25. くだらないアイデアを出す勇気があれば、いつか秀逸なアイデアが出る。
  26. 回り道をすることが、アイデア発想の近道になる。
  27. 締め切りが作品を作る。
  28. スピードを意識することが、アイデアパーソンになる条件の1つ。
  29. 不採用になったアイデアとはいえ、過去の財産。
    不採用にしたアイデアは、処分するより、保管する。
  30. すでにあなたは、アイデアを出している。

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